【募集開始!】西海市のヒノキを活かした時間と暮らしを描く「さいかいタイニーハウスデザインコンテスト2025」開催!(事前登録は1月19日まで、応募は1月26日まで)【西海市×YADOKARI】
テーマは「さいかいヒノキと過ごす、ふたつの時間」。海と山の間で生きるまち・西海の風景を思い浮かべながら、あなたならではの「さいかいで過ごす時間」のアイディアを募集いたします。

長崎県西海市(市長:瀬川 光之、以下「西海市」)は、YADOKARI株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい、以下「YADOKARI」)の協力の下、西海市による西海市産のヒノキを活用したまちづくりの一環として「さいかいタイニーハウスデザインコンテスト2025」(以下、本コンテストという)を第三回目として開催いたします。YADOKARIは本コンテストの企画・運営に携わっております。
◎コンテストの概要
"西の海”という名のとおり、日本の西の端にある
西彼杵半島に位置する長崎県西海市。
五島列島まで連なる江島や平島をはじめとする大小の島々、複雑な地形のリアス式海岸や白い砂浜、丘陵起伏が続く地形、 西海国立公園、大村湾県立公園、西彼杵半島県立公園の3つの自然公園を有し、美しく優れた自然景観が自慢です。
今年で3回目となる“西海タイニーハウスデザインコンテスト”は、この土地の風土に根ざした自然素材の「さいかいヒノキ」を活かし、西海市の魅力をより深く体験してもらうことを目指し、「さいかいヒノキと過ごす、ふたつの時間」をテーマに掲げました。
ひとつは、日々の生活をやさしく包み込む〈母屋タイニーハウス〉。もうひとつは、生活する人の日常にそっと余白をもたらす〈離れタイニーハウス〉。
それぞれが独立した“小さな家”として機能しながら、生活の核となる時間と、心を開く時間が行き交う空間を造ることで、このまちで過ごす毎日が一廻りも二廻りも豊かになり、「ここにいたい」と自然に思える風景が生まれていきます。
提出物には「デザイン」に加え、あなたが描く西海での時間を言葉にする「妄想滞在記」を設けました。あなたが考える母屋と離れがこの地にあったとき、人々の過ごし方や感じ方はどのように変わるのか。海と山の間で生きるまち・西海の風景を思い浮かべながら、あなたならではの「さいかいで過ごす時間」のストーリーを綴ってください。
【webサイト】
<過去のコンテストwebサイト>
・さいかいタイニーハウスデザインコンテスト2024
https://yadokari.net/saikai/archive/2024/
・さいかいタイニーハウスデザインコンテスト2023
https://yadokari.net/saikai/archive/2023/
【開催背景】
- 土地の恵みを活かして
西海市は長崎県のほぼ中央の西彼杵半島北部に位置し、市の総土地面積の55%を森林が占め、このうち人工林の94%がヒノキで、この割合は長崎県内1位を誇っております。
この豊かな森林資源である西海市産ヒノキを活用したまちづくりに取り組んでおり、今回、このヒノキをふんだんに使ったタイニーハウスのデザインを募集することにしました。
- 西海市産ヒノキの特徴
ヒノキは表土が薄く、乾燥気味の土地でも生育できる一方、その厳しい環境を背景として、生育が遅く、利用できるまで成長するには時間がかかります。
それゆえに、手入れをしっかりと行うことで、年輪が詰まり木目が細かい、良質な木材となるのです。
また、西海市産ヒノキは、芯材部分の赤みが強く、香りが高いと言われています。
このヒノキをふんだんに使った家は、まるで室内にいても、森の中にいるようなリラックスした空間になる、そんな魅力的なヒノキなのです。
【ポイント】
①応募資格不問!全アイデアを審査
専門的なアイディアから思いつきのアイディアまで、誰でも自由に応募が可能です。
②デザインだけじゃない!妄想滞在記
このタイニーハウスができたら、西海市の観光はこんなに豊かになる!その思いを「妄想滞在記」として綴ってください。
③応募されたアイデアをもとに、タイニーハウスの設計としての活用を検討します。
最優秀賞のアイデアをもとに西海市産タイニーハウスとして市で検討します。
【審査員】
主催者代表
● 西海市 市長|瀬川 光之
<メッセージ>
今年市制施行から満20年を迎えた西海市では、脱炭素社会の実現に向けた取組の一つである、森林資源の活用に関する事業の一環として、令和5年度からタイニーハウスデザインコンテストを開催しております。
本市の豊かな自然や森林の魅力を引き立たせる素敵なデザインの応募をお待ちしております。
審査委員長
● 長崎総合科学大学 名誉教授|宮原 和明
<メッセージ>
里山暮らしは、森、畑、田んぼが、雨によって潤され川の上流から下流に向かって生活の作法がありました。上流から、飲料水、野菜の洗い場、洗濯場 家畜の洗い場が最下流でした。暮らしの作法と森林循環として屋敷林と炭焼き窯も雑木林の成長に合わせた暮らしの風景がありました。
1980年代後半には、化石燃料を主体とする便利な暮らしが、地球環境(温暖化)に大きな負荷をかけていることが認知され、この間、日本の里山や人工林は、伐つて、木材として使い、植えるの森林循環の作法が放置されたままでした。
西海市の雪の浦川流域の山々から虚空蔵山にかけては、ヒノキ林が多く、CO2吸収源として森林再生・循環の視点から西海ヒノキを使ったタイニーハウス暮らしの提案を今回のテーマとします。 今、私たちは生物と環境が織りなす生態系を守ることは、森林による温室効果ガス(CO2)の吸収や気象災害の軽減など、気候変動対策にも直結していることも考えましょう。
●その他の審査員
元長崎県建築士会 女性委員会委員長|三好 智子
タイニーハウス西海モデル開発研究会 会長|谷川 信平
YADOKARI株式会社 代表取締役|さわだ いっせい
◎コンテストの募集要項
西海市のヒノキを活かした、西海市での”ふたつの時間”を多くの人が体感するためのタイニーハウスのアイデアコンテストを行います。皆様からの応募をお待ちしております。
【応募の手順】
本コンテストは事前登録と作品提出を行う必要があります。
下記の登録フォームより事前登録をおこなってください。追って当方より登録番号を返信いたします。返信を持って事前登録完了とします。この登録番号を応募書類に記載し提出してください。
▼登録フォームはこちら
【事前登録期限】
2026年1月19日(月) 17:00まで
上記期限までに登録を済ませてください。
登録がない場合には作品の受付は出来ません。
【作品提出期限】
2026年1月26日(月)17:00まで
作品提出には事前登録で発行される、登録番号が必要です。
必ず応募登録後に作品提出をおこなってください。
【参加費】
無料
【各賞】
▼最優秀賞(1点)
・賞金10万円
・西海市特産品詰め合わせ(1万円相当)
・記念品
▼奨励賞(1点)
・賞金3万円
・西海市特産品詰め合わせ(5千円相当)
・記念品
▼佳作賞(3点)
・記念品
▼学生賞(1点)
・記念品
▼妄想滞在記賞(1点)
・記念品
▼タイニーハウス西海モデル開発研究会賞(1点)
・アウトドア系グッズ(1万円相当)
・記念品
▼YADOKARI賞(1点)
・YADOKARI VILLAGE ご招待(1泊)
YADOKARIが運営する滞在施設「YADOKARI VILLAGE 北軽井沢」へ、1泊ご招待いたします。
※宿泊時期は、指定の期間内でのご案内となります。
※現地までの交通費は含みません。
・記念品
【提出物】
<用紙サイズ>
A3サイズ(横)
<レイアウト>
記載は片面のみ、登録番号は用紙右下に1文字1cmを標準として記載してください。
その他は指定はありません。
<提出様式>
※作品データは、おおむね10MB以下に画質を落としてご提出ください。
<提出方法>
メール
※事前登録後、提出先のメールアドレスをご案内します。
【記載内容】
<必須>
①登録番号
②選択した建屋タイプの番号(A or B)
- A 母屋タイニーハウス
- B 離れタイニーハウス
③提案タイトル
④コンセプト(文字制限はありません)
⑤妄想滞在記(400文字以内)
<任意>
平面、断面、立面図、パース、ドローイング、CG、模型写真等のデザイン意図を伝えるもの
※上記の平面、断面、立面図、パース、ドローイング、CG、模型写真等の表現手法はデザインアイデアを伝えるための手法の一例です。必須項目ではありません。絵やご自身で撮影した写真を使った作品でも構いません。
<注意>
※1提出につき、1作品といたします。
※作品は西海市にて展示させていただく可能性がございます。
【提案要件】
下記を盛り込んだ提案としてください。
【建屋カテゴリについて】
下記の2つから1つをお選びください。
①母屋タイニーハウス
②離れタイニーハウス
【使われ方】
<「A.「母屋タイニーハウス」の使われ方>
日々の生活を営むための“小さな家”として使われます。料理、休息、身支度など、日常の核となる行為を受け止め、暮らしの基盤として機能します。西海市で暮らす人にとっての生活の場として、また移住や滞在者にとっての“暮らしを試す家”としても利用できます。
<「B.「離れタイニーハウス」の使われ方>
仕事、趣味、気分転換、来客対応など、暮らしの中に余白をつくる“小さな家”として使われます。静かにこもれる場所、創作する場所、人とつながる場所など、多様な目的に応じて活用できる空間です。日常の外側にある“ひらけた時間”を育む家として機能します。
※生活・仕事・休息など、その人の暮らし方に応じて自由に使えるよう、滞在日数の決まりは設けていません。
【建坪、設備について】
<全体>
①「タイニーハウス西海モデル」の定義にそって、提案をしてください。
「タイニーハウス西海モデル」の定義
・西海市産ヒノキの木材使用量50%以上
・建築面積30㎡以下
・大型のヒノキ製ウッドデッキを備える(建築面積に含まれません)
②西海市産「ヒノキ材」の特徴を五感で感じられる提案としてください。
ヒノキの特徴については、こちらをご覧ください。
https:/yadokari.net/saikai/#hinoki
<「A.母屋タイニーハウス」のみ>
・「暮らし」ができる施設として、トイレ、簡単な炊事ができる水廻り、入浴(シャワーも含む)ができる設備を設置してください。大きさ等の指定はありません。
<「B.離れタイニーハウス」のみ>
離れは、暮らしの基盤となる機能(調理・水回り・睡眠など)を母屋でまかなう前提としています。
※ここでいう母屋は「A.母屋タイニーハウス」を指すものではなく、特に指定のない“暮らしの拠点”として自由にイメージいただける母屋です。
そのうえで、用途に応じて自由に設備を構成してください。
【素材について】
西海市の特産品である木材(ヒノキ)をふんだんに使った提案としてください。
ヒノキの特徴についてはこちらをご覧ください。
https://yadokari.net/saikai/#hinoki
【参加資格】
年齢・資格・経験等は問いません。
アイディアを持った人であれば誰でも参加可能です!
【結果発表】
2026年3月初旬の発表を予定しております。
入選者のみ、こちらのホームページにて発表いたします。
【著作権等】
応募作品のHPや刊行物への掲載および作品展示に関する権利は主催者が保有し、入賞作品や氏名などを発表できるものとします。
詳細は、規約をご覧ください。
※応募規約:https://yadokari.net/saikai/kiyaku/
【主催】
西海市
【企画・運営】
YADOKARI株式会社

■ YADOKARIについて

◾️メッセージ
YADOKARIは、2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、暮らしを根本から問い直す活動を始めました。この活動において、「お金・場所・時間に縛られない自由な生き方の実現」をテーマに、ミニマリズムや多拠点居住、シェアリング、そしてコミュニティや人との繋がりを重視した新しいライフスタイルを提案し、その思想や価値観の象徴として「タイニーハウス」の普及に力を注いできました。特に移動式タイニーハウスの製造・販売・プロデュースを通じて、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。
◾️会社概要
事業性・社会性・哲学性を共存させ、ビジョン「世界を変える、暮らしを創る」の実現を目指す「YADOKARI」。可動産・トレーラーハウスの企画・販売・製造・リユースマッチング、可動産を活用したホテルの開発・運営を行うリーディングカンパニーです。
遊休地活用や地方創生、災害支援、コミュニティ形成など、社会課題の解決にも取り組みながら、「YADOKARI VILLAGE 北軽井沢」、タイニーハウスの購入・情報サイト「YADOKARI.net」、中古トレーラーハウス売買サイト「TRAILER HOUSE SECOND HAND」の企画・運営等、多角的に事業を展開しています。
著書に『ニッポンの新しい小屋暮らし』(光文社)、『アイム・ミニマリスト』(三栄書房)、『未来住まい方会議』(三輪舎)、『月極本』などがあり、これらは日本のみならず、中国や韓国などアジア圏でも多数出版されています。
会社名:YADOKARI株式会社
代表者:代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい
設立日:2013年11月1日
所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区星川1-1-1 星天qlay
事業内容:可動産エリアイノベーション事業
・可動産の企画・販売・製造・リユース
・可動産ビレッジの開発プロデュース・オペレーション
会社サイト:https://yadokari.company/
ウェブメディア:https://yadokari.net/
公式 Instagram:https://www.instagram.com/yadokari_mobi/
公式 Facebook : https://www.facebook.com/yadokari.mobi/
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