プラットフォーム構築の知識と育むべき人材を解説! 京都大学発「プラットフォーム学」発売
国内企業の利活⽤事例、340 社以上の取材をもとに⽇本の課題と展望を分析
■京都大学発の新しい学問体系「プラットフォーム学」をまとめた一冊
本書は、京都大学のプラットフォーム学卓越大学院プログラムで進められている新しい学問体系「プラットフォーム学」のカリキュラムとともに、プラットフォームに求められる基盤技術、応用技術を紹介。国内企業のプラットフォーム利活用事例や340社以上の取材、同プログラム修了生・履修生の取り組み例を通して、プラットフォームの構築に必要な知識が得られるだけでなく、日本におけるプラットフォームの課題と展望がわかる一冊となっています。
■国内・主要プラットフォームを図解。プラットフォーム構築に必要な知識、人材がわかる!
「プラットフォーム学」を扱う世界初の大学院、京都大学プラットフォーム学卓越大学院ではどのように授業をつくり、プラットフォーム構築者を育てているのか。プラットフォームに必要な要素は何か。京都大学総長や教授、プラットフォーム提供企業を取材。
■約9割の企業がプラットフォームに関心
独自のアンケートを実施した結果、約9割の企業がプラットフォームに関心があった。デジタル技術が日常生活や仕事の現場で不可欠になっている今、プラットフォームの共存・協調、意識の広がりなどについて考察しています。
■目次
湊長博 京都大学総長インタビュー
「世の中を良くする」という高い志で切り拓く 京都大学ならではの「プラットフォーム学」
第1章 プラットフォーム学とは何か
1-1 私たちが研究に取り組むプラットフォームとは?
1-2 プラットフォーム学のツールとアプリケーション
1-3 プラットフォーム学のフィロソフィー
1-4 プラットフォームの進化
1-5 プラットフォーム学の取り組むべき課題
第2章 プラットフォームの要素技術
2-1 サイバーフィジカルなプラットフォームの構成要素とは?
2-2 プラットフォームを構築する基盤技術
①機械学習とプラットフォーム
②数理工学とプラットフォーム
③情報通信システムとプラットフォーム
2-3 プラットフォームの応用に役立つ技術
①AIで視る
②音声対話とプラットフォーム
第3章 プラットフォーム利活用の現状
3-1 プラットフォーム領域図(全体)
3-2 基盤領域(情報通信分野)のプラットフォーム地図
情報通信分野におけるプラットフォーム利活用事例①KDDI株式会社
情報通信分野におけるプラットフォーム利活用事例②クラスター株式会社
3-3 農・林・水産分野のプラットフォーム地図
農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例①ヤンマーアグリ株式会社
農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例②株式会社クボタ
農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例③オプティム株式会社
農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例④株式会社東京チェンソーズ
農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例⑤古野電気株式会社
3-4 厚生・労働分野のプラットフォーム地図
厚生・労働分野におけるプラットフォーム利活用事例①メロディ・インターナショナル株式会社
厚生・労働分野におけるプラットフォーム利活用事例②株式会社Zene
3-5 経済・産業分野のプラットフォーム地図
経済・産業分野におけるプラットフォーム利活用事例①日本アイ・ビー・エム株式会社
経済・産業分野におけるプラットフォーム利活用事例②株式会社エイアイキューブ
3-6 プラットフォーム領域図の構造
多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例①株式会社ウェザーニューズ
多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例②株式会社JTB
多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例③東映株式会社
プラットフォーム学の講義から:ゼットラボに学ぶプラットフォームのつくり方
第4章 プラットフォームに求められていること
4-1 約340社取材から見えたプラットフォーム化への課題
4-2 企業が次世代プラットフォーム普及に感じている課題
①株式会社ABEJA
②楽天グループ株式会社
③東芝デジタルソリューションズ株式会社
④コニカミノルタ株式会社
⑤株式会社リコー
⑥サイボウズ株式会社
⑦MODE,inc.
⑧株式会社紀伊國屋書店
⑨デロイト トーマツ グループ
⑩株式会社クラッセキャピタルパートナーズ
⑪株式会社アクセストレードセンター
現在から未来へ:有識者と履修生の対話を通じて、プラットフォームを考える
第5章 プラットフォーム学の展望
5-1 プラットフォーム学卓越大学院の概要
プラットフォーム学修了生に聞く:プラットフォーム学で得たもの、プラットフォーム学を通じて考えたこと
5-2 日本発プラットフォームの可能性
プラットフォーム学対談:日本におけるプラットフォームの未来/原田博司(京都大学プラットフォーム学卓越大学院プログラムコーディネーター、京都大学大学院情報学研究科情報学専攻教授)、福田 正(株式会社角川アスキー総合研究所取締役ファウンダー、一般財団法人UPDATE EARTH理事長)
Appendix
・プラットフォーム学履修生の研究紹介(未来をつくる人たち)
・プラットフォーム学講義/連続セミナー
・プラットフォーム学関連年表
プラットフォーム学
編:原田博司(京都大学プラットフォーム学卓越大学院プログラムコーディネーター、京都大学大学院情報学研究科情報学専攻教授)
発行:株式会社角川アスキー総合研究所
発売:株式会社KADOKAWA
発売日:2024年6月27日
ISBN:978-4-04-911141-5
定価:3,500円(税込3,850円)
サイズ:A4、192ページ
株式会社角川アスキー総合研究所について
角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培った知見を活かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広く事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、お客様の課題解決に取り組みます。
公式サイト:https://www.lab-kadokawa.com/
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