日本盲導犬協会、日本介助犬協会、シャイン・オン・キッズで初の合同シンポジウムを開催
医療専門職のための動物介在療法に関するシンポジウム
公益財団法人日本盲導犬協会(神奈川県横浜市、理事長:金髙 雅仁 https://www.moudouken.net/ )、社会福祉法人日本介助犬協会 (神奈川県横浜市、理事長:高柳 友子 https://s-dog.jp/ )、認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ(東京都中央区:理事長キンバリ・フォーサイス https://ja.sokids.org/ )は、医療専門職のための動物介在療法に関するシンポジウムを合同で開催します。

医療現場における動物介在療法を実践している医療従事者が集い、安全で持続可能な運用体制について事例を分かち合いながら課題を整理します。動物介在療法、特に補助犬レベルの犬と医療従事者のハンドラーによる専門性の高い事業を導入するには、患者の安全確保、動物福祉の徹底、医療従事者主導という3原則が必須であることをお伝えします。
10年以上の運用実績を持つ医療機関の事例を通じて、育成事業者と医療従事者が丁寧に連携してきたプロセスを具体的にご紹介し、これらの原則を医療界のスタンダードとして確立していくための議論を深めます。
医師・看護師をはじめとする医療従事者、病院管理者・経営層など、さまざまな立場の方のご参加をお待ちしております。患者さんと動物双方にとってより良い動物介在療法の普及に繋がることを願っています。
日時:2026年1月18日(日)13:30 ~ 17:30
会場:国立成育医療研究センター 1階講堂
(オンライン同時配信によるハイブリッド開催)
対象:医療従事者、病院関係者の方
参加費:3,000円
申込:https://aats2025.peatix.com
申込期間: 2025年10月24日(金)~2025年12月21日(日)
プログラム
第1部:基調講演・概論(13:30 〜 14:45)
◾️開会挨拶
キンバリ・フォーサイス(シャイン・オン・キッズ 理事長)
五十嵐 隆(国立成育医療研究センター 理事長、日本小児総合医療施設協議会 理事長・医師)
◾️基調講演
山本 真理子(帝京科学大学 生命環境学部 准教授)
高柳 友子(日本介助犬協会 理事長・医師)
◾️実践報告
坂東 由紀(北里大学 名誉教授・北里大学メディカルセンター 元病院長・医師)
森田 優子(シャイン・オン・キッズ ハンドラーリーダー・看護師)
長江 千愛(聖マリアンナ医科大学病院 小児科 准教授・医師)
第2部:パネルディスカッション(15:00 〜 16:10)
テーマ「医療従事者が主導する持続可能な動物介在療法導入」
【座長】
西村 亮平(東京大学 名誉教授・獣医師)
高柳 友子(前出)
【パネリスト】
森田 優子(前出)
余谷 暢之(国立成育医療研究センター 総合診療部緩和ケア科 診療部長・医師)
長江 千愛(前出)
水上 言(日本介助犬協会 ゼネラルマネージャー・常務理事)
饗庭 尚子(北里大学メディカルセンター コーディネーター)
第3部:質疑応答・まとめ(16:10 〜 16:40)
◾️質疑応答・フロアディスカッション(20分)
◾️振り返り 登壇者調整中
◾️閉会挨拶 笠原 群生(国立成育医療研究センター 院長・医師)
懇親会(16:40 〜 17:30)
参加費無料
3団体それぞれの犬が会場に登場します
*参加する犬は、当日の体調等によって決定します



【共催】
公益財団法人 日本盲導犬協会
社会福祉法人 日本介助犬協会
特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ
【特別協力】
一般社団法人 日本小児総合医療施設協議会
【特別後援】
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
【後援】
学校法人北里研究所 北里大学メディカルセンター
学校法人聖マリアンナ医科大学 聖マリアンナ医科大学病院
地方独立行政法人静岡県立病院機構
地方独立行政法人神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センター
地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立小児総合医療センター
【協力】
一般社団法人 日本身体障害者補助犬学会
特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター
◆公益財団法人 日本盲導犬協会とは
年間に30頭以上の盲導犬を育成する日本で最大規模の補助犬育成団体。盲導犬育成・普及事業の他に視覚障害リハビリテーション事業全般を行っている。また医療従事者へ盲導犬の理解を広げるための事業の一環としてAAA・AAT事業も実施。AAT事業は2012年から北里大学メディカルセンターにて開始し、2015年には同センターと事業協定を締結。いままでに5頭の盲導犬訓練犬がキャリアチェンジしメディカルドックとして活躍。病院主体のAAT活動をサポートしている。 https://www.moudouken.net/
◆社会福祉法人 日本介助犬協会とは
愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点があり、全国規模で介助犬の育成普及活動を行っている。また、犬たちの個性を活かした活動にも注力しており、人と犬をつなぐ「Dog Intervention®(犬による介入)」として、動物介在活動・動物介在療法、虐待や性被害を受けた子ども達に寄り添う付添犬の派遣、発達障がいや知的障がいなど様々な障がいを抱える方のご家族へ犬を譲渡する「With Youプロジェクト」などの取り組みも行っている。 https://s-dog.jp/
◆認定 特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズとは
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、シャイン・オン!コミュニティ(小児がん経験者の社会貢献活動サポートやキャリア支援)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)などを運営。2006年設立、2025年10月現在全国34病院にて活動中。 http://sokids.org/ja/
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