OBC、マルチバンクに対応した高セキュリティなバンキングクラウドサービス『OFFICE BANKクラウド』を5月9日発売
ISDN回線終了後の金融機関との取引業務を支援
■背景と提供価値
ISDN回線(INSネットディジタル通信モード)が2024年1月に終了することに伴い、ISDN回線を利用したバンキングシステムが利用できなくなります。これにより、ISDN回線を利用して金融機関との取引業務を行っている企業は、後継サービスへの移行が急務となっています。
OBCは、「VALUX※1」に対応したバンキングクラウドサービス『OFFICE BANKクラウド』を提供することで、企業におけるISDN回線を利用したバンキングシステムからの移行を支援し、複数の金融機関との取引業務の効率化を実現します。
「VALUX」に対応することで、電子証明書による端末認証とトランザクション認証が可能になり、安全性の高いセキュリティ通信を実現できます。また、マルチバンク対応により金融機関ごとにログインすることなく、同一画面・同一操作で複数の金融機関とやりとりができるようになります。
さらに、業務クラウドシステム『奉行クラウド』とシームレスにデータ連携することで、業務データを活用して振込業務や仕訳作成業務※2を自動化できるようになり、バックオフィス業務全体のDXも加速させます。
※1 VALUXは株式会社NTTデータが提供するサービスです
※2 仕訳作成業務の自動化は対応予定です
■『OFFICE BANKクラウド』6つの特長
『OFFICE BANKクラウド』が提供する「6つの特長」によって、金融機関との取引業務を効率的かつ安全に行えるようになります。
特長1:マルチバンク対応
一度のログイン作業で複数の金融機関の口座から振込が行えます。口座ごとの残高や入出金明細の確認も一画面で行えるため、振込業務・確認作業の手間と負担を大幅に削減できます。
▼『OFFICE BANKクラウド』の接続可能な金融機関はこちら
https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/eb-cloud
特長2:高いセキュリティ
高いセキュリティ環境での振込を実現できる「VALUX」を採用しています。一意の電子証明書による端末認証に加え、二次元コードを用いたトランザクション認証により、悪意のある第三者のなりすましや不正送金を防止できます。
特長3:業務データを安全に保管
大切な業務データは世界トップレベルのセキュリティを誇るMicrosoft Azureで安全に保管します。業務データは常に自動でバックアップし、安全な環境に保管されるため、安心して業務を行うことができます。
特長4:プログラムメンテナンスが不要に
プログラムの自動更新により、最新の環境で業務を行えます。銀行支店辞書や市町村辞書を更新するためのアップデート作業は不要です。
特長5:職務分掌・けん制機能を搭載
担当者ごとの細やかな権限設定や管理者による振込情報の確定といった、職務分掌・けん制機能により、振込業務の属人化を解消できます。担当者ごとの業務や責任を明確化することで不正利用を防止してガバナンス体制を強化でき、安全な業務環境で振込を行えます。
特長6:基幹業務システムと手間なく連携
FBデータの受入・作成により、基幹業務システムの業務データと手間なく連携できるため、振込データの手入力が不要になります。さらに、『奉行クラウド』であればシームレスな連携が可能なため、連携のためのデータ受入・作成作業もなくなり、振込業務の精度と生産性を向上します。
▼『OFFICE BANKクラウド』の詳細はこちら
https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/eb-cloud
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