【新潟県三条市 グッドデザイン賞 2件受賞】
複合交流拠点「三-Me.(ミー)」の取組が2023年度グッドデザイン賞を受賞
当市の「地域の取り組み・活動」部門でのグッドデザイン賞受賞は、地方創生型ワークプレイス「JRE Local Hub燕三条」の取組とあわせて初めてです。
受賞内容
複合交流拠点「三-Me.(ミー)」における空き家を活用した移住支援及び新規創業の支援拠点づくり並びにその活動
評価された点(審査委員の評価原文)
「暮らし方・働き方のかたちが多様化している中で、まずはその地域を知る、試しに住んでみる、試しに小商を始めてみる、本格的に暮らしてみる、といった移住のステップを丁寧に分解したプログラムが空間とプログラムに落とし込まれている。そしてヒト・コト・情報(空き家)が集まるハブとしての機能を持つことで、本格的な移住や新規創業への足がかりにもなっていく。移住・空き家活用・新規創業といった、これまでバラバラで行われていた要素を統合し実践しているこの取り組みは、全国のエリア再生や空き家活用のヒントとなり得るであろう。」
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として暮らしの質の向上を図るとともに、
社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
当市では、2016年の「一般・公共向けの取り組み」部門において、まちなか交流広場「ステージえんがわ」が受賞しています。
複合交流拠点「三-Me(ミー)」の取組
三-Me.は商店街の空き家を活用した複合交流拠点で、シェアテナント、お試し移住の宿、移住者(家守)の住宅を組み合わせた機能を持ち、市と連携を図りながら中心市街地の活性化や移住、空き家対策などの施策の取組を行っています。
1階のシェアテナントでは、今後空き家への出店が期待される創業希望者の小規模出店の場を提供し、テナント間の相互送客を促しています。2階の宿や3階の住宅では、移住検討者と地域住民が良い関係を築けるよう家守を介し人をつなげる支援を行っています。
拠点に関わる主体が、互いに自分(Me)らしさを追求し、空き家、出店、移住の課題に向き合い、交流・定住人口の創出と地域の活性化に取り組んでいます。 ホームページ https://sanjo-me.com/
【施設概要】
(名称)
複合交流拠点「三-Me.」
(所在地)
新潟県三条市神明町5-3
(用途)
1F シェアテナント・シェアキッチン
2F お試し移住の宿
3F 移住者の住宅
デザインのポイント
1 商店街の空き家に、シェアテナント・宿泊機能・移住者住宅を組み合わせ新たな交流とにぎわいの空間を創出
2 多様な出店・賃料形態による事業支援、相談窓口・宿泊機能・移住者との交流による移住支援を行えること
3 三-Me.をハブとして、新規事業者や移住者を誘致し、顕在化した空き家の活用につなげていくこと
一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト(代表理事 齊藤 巧)
燕三条エリアの総合的な空き家課題解決のため2022年10月に設立され、空き家の活用・流通促進、中心市街地活性化、移住促進等に取り組んでいます。
空き家対策を一緒に進めまちを盛り上げる”地域おこし協力隊”を募集中
まちづくり、空き家・古民家に興味がある・学びたい方、燕三条地域に興味がある方、イベントや場の創出を通じたコミュニティ運営に興味のある方、自分の能力を活かして空き家、まちづくりに貢献したい方を若干名募集しています。詳しくはお問合せください。
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一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト 採用担当
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