【SOCIALSQUARE内郷、上荒川】 福島県立四倉高等学校で出張授業を実施しました!
生徒一人ひとりの“伝える力”を育むコミュニケーション授業を実施
2025年10月3日 場所|福島県立四倉高等学校

ソーシャルスクエア内郷店(運営:NPO法人ソーシャルデザインワークス 代表理事:北山剛)では2025年10月3日、福島県立四倉高等学校の1年1組の皆さんを対象に、出張授業を行いました。当日は、ソーシャルスクエア内郷から1名、上荒川から3名のクルーが講師として出向しました。
今回のテーマは「よりよいコミュニケーションについて」。
実施にあたり、校長先生、養護教諭の先生、担任の先生より現場の状況や課題をご共有いただき、生徒の皆さんにも事前アンケートに協力していただきました。これらを踏まえ、授業構成を検討しました。
授業では「アサーション(自分も相手も大切にする伝え方)」を中心に、
アイスブレイク → コミュニケーション診断 → ロールプレイ → グループワークという流れで、楽しみながら学べる実践的な内容を取り入れました。
アイスブレイクでは「脳内メーカー」を使用し、教室内に自然な交流と笑顔が生まれました。生徒の皆さんからは「楽しかった」との声が多く上がりました。
続いて、自身のコミュニケーションタイプを知る診断テストを行い、ロールプレイでは各タイプの“伝え方の違い”を演じてもらいました。伝え方が変わると、相手の受け取り方も変わるという気づきを体感していただく時間になりました。
グループワークでは、
「授業中に話しかけてくる友達がいる」
「テスト前に勉強したいが、遊びに誘われた」
など、身近な場面を題材に、自分も相手も尊重するアサーティブな伝え方を考えていただきました。
視覚的に理解しやすいようスライドを用い、授業後も振り返りしやすいよう掲示可能なワークシートも作成しました。
授業後には、「いろいろな伝え方があることを知った」「人それぞれ考え方が違うと分かった」といった感想をいただき、参加したクルーも大きな手応えを感じました。
今回の授業が、生徒の皆さんにとって“自分らしいコミュニケーション”を考えるきっかけとなれば幸いです。
ソーシャルスクエアでは今後も地域の教育機関との連携を大切にし、生徒の皆さんの学びや成長につながる取り組みを続けてまいります。
ソーシャルスクエア内郷店について

ソーシャルスクエア内郷店は、1号店として2014年10月にオープンしました。地域の方々と関わりながら、いわきの障害福祉を変えていく活動を行っています。生きにくさを抱える、あらゆる方々へオーダーメイドの支援と3つの福祉サービス「就労移行支援」「自立訓練(生活訓練)」「就労定着支援」をご提供いたします。
NPO法人ソーシャルデザインワークスについて
私たちは、仲間同士が感謝しあい、お互いの幸せを追い求め、協力しあう風土と、多様な考え、様々な生き方や働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していくチームであり続けます。その中で、20年後の未来・社会に向けて、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動をしていきます。
私たちが全国の拠点で諦めずに行動していくことが地域の人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさに繋がるような諦めない一歩を踏み出せる社会を創っていきます。
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