北陸地方初、バスで「Visaのタッチ決済」導入。
2021年3月20日よりサービス利用開始いたします。
Visaのタッチ決済による公共交通機関での利用は、海外では広く普及しており、国内では2020年7月以降公共交通機関への導入が始まりました。さらに、新しい生活様式のなかでも、キャッシュレス、とりわけ「非接触決済」に関する消費者の意識が高まっており、今回のVisaのタッチ決済導入により、今後さらなる普及が期待されます。京福バスのVisaのタッチ決済の導入は、京福バスとして初のキャッシュレスでの運賃支払いの取り組みとなります。券売機で切符の購入をする手間がなく、日常でお使いのタッチ決済対応のカードやスマートフォン等を端末にかざすだけで、非接触でそのまま利用いただけるため、スピーディに乗降が可能となります。これにより国内旅行及びインバウンドのお客様は、日ごろ使い慣れたVisaカードで直接バス車内の料金決済ができるようになり、ポストコロナを見据えた受け入れ基盤の整備を強化します。なお今回、本事業は国土交通省の交通サービスインバウンド対応支援事業、福井県の地域公共交通利用環境整備支援事業において、キャッシュレス決済に対する補助金の採択を受けています。
また、キャッシュレス決済のVisaのタッチ決済導入キャンペーンとして、3月20日から6月30日の期間中、所定の回数による乗車割引キャンペーンを実施いたします(下記キャンペーンの詳細をご確認ください)。
1. 詳細
本サービスは、京福バスの3種のバスサービスにおいて、ご利用時の区間運賃を乗車口付近に設置されたリーダーにVisaのタッチ決済対応のカードやスマートフォン等をかざすだけでご利用が可能です。
・サービス開始時期:2021年3月20日
・対象となるバスサービス
①永平寺ライナー
②福井小松空港線
③一乗谷朝倉特急バス
・ご利用方法
乗車時と降車時に、乗車口付近に設置されたリーダーにタッチ決済対応のカードやスマートフォン等をかざします。運賃は降車時に自動で計算され精算・支払いとなります。
2.キャンペーンの詳細(実施主体:京福バス)
・対象期間:2021年3月20日~6月30日
・対象路線:福井小松空港線
・対象者 :対象期間中の3ヶ月内に4回以上Visaのタッチ決済によりご乗車したお客様
・割引内容:Visaのタッチ決済で4回お支払いするごと(4回目、8回目、12回目…以下同様)に、4回目の運賃から600円(小人は300円)を割引
大人 1400円→800円 (600円割引)
小人 700円→400円 (300円割引)
・その他 :
-Visaのタッチ決済による割引対象回数のカウントは、同一のカードを利用の場合に限ります。
-1枚のカードで複数人の利用をまとめてお支払いできますが、大人と小人の乗車回数は、それぞれ個別でカウントします。
3.各社の役割
- 京福バス株式会社:サービスの企画、設計
- QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済および認証に関する、SaaS型プラットフォームの提供
- 株式会社北國銀行:Visaのタッチ決済のプロモーション
- 株式会社北国クレジットサービス:Visaのタッチ決済導入支援
- ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供
4.Visaのタッチ決済について
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。利用者が対応のリーダーにタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や
スマートフォンをかざすだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※¹)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。既に全世界では、Visaの対面取引の43%がタッチ決済で行われています(※²)。(2020年9月末時点)
現在、既にロンドンやシンガポール、ニューヨーク等の公共交通機関でVisaのタッチ決済が利用可能です。さらに、世界約500の公共交通機関における導入プロジェクトが進行中であり、今後も急速に増加していく見込みです。また、ロンドンやシンガポールでは100を超える国や地域の非接触カードが使われた実績があり、インバウンド観光客にとってストレスがない移動を提供しています。
日本では、Visaのタッチ決済対応カードの発行は、2020年9月末時点で3,230万枚(※³)を超え、ご利用いただける店舗もスーパーやコンビニエンスストア、ファストフードレストラン等をはじめ急速に拡大しており、利用者の利便性ならびに加盟店でのオペレーションの向上に貢献しています。
※¹ 一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
※² VisaNet
※³ Visaの取引先金融機関・発行会社からの報告による実績です。
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