Skyland Ventures、Web3領域中心に投資する新ファンド総額50億円規模にて組成完了 -SBIグループが出資者として参画・Taiko, KEKKAI, Desoulなどへ新たに出資
- SV4号ファンドについて
当ファンドは、これまでの既存のインターネット・デジタル領域(Web2)に加え、Web3を中心テーマに据え、トークンエコノミーの未来をつくる国内外のWeb3スタートアップへ投資します。また、Generative AI分野やメタバースなど新しいデジタルエコノミーの発展に寄与する分野に関してはWeb2・Web3問わず積極的に投資を行って参ります。
SV4号ファンドの主な投資先は
・Web3:ナナメウエ(ソーシャルサービス)、ムラサキ(ゲームスタジオCyberstella運営)、KEKKAI(NFTのセキュリティサービス)、あるやうむ(ふるさと納税NFT)、TAIKO(イーサリアムと完全互換性のあるZK Rollupsソリューション)、Wallchain(MEVソリューション)、CoolConnect(NFTコレクション、Cool Girl NFT運営)など。
・Web2:エイジレス(シニアエンジニアの人材マッチング領域)、LUCO(ライブ配信のデザインツール スコラボの運営)など。
- 新たな出資者の参加
SBIグループは、海外ではRippleやR3への投資・日本展開支援や日本国内においては複数の暗号資産取引所を傘下に持ちSBINFTやHashHubのグループ化などブロックチェーン・Web3領域に最も積極的な企業グループです。
- SVの新たなWeb3投資先
Company・社名 | Summary・概要 |
Taiko | Ethereum及びEVMと同等を目指す ZK-Rollupであり、 Ethereum Layer-2 スケーリング ソリューションとなります。 type1 zkEVM形式(Ethereumのプログラミングコードをいかなる部分も 変更する必要がない形式)にてゼロ知識証明の生成を容易にし、 すべてのEthereumネイティブアプリケーションと完全に互換性を持ち、 セキュリティとスケーリングをサポートします。 https://taiko.xyz/ |
KEKKAI |
NFTとFT詐欺、盗難防止ツール(ブラウザ拡張機能)です。 Metamaskなどのウォレットがトランザクションを実行する前に、 KEKKAIがシステム内で取引をシミュレートし、危険な操作や コントラクトが検出された時には警告が表示されます。 NFTの購入において、資産の盗難や詐欺被害において 2022年の被害総額は4900億円超(2021年比で約3倍)であり、 NFTの発展のための課題になっており、それらを解決する ソリューションです。 |
Desoul |
Soulbound token(SBT)とは、 SBTはブロックチェーン技術をより多くのアプリケーションに提供し、 トラストコストを削減することで、既存システムの効率を大幅に改善できる 可能性を持ち、SBT開発・管理のワンストッププラットフォームの構築を 目指しています。 |
Wallchain |
MEV(Miner Extractable Value)のソリューションを主に DeFIサービスに提供し、悪意のあるボットを排除することを目的として WallchainのプロダクトによりDeFiの収益を大幅に向上させるとともに、 ユーザーへのキャッシュバックの提供が可能になります。 |
SVでは、これまでBNB Chain European Innovation Incubatorに日系VC初のパートナー企業として参加し、参加スタートアップへ投資を行うなどWeb3分野の国内・海外のコミュニティと接続を行って参りましたが、Web3エンジニアのコミュニティCRYPTO LANDを軸に引き続き国内外のVC投資活動を行って参ります。
- 出資者からのコメント
左よりSBIホールディングス髙村氏・SV木下・SBIホールディングス北尾氏・SV中村
SBIホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長 北尾 吉孝
SBIグループはこれまでANYCOLORやクラスターなどへの共同投資を通じて、Skyland Venturesとコラボレーションしてきました。今回、若手起業家によるシードVCとして新しいデジタル領域を開拓する彼らが新たに組成した、Web3領域を中心に投資を行うSkyland Ventures 4号ファンドに出資者として参加しました。これからの未来を担う若手起業家がトークンエコノミーやデジタルエコノミーを作っていくことを期待しています。
SBIホールディングス株式会社 代表取締役副社長(COO) 髙村 正人
Skyland Ventures 4号ファンドは、Web3分野における優れた投資実績を誇る運用チームによって運営されており、弊社は、本ファンドがWeb3分野において有する深い知見や優れた洞察力を高く評価し、このたびの出資を決定いたしました。弊社が掲げる5つの経営理念の1つに、「金融イノベーターたれ」(革新的技術を導入し、より顧客便益性を高める金融サービスを提供することで、従来の金融のあり方に変革を与える。)というものがあります。弊社の経営理念と本ファンドの運用哲学は、正に志を同じくするものであり、本ファンドが目指すWeb3分野の未来の実現に向けて、今後も積極的な支援を行い、ともに業界全体の発展に貢献していくことを楽しみにしております。
Skyland Ventures パートナー・CEO 木下 慶彦
今回、日本でWeb3・ブロックチェーン領域に最もアクティブな企業であるSBIグループを出資者として迎えられたことを嬉しく思っています。日本・グローバルでのWeb3の社会実装は時間もかかりますが、株式会社からトークン式会社がスタンダードとなる世界の実現に向けて取り組んで行きたいと思います。これからも日本人創業の投資先はゼロからのシード投資を行い領域選定・プロダクトローンチを支援し・海外系投資先は日本マーケット展開を共にやって行きます。
Skyland Ventures パートナー・CSO 袁 小航
Web1はインターネットを通じて個々の情報をつなげることを実現し、Web2はプラットフォームを通じてユーザー同士のコミュニケーションや大衆への便利さを提供しました。一方、Web3は情報をよりオープンなものにすることを実現します。Ethereum、Uniswap、NFT、PoW-PoSなどのWeb3技術の大きな革新のアプローチは、透明性の向上、情報の非対称性の排除、そして個人、法人のデータをオープンなものにすることに焦点を当てています。Webという近代革命の最終形態はユーザー還元するものとなる、つまりWeb3しかないと思ってます。平坦な道のりではないですが道を切り拓く人たちは、粘り強く努力することで最終的にリターンを得ることができます。これが私のSVのWeb3ファンドに対する執着と期待です。
Skyland Ventures プリンシパル 村上 航太
当ファンド組成時からTaiko、wallchainなどへの海外投資や国内ではDesoulなど主に担当してきました。Web3・ブロックチェーン業界は、国境や国籍を超えた世界中の人々が共同でbuildし、その中で優れた成果が正当に評価され、日々新たなフロンティアが切り拓かれている非常に面白い業界です。2022年後半からの大規模言語モデルAIの発達と共に、ソフトウェア領域の日本マーケットの参入障壁、輸出障壁はどちらも下がるでしょう。その中で、投資家として海外で実績を出し、そのネットワークを用いて、日本から世界に輩出する起業家を増やす一助になれればと思います。
- 【Skyland Venturesについて】
Skyland Ventures (SV) は、シードスタートアップ投資をメインに行うベンチャーキャピタル(VC)ファンドです。 “The Seed Maker. & Unlearning.”をミッションに掲げ、テクノロジー産業に大きなインパクトを与えるスタートアップへのシードマネーを提供するエクイティ投資・トークン投資を行っています。これまで日本国内のスタートアップを中心に約150社へ投資。 2022年以降は、Web3 (Crypto・NFT・Blockchain)のスタートアップへの投資にフォーカスしています。
社名:Skyland Ventures (代表者:木下 慶彦)
所在地:東京都 渋谷区桜丘町16-13 桜丘フロントビルⅡ
URL:https://skyland.vc
Twitter:https://twitter.com/skylandvc
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCpQ0_31ALEoIDGkDIBRuwUQ
Press Kit:https://www.notion.so/skylandventures/Skyland-Ventures-Pres-Kit-821339adc9df435c8dbd5ea4ee2426fe
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