小千谷市役所、「書かない窓口」の実現に向けて基幹業務システムと窓口支援システムのデータ連携基盤にACMS Apexを採用

~証明書の発行まで平均時間3分30秒、窓口業務のスピード対応が可能に~

データ・アプリケーション

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、スタンダード市場:3848)は、新潟県小千谷市(市長:宮崎 悦男)が、市民サービスの向上を目的とした「書かない窓口」の実現に向け、基幹業務システムと窓口支援システムのデータ連携基盤として、エンタープライズ・データ連携プラットフォームACMS Apexを採用したことをお知らせします。

■導入事例はこちら https://www.dal.co.jp/casestudies/55ojiya/

ACMS Apex導入の背景

小千谷市は、新潟県のほぼ中央に位置する、人口約32,000人、面積155.2平方キロメートル、鮮やかな色彩と優雅な姿から「泳ぐ宝石」と称される錦鯉で有名な地方自治体です。

同市は、市民サービスの向上を目的とした「書かない窓口」の実現に向けて窓口支援システムの導入を決定していました。しかし、基幹業務システムと窓口支援システムとのデータ連携において、窓口支援システムが必要とするデータレイアウトの出力機能を基幹業務システムに実装することが難しいと分かり、基幹業務システムから出力したコピーデータのデータレイアウトを変換して利用する必要がありました。また、前者の文字コードがShift_JISであるのに対し、後者の文字コードがUnicodeであったことから、データレイアウト変換に加え文字コード変換への対応も必要となり、データ変換・加工に課題を感じていました。さらに、同市には独自の外字が約1,300字あり、外字への対応も必要でした。

ACMS Apexは、既存のアプリケーションを生かしつつ、単一のソフトウェアでシステム間のデータ連携を実現するデータ連携プラットフォームです。また、ACMS Apexにはデータ ハンドリング プラットフォームRACCOONが搭載されており、多彩なデータフォーマットや文字コードの変換・加工にもノーコードで対応が可能です。同市は、ACMS Apexの評価版を通じて、Shift_JISからUnicodeへの文字コード変換も一括で対応ができることや、外字テーブルを作成するだけでスムーズに外字変換にも対応できることにメリットを感じ、ACMS Apexの採用に至りました。

導入後は、ACMS Apexが基幹業務システムと窓口支援システムとのデータ連携を担い、住民基本台帳など重要な基幹業務システムとのデータ連携は5分ごとにデータ更新を実施しています。窓口支援システムに最新の情報が連携されることで、市民が窓口で書く必要がなくなるだけでなく、申請書と証明書の発行にかかる時間が平均3分30秒となり、窓口業務のスピード対応が可能になりました。

小千谷市 企画政策課 デジタル戦略室 室長 大渕 和美様から、次のコメントをいただいています。

「基幹業務システム側の文字コードはShift_JISで、窓口支援システム側はUnicodeでした。一抹の不安を抱いていましたが、ACMS Apexに搭載されているRACCOONによって、一括で変換できました。

また、小千谷市独自の外字が約1,300字ありましたが、外字テーブルを作成するだけで外字の変換にも問題なく対応でき、このとき『うまくいきそうだ』とプロジェクトに目途を立てることができました」

将来的には、一つの申請を契機にして他に必要な手続きがあればそれも一度に案内し、一度の来庁で完結するといった具合に、同市はさらなる市民サービスの向上に向けて検討を進めています。

今後もDALは、エンタープライズ・データ連携プラットフォームACMS Apexとデータ ハンドリング プラットフォームRACCOONを核にしたデジタル・ビジネス・プラットフォームを提案し、自治体情報システムの標準化や自治体DXを支援します。

■プレスリリースはこちら https://www.dal.co.jp/pressrel/20250714.html

株式会社データ・アプリケーション(DAL)について

DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供し、国内のEDIソフトウェア市場でリーダーシップを確立しています。企業間・部門間・クラウド・SaaSなど分散したデータをボーダーレスにつなげるデータ連携ソリューションは、すでに3,004社15,192サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。(導入数:2024年3月末時点)

今後は、個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現するために、企業をつなげる、データをつなげる、人をつなげる、そしてナレッジ(知識)をつなげる、「つなげる」ために必要な基盤技術「DAL PLATFORM」を提供してまいります。

【HP】https://www.dal.co.jp/

【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/

【X】https://x.com/dal_acms

【note】https://note.com/dataapplications/

【本件についてのお問い合わせ先】

株式会社データ・アプリケーション

マーケティング本部

Tel:03-6370-0909

Fax:03-3271-0066

E-Mail:pr@dal.co.jp

※ DAL, ACMS, ACMS Cloud, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtran, Placulは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。

※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

URL
https://www.dal.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー27階
電話番号
03-6370-0909
代表者名
安原 武志
上場
東証スタンダード
資本金
4億3089万円
設立
1982年09月