『もっと知ってほしい 慢性骨髄性白血病のこと』制作・発刊
患者・家族向けの「もっと知ってほしいシリーズ冊子」が38種類になりました。
冊子「もっと知ってほしい慢性骨髄性白血病のこと」 https://www.cancernet.jp/cml
白血病には、ゆっくり進む慢性白血病と、急激に白血病細胞が増殖して病気が進行する急性白血病があります。慢性骨髄性白血病は、1990年代まで命を脅かす怖い病気でしたが、原因となる遺伝子をターゲットにした薬が2001年に登場し、状況は劇的に変わりました。今では、早期に病気を抑えられれば、薬を服用しながら通常の生活が続けられます。さらに、一定の条件を満たせば完治を目指せるようになっています。
本冊子は、佐賀大学医学部内科学講座血液・呼吸器・腫瘍内科教授の木村晋也先生監修のもと、慢性骨髄性白血病の検査や病期、標準的な治療法や副作用、治療薬の服用をやめられるのはどのようなときか、患者さんの体験談 “Patient’s Voice”など、患者さんやご家族など支援される方が知っておきたいことを20ページにまとめています。
冊子は、CNJのウェブサイト https://www.cancernet.jp/cml から無料でダウンロードが可能です。
ご活用いただける医療機関へは無償提供(送料のみ負担)しています。
「もっと知ってほしいシリーズ冊子」は38種類となり、全国のがん診療連携拠点病院に設置、多くの方に利用していただけるようになりました。このシリーズの冊子が、今まさに治療と向き合っている方々の一助となることを願っています。
是非、一人でも多くの慢性骨髄性白血病の患者さんへ本冊子が届くよう、周知へのご協力をいただけましたら幸いです。
【認定NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)】
1991年発足。がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとして活動。2001年にNPO法人化。2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動を行っている。2016年8月認定NPO法人となり、現在主たる活動は、各種がんについての啓発イベント、養成講座や認定試験など教育事業等を実施。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指している。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントとなっている。
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