イトーキ、まちの未来を創る『鎌倉リビングラボ』活動で第7回プラチナ大賞 優秀賞「リーディング賞」を受賞
~産・学・官・民の協働による社会課題への取り組みが評価~
株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:平井 嘉朗)は、このたびプラチナ構想ネットワーク(会長:小宮山 宏氏)とプラチナ大賞運営委員会(委員長:増田 寛也氏)が主催する「第7回プラチナ大賞」において、鎌倉市役所、東京大学、地域住民とイトーキが協働して社会と地域の課題解決に取り組んだ「まちの未来を創る『鎌倉リビングラボ』活動」で、優秀賞「リーディング賞」を受賞しました。
人生100年時代という大長寿時代である昨今、多くの地域で高齢化が進み、行政や自治体だけでは高齢者をサポートしきれない状況に陥っています。このようなあらゆる社会課題の解決を目指して世界中で展開されている地域活動が「リビングラボ」です。
リビングラボは、地域住民と企業・大学・自治体が参加する産学官民の共創連携活動です。生活者を主役として、企業・大学・自治体との連携により、生活者のニーズに適うサービスやものづくりを共創。また、地域の課題についても四方が協働・共創することで解決へと導きます。高齢化社会の課題においては、活力ある高齢社会の実現に向けた新しいサービスや製品が四方の連携により創出されています。リタイア後の新しいライフスタイルなどを支援することで、社会と地域の課題解決に取り組んでいます。
イトーキは2017年から、住民約5000人のうち45%を65歳以上が占める鎌倉市の今泉台地区において、鎌倉市役所・東京大学・今泉台地域住民と協働し「高齢社会共創センターの事業の1つである鎌倉リビングラボ」に取り組んできました。「子育て世代が住みたいと思う地域にしたい」という地域住民の声を受け、約2年をかけ生活者とともにテレワーク家具を開発。地域住民の家庭内で実際に使用してもらい、改善点の洗い出しをおこなうなどの活動を繰り返し、その成果としてテレワーク家具の実売に至りました。なお、本件は日本におけるリビングラボ活動によって開発された商品を発売できた、初の事例となります。今後もイトーキは各地域や団体の方々と協働・共創しながら、超高齢社会における新しい働き方や、サービス提供の可能性を創造することにより、「プラチナ社会」の実現に寄与してまいります。
リビングラボ活動から生まれたテレワーク家具
【プラチナ大賞とは】
※未来のあるべき社会像として描く「プラチナ社会」は、成熟社会における成長の一つのモデルであり、日本が先進国として直面する課題の解決と、新たな可能性の創造によってもたらされる、豊かで快適でプラチナのように威厳をもって光り輝く社会です。
「プラチナ大賞」は、この「プラチナ社会」のモデルを示すことを目的に創設され、今年で7回目。全国の自治体会員と法人会員の応募の中から、一次審査会によって選出された13団体が11月5日(火)の最終審査発表会に参加し、プラチナ大賞審査委員会の審査により決定されました。
参考:プラチナ構想ネットワークホームページ http://www.platinum-network.jp/
【イトーキのパーソナル環境事業について】
「子どもを伸ばす学びの環境づくり」をコンセプトにした学習机などの子ども向け家具のほか、働き方改革の推進で増加している在宅ワークに対応する書斎・SOHO用家具、家族共有のリビング・ダイニング家具など、多様なライフスタイルに合わせた製品をラインアップ。パーソナル空間を彩る個性豊かな製品がお客様の生活価値向上に貢献しています。
【本リリースへのお問い合わせ先】
株式会社イトーキ パーソナル環境事業統括部 商品企画部 藤本 TEL 03-6908-8316
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