【調査レポート】システム利用の長期化により「延命の利用・検討は97.3%」、Linux選定で特に重視するのは「脆弱性発見時の修正提供の速さ」

~ サイバートラストが「サーバー調達難時代における重要システムのLinux選定・延命に関する実態調査」を実施 ~

サイバートラスト株式会社

サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北村 裕司 以下、サイバートラスト)は、「サーバー調達難時代における重要システムのLinux選定・延命に関する実態調査」を実施し、調査レポートを公開しました。

サーバー機器の納期長期化や価格上昇により、既存システムの継続利用とOSのサポート期間を見据えたLinux選定の重要性が高まっています。本調査は、従業員300名以上の企業で本番環境のLinuxサーバーの選定・運用に携わる情報システム・インフラ担当者111名を対象に、OSのサポート終了に伴うシステム更改・移行の経験、停止した際の影響が最も大きいシステム(以下、重要システム)の更改予定とセキュリティ更新の提供期間との関係、OSのサポート終了後に発見された脆弱性に対する修正提供を受けながら既存システムを継続利用する(以下、延命)計画やその課題などをヒアリングしたものです。

本調査によると、サーバー調達難によってシステムの利用期間が長くなることで、システムの更改予定よりOSのサポート期間が早く終了していることが判明しました。回答者の97.3%がOSのサポート終了後も既存システムの継続利用を実施または検討する中、障害発生時に相談できる窓口が無いことが課題として挙げられ、脆弱性発見時には修正提供の速さがもっとも重視されている結果となりました。

■調査サマリー

1. 「調達難で費用超過と長期利用が進行」

サーバー調達で64.0%が価格上昇を経験。その影響として「更改・調達の費用が想定を上回った」が63.2%、既存サーバーの利用長期化が51.9%。

2. 「OSの保守期間がシステム更改計画を左右」

93.6%が、過去5年間にOSのサポート終了を理由として計画より早いシステム更改・改修を経験。また、67.5%がOS更新はシステム更改予定より早く終わる見通しであると回答。

3. 「延命の利用・検討は97.3%、課題は相談窓口」

既存システムの延命を97.3%が利用・検討。延命における課題の第1位は「障害が起きた際に、相談できる窓口がないこと」で48.6%。

4. 「選定基準の第1位は修正提供の速さ」

Linux選定で最も重視するのは「脆弱性が見つかった際の修正提供の速さ」で50.5%。

次いで「日本語技術サポートの有無」が41.4%、「ライセンス費用・サポート費用」25.2%。

■まとめ

本調査の結果、サーバー調達の価格上昇を64.0%が経験し、半数以上(51.9%)で既存システム利用の長期化が進んでいることが明らかになりました。一方で、67.5%はOSのセキュリティ更新がシステム更改予定より先に終了すると回答、OSのサポート終了を理由に計画より早いシステム更改・改修を経験したという回答も93.6%に上り、Linuxシステム担当者は計画外のシステム更改と延命の判断を繰り返し迫られているという実態が浮き彫りになりました。また、延命を97.3%が利用・検討する中、重要システムにおけるLinux選定では、費用よりも修正提供の速さや相談できるサポート体制が重視されている結果となりました。

■考察

本調査から、サーバー調達難に伴う延命を利用・検討する企業が大多数であるにもかかわらず、延命を安全に支える体制が需要に追いついていない状況が見えてきました。調達コストの上昇により延命が避けられない状況だからこそ、運用中のセキュリティリスクを回避し、障害時に迅速に対処できる保守品質(修正提供の速さやサポート体制)が重要視されています。今後のシステム運用においては、利用計画とOSのサポート期間を照らし合わせ、長期の修正提供と国内で相談できる延長サポートを備えたOSを選ぶことが、延命に伴うリスクを抑え、計画的なシステム移行につながると考えられます。長期利用を見据えたOS選びが、重要システムを安定して運用するための前提条件となりつつあるのではないでしょうか。

調査名称

サーバー調達難時代における重要システムのLinux選定・延命に関する実態調査

調査方法

IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間

2026年9月14日〜同年9月15日

有効回答

従業員300名以上の企業で、本番環境のLinuxサーバーの選定・運用に携わる情報システム・インフラ担当者111名

■関連 Web サイト

本調査レポートのダウンロード

https://www.cybertrust.co.jp/linux-oss/server-shortage/system-linux-survey.html#wp-dl

本調査のサマリー

https://www.cybertrust.co.jp/linux-oss/server-shortage/system-linux-survey.html

■サイバートラスト株式会社について

サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として2000年より提供している認証・セキュリティの技術を活用したトラストサービスと、Linuxのカーネル技術やオープンソースソフトウェア(OSS)の知見を応用したオンプレミス、クラウド、組込み領域向けのプラットフォームサービスを展開しています。また、これらの技術や実績を組み合わせ、IoTをはじめとする先端分野に向けて、「ヒト・モノ・コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスを推進しています。 

「すべてのヒト、モノ、コトに信頼を」。サイバートラストは、ITインフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。

■本リリースのURL

https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2026/1026-linux-research.html

* 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

サイバートラスト株式会社

11フォロワー

RSS
URL
https://www.cybertrust.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
赤坂一丁目12番32号 アーク森ビル31階
電話番号
03-6234-3800
代表者名
北村裕司
上場
東証グロース
資本金
8億3600万円
設立
2000年06月