ORENDA WORLD(オレンダワールド)、機密性の高い情報を扱う自治体・企業に向け、『葛尾 ソブリンAI』による閉域型AI環境の活用を提唱
PHPの重大な脆弱性公表を機に考える、AIで重要情報を扱うための3つの視点

「クリエイティブ×テクノロジーで世界を面白く」を掲げ、AIソリューションを展開する株式会社ORENDA WORLD(本社:東京都港区、代表取締役:澁谷陽史、以下「ORENDA WORLD」)は、機密性の高い情報を扱う自治体・企業に向けて、国内の組織専用環境と導入・運用支援を組み合わせる『葛尾ソブリンAI』の提供計画を通じ、情報管理上の要件に応じ、外部からの接続経路を限定した閉域型のAI環境の活用を提唱いたします。
2026年10月21日、Webシステムで広く使われているプログラミング言語PHPに重大な脆弱性が公表され、修正版が公開されました。重要情報をAIで扱う場面が広がるなか、その情報をどこで処理し、どの経路から利用できるようにするかが、改めて問われています。
ORENDA WORLDは2026年6月、福島県葛尾村の『葛尾デジタルイノベーションLAB』のAIデータセンターを基盤とする『葛尾ソブリンAI』の提供計画を発表しました。今回の公表を機に、脆弱性への対応と閉域型のAI環境の役割を切り分けたうえで、AIで重要情報を扱うための3つの視点を整理いたしました。
『葛尾ソブリンAI』の提供計画発表時のリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000101429.html
福島大学食農学類研究プロジェクトへの提供決定時のリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000101429.html
PHPで公表された重大な脆弱性と、求められる対応
2026年10月21日(日本時間)、PHPの開発チームは、外部からWebサーバーを不正に操作されるおそれのある脆弱性2件(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)を修正した版を公開しました。国内でも公的機関から、修正版の速やかな適用が呼びかけられています。
同チームは、設定変更による暫定策では安全にならず、修正版への更新が対策になるとしています。システムを運用する組織にとって、対応の基本は、利用しているシステムを棚卸しし、修正版を適用することです。
一方で今回の件は、インターネットに公開されたシステムが、ある日を境に急いで修正すべき状況に置かれうることを改めて示しました。AIで重要情報を扱う環境も、同じ前提で考える必要があります。
AIで重要情報を扱うための3つの視点
ORENDA WORLDは、AIで重要情報を扱う際に、次の3つの視点を重視しています。
■ 脆弱性への対応を、環境の構成で代替しない
閉域型のAI環境は、利用できる経路を限定するための構成であり、ソフトウェアの脆弱性そのものを解消するものではありません。修正版の適用をはじめとする日々の対応は、どのような環境でも欠かせません。
■ 情報管理上の要件から、環境を選ぶ
扱う情報の種類、処理する場所、接続する経路、利用する人の範囲といった要件を先に整理し、それに合う環境を選びます。すべての業務を閉域型の環境で行う必要はなく、情報の性質に応じて使い分けることが現実的だと考えています。
■ 環境だけでなく、運用まで含めて考える
環境を用意するだけでは、AIは業務に定着しません。参照させる文書の整備や利用ルールづくりなど、導入後の運用まで含めて体制を整えることが重要です。
『葛尾ソブリンAI』について

『葛尾ソブリンAI』は、『葛尾デジタルイノベーションLAB』のAIデータセンターを基盤とする国内の組織専用環境と、ORENDA WORLDによる導入・運用支援を組み合わせて提供を計画しているサービスです。組織専用環境への接続には、VPN接続による閉域構成を用います。
機能としては、社内文書を参照した回答生成(RAG)を含みます。導入にあたっては、構想づくりから運用までをORENDA WORLDが支援します。データの取り扱い範囲や管理方法は、導入時に組織ごとの要件に沿って取り決めます。
想定する活用領域
『葛尾ソブリンAI』では、次のような活用を想定しています。
-
自治体:内部文書・マニュアルの検索、要約
-
企業:社内ナレッジの検索、技術情報の整理、AIアシスタント
-
大学・研究機関:研究資料の検索、研究データの活用
いずれも想定用途であり、個別の適用は、データの利用条件や必要な機能を確認したうえで検討します。
お問い合わせ
『葛尾ソブリンAI』に関するお問い合わせは、下記のフォームより受け付けております。
お問い合わせフォーム:https://orenda.co.jp/contact/
※お問い合わせ種別は「ビジネスソリューションに関するお問い合わせ」をお選びください。
葛尾デジタルイノベーションLABについて

『葛尾デジタルイノベーションLAB』は、ORENDA WORLDが福島県双葉郡葛尾村に整備するAIデータセンターです。AI向けGPU「NVIDIA H200」を搭載するAI計算基盤と、高度IT人材の育成拠点を併せ持つ施設です。同施設を拠点に、エンターテインメント・AI・地方創生の3本柱で事業を展開してまいります。
ORENDA WORLDについて

ORENDA WORLDは、クリエイティブ制作を祖業とし、AIソリューション事業を強みに拡大してきた会社です。 希少なプロフェッショナルが集ったことで、今までにない新しい映像や、技術、可能性を生み出し続けるチームができました。 そしてその技術を日本中に広め、世界を変える力を持つ人材を増やすことで、一人ひとりの持つ"世界を面白く"してまいります。
■ORENDA WORLD 会社概要
会社名:株式会社ORENDA WORLD(ORENDA WORLD Inc.)
設立:2015年7月15日
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番6号 SIビル青山
ホームページ:https://orenda.co.jp/
代表:代表取締役 澁谷 陽史
事業内容:AIソリューション事業、デザイン開発事業、地方創生事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- ネットサービスアプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード
- プレスリリース素材
このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます
