生活習慣病患者450名を調査、72%が通院費以外の健康管理サービスに「0円」

~健康管理ニーズは高い一方、自費負担には慎重な実態が明らかに~

株式会社シード・プランニング

株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:梅田 佳夫)は糖尿病、高血圧症、脂質異常症で通院している生活習慣病患者450名を対象にアンケート調査を実施し、健康管理サービスへの支出状況や費用負担に対する意識、生活習慣病管理における課題を調査しました。

その結果、多くの患者が健康管理の必要性を認識している一方、通院費以外のデバイス・サービスへの支出には慎重な姿勢であることが明らかになりました。

▼調査の詳細はこちら

https://www.seedplanning.co.jp/news/6414/

◆調査の背景と目的

現在、わが国では人口減少と高齢化が進む中、生活習慣病の予防・管理、重症化予防の重要性が一段と高まっています。高血圧症、糖尿病、脂質異常症は、いずれも患者数が多く、長期にわたる通院、服薬、食事・運動管理、検査値確認が必要となる疾患です。また、脳心血管疾患、腎症、人工透析などの重症化リスクとも深く関係しており、医療費適正化や健康寿命延伸の観点からも重要な政策課題となっています。


こうした中、生活習慣病の予防管理を支えるサービスは、医療機関での診断・治療を補完する存在として注目されています。


本調査では、「生活習慣病予防管理サービス」を、高血圧症、糖尿病、脂質異常症の予防・管理・重症化予防を支援する製品・サービスとして捉え、家庭用血圧計、自己血糖測定器、持続血糖測定器、食事・栄養管理アプリ、血圧・血糖・体重等の記録アプリ、特定保健指導サービス、重症化予防サービスを対象としました。

これらのサービスは、生活者・患者の日常的な測定、記録、生活習慣改善、保健指導、受診勧奨、継続支援などを支えるものであり、医療機関、保険者、自治体、企業、デバイスメーカー、アプリ事業者など多様なプレイヤーが関与する市場領域となっています。

一方で、患者側の無料志向、継続利用の難しさ、保険者財政の制約、診療報酬制度との関係など、市場拡大には多くの課題も存在します。


本調査は、患者視点から生活習慣病予防管理サービスの利用実態を把握し、今後のサービス開発や普及に向けた基礎データを提供することを目的としています。

◆調査トピックス

●72%が通院費以外の健康管理サービスへの支出は「0円」。

●糖尿病患者では費用負担や重症化への不安が他疾患より高い。

●健康管理ニーズは高い一方、自費負担には慎重な実態。

◆生活習慣病患者のデバイス・サービス利用実態

【デバイス・サービス負担額(疾患別)】

生活習慣病患者のデバイス・サービス利用実態を把握するため、高血圧症、糖尿病、脂質異常症のいずれかの診断を受け、現在通院している生活習慣病患者450名を対象にアンケート調査を実施しました。アンケートでは、通院費以外に生活習慣病関連のデバイス・サービスを利用している人に対し、家庭用血圧計、自己血糖測定器、持続血糖測定器、食事・栄養管理アプリ、ヘルスケアアプリ等に、毎月どの程度支出しているかを聴取しました。

全体では、「0円」と回答した人が72%を占め、通院費以外の健康管理サービスに費用をかけていない層が多数を占めました。有料で利用している人についても、「1円以上~500円未満」が8%、「500円以上~3,000円未満」が9%、「3,000円以上~10,000円未満」が2%にとどまり、月額1万円以上を支出している人は確認されませんでした。糖尿病では「0円」が68%と他疾患に比べてやや低く、相対的には有料で利用している人の割合が高い傾向がみられました。糖尿病は血糖管理や測定機器の利用など、日常的な管理負担が大きい疾患であることが影響している可能性があります。

生活習慣病患者では、運動や食事管理、測定・記録の重要性は認識されている一方で、通院費以外のデバイス・サービスに追加で費用を負担する意識は低いことがうかがえます。今回の結果から、生活習慣病患者では健康管理への関心は高いものの、有料サービスへの支出には慎重な傾向が確認されました。

【課題(疾患別)】

生活習慣病の管理において、現在どのような点を課題に感じているかを尋ねた設問でも、費用負担に対する課題感がみられました。

全体では、「費用負担が気になる」が26%で最も高く、次いで「特に悩みや課題はない」が25%、「運動や身体活動を続けるのが難しい」が23%となりました。生活習慣病の管理では、食事や運動、服薬、測定・記録などを長期的に継続する必要がありますが、患者にとっては費用面と行動継続の両面が大きな負担になっていることがうかがえます。

疾患別にみると、糖尿病では「費用負担が気になる」が35%と他疾患より高く、「将来の合併症や重症化が不安である」も34%に達しました。また、「食事管理を続けるのが難しい」「運動や身体活動を続けるのが難しい」もそれぞれ27%となっており、糖尿病患者では費用負担、重症化不安、生活習慣管理の難しさが複合的な課題となっていることが分かります。

前問の結果では、通院費以外の生活習慣病関連デバイス・サービスへの毎月の支出額について「0円」とする回答が全体の72%を占めました。今回の調査では、生活習慣病患者において健康管理へのニーズは高い一方、通院費以外のデバイス・サービスへの費用負担には慎重な傾向があり、ニーズと支出との間にギャップが存在する実態が明らかになりました。

◆生活習慣病患者のデバイス・サービス利用実態

調査対象:

・エリア 全国

・年齢 15~99歳

・性別 男女

調査方法:

・ネットリサーチによる公表資料収集

・デバイスメーカー、アプリ事業者、特定保健指導サービス事業者など(9事業者)

・生活習慣病患者へのアンケート調査(スクリーニング回答:770s、本回答:450s)

調査期間:

2026年5月~2026年6月

調査主体:

株式会社シード・プランニング

調査項目:

■患者への実態調査

・診療状況

・日常における疾患管理状況

・デバイスやサービスに対する意識や利用状況

■その他

・対象疾患の疫学・診療動向

・関連政策(診療報酬制度 等)

・デバイス・サービス別分析(家庭用血圧計、自己血糖測定器、持続血糖測定器、食事・栄養管理アプリ、血圧・血糖・体重等の記録アプリ、特定保健指導支援サービス、重症化予防サービス)

・市場規模算出

◆本件に関するお問い合わせ

本調査の詳細はこちら:

https://www.seedplanning.co.jp/news/6414/

資料についてのお問い合わせ:

広報宣伝部 

E-mail : koho@seedplanning.co.jp

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会社概要

URL
https://www.seedplanning.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
電話番号
03-3835-9211
代表者名
梅田 佳夫
上場
未上場
資本金
3500万円
設立
1983年02月