SUPで大村湾を楽しもう!遊んで学ぶ海の安全【SUPでsafety!】を開催しました!

2025年4月19日(土)4月20日(日)/長崎県東彼杵群川棚町 大崎海水浴場2025年6月15日(日)午前・午後/長崎県大村市 CRANK2025年7月21日(月祝)/長崎県大村市 ボートレース大村

一般社団法人大村湾ワンダーベイは2025年4月19日(土)、4月20日(日)、6月15日(日)、7月21日(月祝)に計5回、SUP体験を通して、毎年起きている海難事故の実態を知ってもらい、事故に遭わず、海を安全に楽しむ方法を学んでもらうことを目的として、「SUPでsafety!」を開催いたしました。大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地元大村湾を身近に感じ、海の環境について考えるきっかけを創出していきます。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要

・開催概要:SUPでsafety!

・日程/開催場所:2025年4月19日(土)4月20日(日)/ 大崎海水浴場

         2025年6月15日(日)午前・午後/ CRANK

         2025年7月21日(月祝)/ ボートレース大村 

・参加人数:60名

海で楽しく安全に遊ぶための”そなえ”とは?

超閉鎖性海域の大村湾は波がとても穏やかですが、決して「絶対に安全」ではありません。穏やかな海にも見えないリスクがあります。リスクを知り、海で安全に楽しく遊ぶための「そなえ」についてSUP体験を通して学びました。


まずは陸上で、海難事故の実態と事故に遭わないための安全講習を行いました。ライフセーバーの冨田氏より「溺水事故の発生数は減少していますが、そもそも海水浴と釣りの利用者が減少しています。海水浴と釣りの利用者減を考慮すると、溺水事故の死亡者数は増加しているという結果になっています。また、『溺れた人の約半数が25m以上泳げた』という調査結果が出ています。自分の泳力を過信せずに、事故に遭わないように事前にそなえることが大切です」と話し、海で安全に遊ぶための5か条

①どのような時に溺れてしまうのか知っておこう

②海に行く前に天気予報を確認しよう

③ライフジャケットなど浮くものを持っていこう

④遊びに行く海に危ないところはないか確認しよう

⑤何かあったときはすぐに大人に言おう

について伝えました。また、溺れを「自分ごと」化してもらうため、実際に溺れた経験がある人はどのような時に溺れてしまったのかについて説明しました。「SUPの場合、風や潮流の影響を受けて流されてしまった、自分なら大丈夫だと思ってパドルを漕ぎ続けていたけれど、疲れてしまって戻れなくなった、などの原因で溺れが発生している」と話しがあると、参加者はみんな真剣な表情で話を聞いていました。

正しいライフジャケットの着用方法についても、ライフジャケットの違いを見せながら参加者にわかりやすく説明しました。「ライフジャケットにも様々な種類があるので、アクティビティに合ったものを正しく着用してほしい」と伝えました。

参加者もライフジャケットを着用し、海へ向かいます。海ではスタッフがSUPを使って、海に落ちた際の対応方法について実演してみせました。「ライフジャケットを着用しておくことで、海に落ちても浮力を確保できます。ただし、サイズが合っていなかったり、正しく着用ができていないと脱げてしまう。」と改めてライフジャケットの重要性を伝えました。また、溺れている人を助ける場合の注意点についても実演をしながら、「絶対に海に入って助けに行ってはいけない。溺れている人は想像以上に強い力でしがみついてくるので、助けに行った人も一緒に溺れてしまいます。まずは、浮力があるものを投げてあげる。それはペットボトルでもいいんです。そのあとは紐やSUPのパドルなどを渡して捕まってもらって、引っ張ってあげる」と説明しました。実演を見ることで、参加者は溺れを自分事ととらえてくれたようでした。

SUPに乗って、大村湾へ出発~!

陸上で海の安全についてしっかり学んだら、SUPで大村湾へ出発です!参加者はインストラクターと一緒に、風の強さや向き、潮の流れなど把握しながら、1時間ほどSUP体験を楽しみました。バランスを崩しSUPから落ちてしまう参加者も多々いましたが、実際に落ちてみることでライフジャケットの重要性を改めて実感してもらえた様子でした。

参加者からは「海が気持ちよかった!SUP楽しかった!」や「これから、海に行くときはライフジャケットを着て、安全に楽しみたい!」などの声が聞かれました。SUP体験を通して、大村湾の穏やかな波を体感しつつ、海を安全に楽しむための「そなえ」についてしっかり学んでもらえたようでした。

<団体概要> 

団体名称 :一般社団法人大村湾ワンダーベイ

URL   :https://wonderbayomurabay.uminohi.jp/

活動内容 :大村湾独自の特徴を活かしたイベントの開催

      県内自治体・企業・団体への「大村湾ワンダーベイプロジェクト」への参加要請

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

「大村湾ワンダーベイプロジェクト」

超閉鎖性海域であるが故に、周辺地域の生活環境が影響しやすい大村湾は、地域住民・企業・自治体がワンチームとなって取り組み、大村湾を大切に守る気持ちを育む必要があります。そこで、2023年度新たに立ち上がったのが「大村湾ワンダーベイプロジェクト」です。日本財団 海と日本プロジェクトの活動の一環として、豊かで美しい大村湾を守るために推進するプロジェクトです。

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会社概要

URL
-
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂
電話番号
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代表者名
波房克典
上場
未上場
資本金
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設立
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