久永実木彦「わたしたちの怪獣」が第55回星雲賞【日本短編部門】を、『創元SF文庫総解説』が【ノンフィクション部門】を受賞しました!
第55回星雲賞が発表され、「わたしたちの怪獣」(創元日本SF叢書『わたしたちの怪獣』収録)が【日本短編部門】を、東京創元社編集部編『創元SF文庫総解説』が【ノンフィクション部門】を受賞しました。
東京創元社の国内作品の星雲賞受賞、またノンフィクション作品の受賞は今回が初となります!!
星雲賞は、毎年開催される日本SF大会の参加者の投票によって決定されます。【日本長編部門】【日本短編部門】【海外長編部門】【海外短編部門】【メディア部門】【コミック部門】【アート部門】【ノンフィクション部門】【自由部門】の九つに分かれており、日本で最も古く長い歴史を持っているSFの賞です。
【内容紹介】
わたしはこれから、お父さんの死体を棄てにいく――怪獣の暴れる東京に。
高校生のつかさが家に帰ると、妹が父親を殺していた。テレビからは東京湾に怪獣が出現したというニュースが流れている。つかさは妹を守るため、父の死体を棄てに東京に行くことを思いつく。
【著者紹介】
久永実木彦
東京都出身。2017年、「七十四秒の旋律と孤独」で第8回創元SF短編賞を受賞。書籍デビュー作である『七十四秒の旋律と孤独』が日本SF大賞候補に選ばれる。2022年に発表した短編「わたしたちの怪獣」で再び日本SF大賞の候補となり、同作を表題作とした短編集を2023年に刊行し、短編集もSF大賞の候補作となった。愛妻家で愛猫家。
【収録書籍情報】
わたしたちの怪獣
久永実木彦
レーベル:創元日本SF叢書
判型:四六判仮フランス装
ページ数:298ページ
初版:2023年5月31日
ISBN:978-4-488-01850-4
Cコード:C0093
定価:1980円(税込)
装画:鈴木康士
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
収録作品:
「わたしたちの怪獣」
「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」
「夜の安らぎ」
「『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観ながら」
【内容紹介】
1963年9月に創刊した日本最古の現存する文庫SFレーベル、創元SF文庫。そこから現在まで連なる創元SFの60周年を記念した、史上初の公式ガイドブック。フレドリック・ブラウン『未来世界から来た男』に始まり、E.R.バローズ『火星のプリンセス』、ネヴィル・シュート『渚にて』、J・P・ホーガン『星を継ぐもの』など800冊近い刊行物の書誌情報&レビューのほか、草創期の秘話や装幀をめぐる対談、創元SF文庫史概説、創元SF文庫以外の東京創元社のSF作品にまつわるエッセイを収める。口絵には創元SF文庫の歴史を彩ってきた全作品の初版カバーをフルカラーで掲載。SFファン必携の一冊。
【書籍情報】
創元SF文庫総解説
東京創元社編集部 編
判型:A5判並製
ページ数:306ページ
初版:2023年12月22日
ISBN:978-4-488-00399-9
Cコード:C0095
定価:2420円(税込)
装幀:岩郷重力+W.I
株式会社東京創元社
所在地 :〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5
代表取締役:渋谷健太郎
URL :https://www.tsogen.co.jp/np/index.html
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