増刷を重ねる『NHK出版新書 マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』（ＮＨＫ出版）。そのマルクス・ガブリエルが出演するＮＨＫ番組、放送決定です！

　今もっとも注目を集める天才哲学者、マルクス・ガブリエル。彼の発想のエッセンスを凝縮した『NHK出版新書 マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』 が、12月11日の発売以来、増刷を重ねています。

　そのマルクス・ガブリエルが出演するNHK BSの放送が決定しました。

1/28（月）午前０時～（1/27深夜）「欲望の資本主義2019」ＢＳ１
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2225647/index.html

2/3（日）午前０時～（2/2深夜）「欲望の時代の哲学」「欲望の哲学史 序章」Ｅテレ
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2225584/index.html

 『NHK出版新書 マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』は、大反響となったＮＨ番組「欲望の時代の哲学」（2018年放送）を書籍化。誰にでも分かる言葉で「戦後史」から「日本」までを語りつくします。

　彼が日本で感じた「壁」とは？　フェイクニュース時代になぜ鉄宅が有効なのか？　世界的ロボット工学者・石黒 浩氏とのスリリングな対論も収載しています。

 
【主な内容】
序章　哲学が生きるためのツールになる時（丸山俊一）
Ⅰ章　静寂が叫ぶ国・ニッポンを哲学する ── ガブリエル、東京・大阪・京都を行く
Ⅱ章　哲学は時代との格闘だ ── ガブリエルの「戦後哲学史」講座
Ⅲ章　技術を獲得した果てに人間はどこへ？ ── 哲学者マルクス・ガブリエル×科学者石黒 浩
終章　「欲望の時代」の柔らかな戦い方（丸山俊一）

 
マルクス・ガブリエル Markus Gabriel〈プロフィール〉
1980年生まれ。史上最年少の29歳で、200年以上の伝統を誇るボン大学の正教授に。西洋哲学の伝統に根ざしつつ、「新実在論」を提唱して世界的に注目される。著書『なぜ世界は存在しないのか』は世界中でベストセラーとなり、邦訳（講談社選書メチエ）も哲学書として異例の売れ行きとなった。就任のための公開講義を見た日本の或る哲学者はガブリエルの明晰さに「あんな講義が人間に出来るのかと仰天した」という。
 
丸山俊一〈プロフィール〉
「欲望の資本主義」「人間ってナンだ？ 超AI入門」「ニッポンのジレンマ」ほか、時代を独自の視点で斬る異色の教養番組を企画・制作し続ける。現在NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。著書に『欲望の資本主義1・2 ／民主主義』『結論は出さなくていい』『すべての仕事は肯定から始まる』ほか。早稲田大学、東京藝術大学で非常勤講師も務める。
 

『マルクス・ガブリエル　欲望の時代を哲学する』
著者：丸山俊一 ＋ NHK「欲望の時代の哲学」制作班
仕様：新書版　240ページ
定価：886円（本体820円）
発売日：2018年12月11日
ISBN：978-4-14-088569-7
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885692018.html