食品の夏季一斉取締り 大量調理施設や食品工場などに立入検査を実施

7月1日(金)、「食品の夏期一斉取締り」の一環として豊橋市保健所の食品衛生監視員2名が中央製乳株式会社の本社工場で牛乳の製造工程における衛生管理体制の確認を行いました。

これは、夏季に多発する食中毒の発生防止を図るとともに、積極的に食品衛生の向上を図る目的で毎年市内の食品等事業者に対して行っているものです。

令和3年6月に富山市で発生した牛乳を原因とした大規模な食中毒は殺菌機の温度センサーが故障したことで十分な殺菌処理ができなかったことが原因のひとつであると考えられています。
それを受け、今回は豊橋市での同様の食中毒発生を未然に防ぐため、中央製乳株式会社の本社工場で殺菌工程を中心に衛生管理体制の確認を行います。

温度計が正常に作動していることを確認します。常時2つの温度計が作動していて、片方の温度計が故障している場合はすぐに異常が検知されます。
万が一停電が発生した場合には、非常用電源を稼働させます。

次に、加熱工程、充填工程の確認。ここでは、紙パックの殺菌方法や機械のメンテナンス頻度、異物混入対策として重要な金属検出機の正常稼働などを確認。

最後に、製品検査室で出荷判定を行うための製品検査の実施状況や記録を確認します。
出荷するためには、食品衛生法で定められた項目の検査をクリアする必要があります。

生乳の受入検査から、加熱・充填、検査工程を通して安全な管理体制の確認がとれました。
中央製乳株式会社の荻野代表取締役は、「富山市の件を教訓に継続して安全管理体制を改善していきたい」と言いました。

豊橋市保健所は8月31日(水)までに市内の大量調理施設や食品工場など75施設に立ち入り検査を行い、市内に流通する食品の安全を確認していきます。

高温多湿が続く夏場は、食中毒の予防に最も注意が必要な時期です。食中毒を引き起こす微生物は温度や水分などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることで食中毒を引き起こします。食中毒を予防するために「つけない」「増やさない」「やっつける」を意識しましょう。
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