【講演レポート】HRカンファレンス2024-春-にて「障害者雇用で起こりやすい課題と対策」について講演しました

~97%以上が役に立ったとアンケートで回答~

株式会社スタートライン

障害者雇用支援を通じて“誰もが自分らしく生きる社会”を目指す株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、5月17日(金)に日本の人事部主催「HRカンファレンス2024-春-」の特別講演に登壇しました。

■講演概要

タイトル

法定雇用率引き上げで繰り返されている問題とは
失敗事例から学ぶミスが起こりやすい5つのポイントと対策

開催日

2024年5月17日(金)

開催時間

9:30-10:20

形式

オンライン(Zoom)

主催

日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会

講演内容

【1】障害者雇用イロハと最新情報

・障害者雇用に関わる法律

・共生社会実現への取り組み

・障害者雇用を行うことで生まれる価値

・日本の民間企業における最新の雇用状況データ

障害者雇用において基本的な知識と、法改正やデータを用いながら、最新の情報を解説いたしました。

【2】障害者雇用の実態

障害者の定着率は精神障害者では約49%(※1)と言われています。

こうした採用のミスマッチが起きる理由を、求職者・企業双方の視点よりお伝えしました。

※1:出展 https://www.nivr.jeed.go.jp/research/report/houkoku/houkoku137.html

【3】企業の5大課題と3つのやるべきこと

企業が障害者雇用を行う際、5つの課題があります。

①業務…会社内に適当な仕事があるか

②定着…雇用するイメージやノウハウがない

③採用…採用時に適正/能力を把握できるか

④社内理解…従業員が障害特性について理解できるか

⑤キャリア…職業能力開発/向上

5つの課題はどうして生まれるのか、実際に起こった失敗例を交えながらお話し、
これら課題を解決するために必要な以下3つのことをお伝えしました。

①自社の現状把握

②課題認識

③施策実行

【4】障害者雇用は経営発展の好機

経営発展のためには、失敗を少なくし、より高いパフォーマンスを組織として上げていく必要があります。

失敗を少なくするためには、失敗を個の責任ではなく、組織の責任としてとらえ、どうしたらミスの起きない仕組みが出来るかを考えることが重要です。

障害者雇用で起きた失敗を組織的に解決しようと取り組んでいくことで、信頼性の高い組織となり、経営発展に寄与する可能性が大いにあるということを解説しました。

■アンケート結果

≪1≫満足度:97%以上が役に立ったと回答
(とても役に立った:53%、そこそこ役に立った:44%)

≪2≫コメント(一部抜粋)

・経営発展と障害者雇用を比較している内容が良かった。

・とても納得できるセミナーでした。一人一人違うのは障害の有無とは関係ないと考えています。

できるだけ、ご本人の特性を聞きながら合理的な配慮をしていきたいと考えています。

・障害は社会(企業)側にある、ということ。確かにその通りです。また、分かりあうのではなく、確かめ合うというのも、たしかになぁと納得しました。

・彼らの人生において就労先とのアンマッチがどれだけのマイナス影響を及ぼすかという視点は特に心に残った点です。 両者の幸福のためにお互いが存在する、という関係作り(風土)を生み出せるよう努力していきたい所存です。

・自分の欠点を排除しようとするのではなく、自分の欠点を受容して(容認して)、それがあるからこそ成長できることがある、という視点で自分をみることが大切だと気付かされました。
同時に、そういう自分への在り方が、もっと広がった社会への見方にも繋がっていくように感じました。

■最後に

講師への温かいコメントも多数いただき、今後の励みとなりました。
アンケートにご回答いただきありがとうございました。

今後もセミナーなどを通じ障害者雇用の情報発信を行い、より一層障害者就労支援に取り組んでまいります。

■直近の他セミナー情報


・6/19(水)13:00~14:00 ※オンライン

知らないうちに法律違反?ダイバーシティ推進のポイント~LGBTQ+と障害者雇用~
【アカルク&アスマーク&スタートライン3社共催セミナー】
https://start-line.jp/seminar/20240619/

■登壇者プロフィール

障害者雇用エバンジェリスト 吉田 瑛史(よしだえいじ)

​500社/5,000名以上の障害者雇用に携わった経験から、わかりやすく障害者雇用を伝道する「障害者雇用エバンジェリスト(伝道者)」 

株式会社スタートライン

株式会社スタートライン

ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障害者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する会社です。
「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」の企業理念のもと、2009年創業以来、障害者雇用支援の領域において障害者の「採用」と「定着」に重きを置き、障害者雇用支援サービスサポート付きサテライトオフィス「INCLU」を運営。障害者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、ロースタリー型障害者雇用支援サービス 「BYSN」、企業/障害当事者向けカスタマイズ研修、在宅雇用支援、障害者採用支援などサービスメニューを拡充しています。一つでも多くの選択肢をつくり、多様な人々の可能性を拡張することで、誰もが自分らしく生きる社会を目指しています。

【お問い合わせ】

株式会社スタートライン セミナー事務局

MAIL seminar@start-line.jp

TEL  050-5893-8926

FAX  0422-38-5680

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会社概要

株式会社スタートライン

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URL
https://start-line.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク1号館3F
電話番号
050-5893-8926
代表者名
西村賢治
上場
未上場
資本金
2億9996万円
設立
2009年12月