UNIDGEが支援、三菱マテリアルのアクセラレーションプログラム「”Wild Wind” 2023」がDEMO DAYを開催。

協業先との検証を踏まえ、金属3Dプリンタや融雪IoTセンサー等のテーマに関して事業性の評価を実施

AlphaDrive

2024年9月26日 13時00分

三菱マテリアルのアクセラレーションプログラム「MMC Acceleration Program ”Wild Wind” 2023」にて、DEMO DAY（事業性評価の審査会および外部パートナーとの実証実験報告会）を実施

株式会社アルファドライブの子会社の株式会社ユニッジ（以下、UNIDGE）は、三菱マテリアル株式会社（執行役社長：小野直樹、以下三菱マテリアル）が実施するアクセラレーションプログラム「MMC Acceleration Program “Wild Wind” 2023」を1年半にわたり支援。事業化に向けた事業性評価の審査会および外部パートナーとの実証実験の報告会（以下、DEMO DAY）を開催しました。

三菱マテリアルが主催する本プログラムは、「新製品・新技術・新事業創出を通して、循環をデザインするサステナブルなマテリアルを提供し、持続的な企業価値向上を実現する」という研究開発戦略に基づき、単独では事業化が困難と想定されるテーマについて、不足するアセットを有するスタートアップ企業などとの事業協創を加速する目的で実施。2023年11月より協業候補の外部パートナーの募集や協業に向けたディスカッションを行い、2024年3月から8月にかけて事業化に向けた共同検証に取り組んでまいりました。

UNIDGEは支援パートナーとして、今回のプログラムの制度設計や運営、協業候補先の探索、新規事業テーマの伴走支援、審査実務の支援等を一気通貫して行いました。

結果的に、DEMO DAYを通じて、これまでの約6カ月にわたる検証結果等を踏まえ、6名の審査員（三菱マテリアル審査員4名＋ユニッジ審査員2名）によって事業性の評価を行い、以下のテーマに関して事業化に向けた検討を今後加速化する方針となりました。

テーマ名：寒冷地向け防災技術のための融雪センサーおよびIoT機器

協業企業：株式会社さるぼぼアラーム

（代表取締役：星谷貴則、URL：https://sarubobo.net/、事業概要：IoT機器の開発・製造・販売・設置・運用）

テーマ名：焼結型金属3Dプリンタ受託造形サービス

協業企業：株式会社3D Printing Corporation

（代表：デヴォア・アレキサンダー、デヴォア・愛子、https://www.3dpc.co.jp/、事業概要：設計・エンジニアリングサービス、受託製造、機器販売、材料開発）

▼ものづくり・R&D 戦略部新規事業室桜井室長からの本プログラムに対するコメント

UNIDGEには本プログラムの制度設計から伴走支援までご協力頂き、2件のテーマが事業化準備のステージに進むことができました。非常に大きな成果が得られたこと、感謝しております。併せて、プログラム進行に伴い、テーマ起案者のマインドセットが技術志向から顧客志向へ、ソリューションの単独完結からパートナーとの協創へと変貌したのは、事業化加速とともに大きな収穫でした。次回のプログラムでは、当社事業案のみならず、当社のアセットを活用した外部企業からの事業案も積極的に受け入れる形でプログラム制度を拡張する予定です。この拡張により、多様な事業アイデアを取り入れ、さらなるイノベーションを加速していきます。