ACSL、米国子会社のACSL, Inc.がFirmatek, LLC.,と戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結
■ ACSLは、2023年12月に、ACSL, Inc.が戦略的代理店パートナーシップに関するMOUを締結したGeneral Pacific, Inc.にSOTEN(蒼天)50機を納品し、米国におけるSOTENの販売を開始
株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)の米国子会社であるACSL, Inc.は、テキサス州に拠点を置くFirmatek, LLC.,(以下、Firmatek)との間で、2024年1月16日に、米国市場の鉱業や重要インフラ産業におけるドローンの実装と活用促進に向けた戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結しましたので、お知らせいたします。
MOU締結の理由及び内容
世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速しております。米国ではNational Defense Authorization Act(NDAA)が施行され、ロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁止されており、また、中国製ドローンメーカーのDJI社は、2022年10月より米国国防総省の「中国軍事関連企業」に指定されております。このような市場環境の中で、ACSLは経済安全保障、企業向け対応及び用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能と考えております。
こうした背景から、ACSLは、2023年1月にカリフォルニア州に米国子会社ACSL, Inc.を設立するとともに、これらの米国の潜在顧客との緊密な連携を通じて、小型空撮ドローン(SOTEN)の改良を進めてまいりました。そして、2023年12月に、ACSL, Inc.がGeneral Pacific, Inc.にSOTEN(蒼天)50機を納品し、米国におけるSOTENの販売を開始しました。米国における様々な用途の需要に対応すべく2024年よりSOTENの販売を本格的に拡大する予定です。
Firmatekは、鉱業や重要インフラの点検においてドローンサービスを提供する企業です。2016年にドローンによるソリューションの提供を開始しており、すでに鉱業・埋立地や廃棄物管理業・電力設備・災害対応・建設業などあらゆる分野で活躍しています。
ACSLグループは、昨今のドローン市場における経済安全保障を重視する流れを受けて、Firmatekとの間で米国市場の鉱業や重要インフラ産業におけるドローンの実装と活用促進に向けた戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結することで、米国市場における販売及び市場開拓をさらに加速してまいります。
■Firmatek, LLC.,について
・名称:Firmatek, LLC.,
・所在地:8620 N. New Braunfels Ave, Ste. N105, San Antonio, Texas 78217
・代表者:Chief Executive Officer Lauren Elmore
・事業内容:鉱業、骨材、固形廃棄物、電力会社向けのデータ及びドローンサービスの提供
・設立年月日:1989年6月
【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。
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