artience、近赤外蛍光プローブ「Sciforiem®(サイフォリーム) FIシリーズ」を販売開始
高感度近赤外蛍光プローブで細胞やエクソソームの動態観察・定量分析を可能に
※本製品の製造・販売は、artienceグループのトーヨーカラー株式会社が行います。
医療技術の高度化に伴い、治療薬・診断薬の検証やスクリーニングのために、細胞などの生体分子の細部や動態を正確に観察する高感度イメージング技術が求められています。
artienceグループは、色材事業で培った有機合成技術を応用し、当該技術に対応した近赤外蛍光プローブ「Sciforiem® FIシリーズ」を開発しました。
従来の色素よりも少ない添加量で、細胞やエクソソームを迅速かつ鮮明に染色でき、十分な蛍光強度を発現するとともに、長時間の光安定性に優れる蛍光プローブです。
この度、鮮明な多重染色が可能な分光特性を特徴とする「Sciforiem® FI 7500」および、エクソソームの染色が可能な「Sciforiem® FI 7510」の2製品の販売を開始いたします。
Sciforiem® FIシリーズ 製品ページ
https://www.artiencegroup.com/ja/products/rd/fluorescence-probe.html
学会発表予定
「Sciforiem® FI 7500」および「Sciforiem® FI 7510」は、「日本薬学会第144年会」でポスター発表いたします。
「日本薬学会第144年会」は、薬学研究に携わる多くの研究者や医療人、教育者など約8,000名が参加し、最新の研究結果や測定機械・試薬などの情報を交換・展示する、薬学系では日本最大の学会です。
当日は、「Sciforiem® FIシリーズ」によるイメージング画像や、エクソソームの定量分析に繋がるフローサイトメトリーを用いた染色エクソソームの解析データを発表いたします。
学会名 | 日本薬学会第144年会 |
会期 | 2024年3月29日(金)・30日(土) 8:30~17:00 (展示は 9:00~) 2024年3月31日(日) 8:30~12:00 (展示は 9:00~) |
会場 | パシフィコ横浜(横浜市西区) |
ブース番号 | 展示ホールAB ブース63(キコーテック株式会社と共同出展) |
主催 | 日本薬学会 |
出展製品 | Sciforiem® FI 7500:高感度近赤外蛍光プローブ Sciforiem® FI 7510:エクソソーム染色用近赤外蛍光プローブ |
日本薬学会 第144年会 公式ウェブサイト[y1]
https://confit.atlas.jp/guide/event/pharm144/top?lang=ja
※Sciforiem®は、artience株式会社の登録商標です。
artience株式会社とは
artience株式会社は1896年に創業したファインケミカル素材の開発、提案を行う化学メーカーです(設立時名称:東洋インキ製造株式会社)。色材・機能材、ポリマー・塗加工、パッケージ、印刷・情報の4つのセグメントで事業を展開し、エネルギー、エレクトロニクス、バイオ・ヘルスケア分野などに領域を広げています。
artienceグループは、世界の人々に先端の技術で先駆の価値を届ける会社として、感性に響く価値を創りだし、心豊かな未来の実現に取り組んでいます。artienceグループの詳細についてはウェブサイト(https://www.artiencegroup.com)をご覧ください。
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