【2022年度SaaS利用実態調査】11個以上SaaSを導入している企業、2020年比32.7%増加

~急増するSaaS導入数に対応できず、7割以上の企業で未使用アカウントを保有~

SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」を提供する株式会社メタップス(渋谷区、代表取締役社長 山崎 祐一郎)は、530名の社内IT担当者を対象に行った「SaaS利用実態調査」の結果を元に「2022年度 SaaS利用実態調査レポート」を公開しました。コロナ禍以降急激に変化を続けている「SaaSの利用」「セキュリティ」「働き方」の3点に分け、SaaSが現代の働き方にどのような影響をもたらしているのかをレポートいたします。


【調査概要】
調査概要:【2022年度】SaaS利用実態調査レポート
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年12月12日〜同年12月25日
有効回答:SaaSを導入している、従業員数50名以上の企業の社内IT担当者530名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

1.何が変わった?2年前のSaaS利用実態調査レポートとの比較
2年前に実施した「コロナ期のSaaS導入変化でふり返る2020年」SaaS利用実態調査(https://press.metapscloud.com/full-report-2020-12-29)を元に2022年までの2年間でSaaSの利用方法にどのような変化が起きたのか調査しました。

■変わった点①:11個以上SaaSを利用している企業は2020年比で32.7%増加
2年前はSaaS導入数1〜10個が8割を占めていましたが、2年後には3割以下に縮小し11個以上導入する企業が32.7%増加しました。


■変わった点②:SaaSの導入・利用目的「業務効率化」から「コスト削減」のフェーズへ
2年前のSaaS導入・利用目的は約7割が「業務効率化」だったのが、2022年では「業務効率化」は半分以下となり、2年前に2割以下だった「コスト削減」が2022年では約3割近くまで伸びました。

 

■変わった点③:「利用許可を取っていないSaaSが利用されている」が3分の1以下に
2年前は「利用許可を取っていないSaaSが利用されている」が6割を占めていましたが、2022年には15.8%にまで減少しました。


2.SaaS利用企業のセキュリティ意識
年々SaaSの導入数が急増する一方で、各社がどのようなセキュリティ課題を抱えているのか調査しました。

■7割以上が、SaaSの未使用アカウントを保有
未使用アカウントがないと回答したのは4.5%にとどまり、7割以上は未使用アカウントを保有している結果となりました。また、「わからない」が22.5%となり、アカウントの利用状況が把握できていない(管理できていない)企業が一定数存在することがわかりました。

■未使用アカウントを最低でも「月額50,000円以上」浪費している企業が約半数
未使用アカウントをコストに換算すると50,000円〜80,000円が21.6%と最も多く、100,000円以上も12.5%となりました。

■SaaSのID・パスワード管理、約4割が「月に10時間以上」
パスワードの再発行や入退社手続きの時に多く発生するSaaSのID・パスワード管理の対応が「月に10時間以上掛かっている」が約4割に上りました。


3.コロナ下で移り変わる働き方とSaaSの関係
コロナの収束がまだ見えない中、SaaSを導入している企業ではどのような働き方をしているのか調査をしました。また、SaaSを多く導入している企業が抱えている課題にも着目しました。

■基本的な出社形態、「ハイブリッド」が64.3%で最も多い
SaaSを導入している企業では、ハイブリッド型(リモートと出社どちらも導入)の企業が過半数を占め、フルリモートを含めると8割以上の企業でリモートワークを導入しています。フル出社は2割以下となり、多くの企業では現在もリモートワークが継続されていることがわかりました。

 

■SaaS導入数を増やしたことで「残業時間が増えた」という声も
リモートワークが浸透し、多くの企業でSaaSの導入数が増え、便利になった一方で「残業時間が増えた」というIT担当者も。

■残業時間の増加要因、「SaaSの運用がIT担当者任せ」が最多
残業時間が増えた理由で最も多かったのが「SaaSの運用がIT担当者任せになっているから」でした。


その他の調査結果はこちらからダウンロード:https://contents.metapscloud.com/whitepaper_006
・SaaS運用に関わる社内IT担当者の人数は?
・最も導入されているSaaSは?
・社内でSaaS導入時のルールは?
・SaaS導入数とリモートワークの関係は?
・IT担当者がストレスを感じることとは?

■関連プレスリリース
・2020年12月29日公開
「コロナ期のSaaS導入変化でふり返る2020年」SaaS利用実態調査レポート
https://press.metapscloud.com/full-report-2020-12-29

・2021年10月12日公開
【中小企業経営者にSaaS管理の実態を調査】 約7割がSaaS導入時に「セキュリティの高さ」を重要視、 利用の課題は「コスト」「管理の手間」が過半数〜『SaaS一元管理ツール』に経営者の約9割が利用意欲〜
https://press.metapscloud.com/report-2021-10-12

・2022年2月8日公開
情シスの35.8%が悲痛な嘆き「経営者が自社ITを理解してくれていない」~「適切な評価を受けていない」「ITの便利屋だと思われがち」など、情シスの本音が明らかに〜
https://press.metapscloud.com/report-2022-02-08

・2022年10月19日公開
大企業社員600名に調査、シャドーITが生まれる理由の4割が「生産性の向上が目的」~「会社で利用しているサービスが非効率」「特に問題はないと思った」との声~
https://press.metapscloud.com/report-2022-10-19

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社メタップス」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://metaps.com/ja/

「メタップスクラウド」について

働き方の変化とともに企業のSaaS導入数は年々増加の一途をたどっており、企業にとっては便利になった一方で「SaaS管理」の手間と時間がIT担当者を苦しめています。SaaSを管理しきれずコストの増大や、パスワード漏洩などのセキュリティリスクも課題となっています。
「メタップスクラウド」は、これらの課題を解決するため、SaaS利用状況の把握、見える化を提供する「SaaS管理機能」と、すべてのSaaSにひとつのID・パスワードでログイン可能な「ID管理(IDaaS)機能」を搭載しています。SaaS管理・ID管理機能をそれぞれ提供するサービスは既にありますが、両方を兼ね備えているサービスは、日本で「メタップスクラウド」だけです(当社調べ)。
将来的には、SaaSアカウントの発行・解約といった情シスのルーティンワークを「自動化」することで、個を解き放ち、本来のクリエイティブな業務に注力できる環境構築を目指しています。
サービスサイト:https://www.metapscloud.com/

メタップスについて
「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」というミッションのもと、「世界を解き放つ」というビジョンを掲げ、グループの中核となるファイナンス事業・マーケティング事業・DX支援事業を通じて社会のDX化とフィンテックの発展を推進しています。

〈会社概要〉
会社名:株式会社メタップス(英文名 Metaps Inc.) 
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
代表者:代表取締役社長 山崎 祐一郎 
設立:2007年9月3日 
資本金:11,252百万円(資本余剰金を含む)※2022年6月末
コーポレートサイト:https://metaps.com/ 

※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社メタップス 事業開発本部
担当: 成田・姫野
Mail:pr_mcloud@metaps.com

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会社概要

URL
https://metaps.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
電話番号
-
代表者名
山﨑祐一郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2023年01月