創業75年の節目に「旅館」の再定義:宿泊を超え、地域と共創する「社会インフラの拠点」へ進化
「Reborn Wataya Project」は第二章へ。コロナ禍を乗り越えた「通う旅館」を土台に、新たな価値を生むプラットフォームを構築。
株式会社和多屋別荘(佐賀県嬉野市、代表取締役:小原嘉元)は、2025年11月、創業75周年という節目を迎えました。
そして旅館という場所のあり方を見直す取り組みとして2021年より始めた「Reborn Wataya Project」は、新たな年の幕開けとともに第二章へと歩みを進めます。
コロナ禍に提唱した「泊まる旅館から、通う旅館へ」という枠組みをさらに深化させ、地域と共に価値を創出し、社会に実装していく社会インフラとしての旅館を目指して、本格始動いたします。



▼「通う旅館」としてのこれまでの取り組み(2021年〜)
和多屋別荘は2021年から、株式会社イノベーションパートナーズとともに「泊まる旅館から通う旅館へ」というコンセプトのもと、従来の宿泊体験にとどまらない、新しい旅館のあり方を模索してきました。
旅館を単なる滞在施設ではなく、地域の日常や文化と交わる場として捉え直し、嬉野温泉、うれしの茶、肥前吉田焼を軸とした体験や店舗の展開、地域文化を伝える飲食・物販の誘致。ワーケーションやサテライトオフィスによる異業種との共創。さらには日本語学校の開校など、宿泊の有無を超えて多様な人々が集う「開かれた旅館」づくりを段階的に進めてまいりました。
これらの取組みは、旅館をプラットフォームとして地域資源がつながる新しい観光のかたちとして評価され、観光・地域創生の文脈においても多方面から注目を集めてきました。
また、2025年11月には、地元の食文化を担う新たなパートナーの出店により、飲食・物販・文化体験が旅館空間の中で結びつき、「通う旅館」第一章として描いてきた構想が一つの節目を迎えました。
「泊まるためだけの場所」から「日常的に訪れ、関わり続ける場所」へ。和多屋別荘はその姿を着実に変化させてきました。
この現在地はゴールではなく、次なる展開へと向かうための確かな基盤であると私たちは捉えています。
▼ 旅館全体を社会の「実験場」へ。パートナー企業との共創による新たな価値創造
2026年より、和多屋別荘の2万坪の敷地全体を社会実装に向けた実証実験の場として位置づけ、プロジェクトは新たなフェーズへと進化します。
すでに立ち上がっているサテライトオフィスやインキュベーションオフィス「Onsen Incubation Center」に集う企業との連携をさらに強化し、「旅館」という場を起点に、学びと実践が交差する新たなビジネスモデルを順次展開してまいります。
これらの取り組みは、「地域とともに未来をつくる」というReborn Wataya Project 第二章の中核を担うものです。
第一章は、旅館と地域、人と人をつなぐ「土台」を築く時間でした。
第二章では、その土台の上に、より深く、持続可能な関係性と循環を育てていきます。
今後は、文化・産業・人材が交わり続ける仕組みづくり、嬉野という土地に根ざした地域資源の再編集、そして旅館発の新たな事業やプロジェクトの創出を通じて、「通う」から「関わる」、そして「一緒に形づくっていく」旅館を目指していきます。



▼最後に
75年という歳月の中で、和多屋別荘は時代の変化とともに姿を変えながら、多くの方々に支えられ、歩みを重ねてまいりました。これまでのご縁とご支援に、心より感謝申し上げます。
今後も、地域やパートナーの皆さまとともに、次の時代にふさわしい旅館のあり方を描き続けてまいります。
和多屋別荘のこれからに、ぜひご期待ください。
【株式会社和多屋別荘 会社概要】
代表取締役 : 小原 嘉元
会社設立 : 1950年11月3日
事業内容 : 旅館業、飲食事業、リーシング事業
所在地 : 〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
公式サイト :https://wataya.co.jp/
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