【慶應義塾】2022年の集計方法変更により、自死(自殺)の理由不明の事例が減少し、理由が同定された事例が増加したことが判明
-現代の自死の理由解明へ新たな示唆-
岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の原田奈穂子教授、学術研究院医歯薬学域(医)の香田将英特任准教授、慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室の野村周平特任准教授は、2022年に警察庁によって実施された自死(自殺)統計の集計方法の変更が、どのように影響を与えたかを評価しました。
2010年1月から2022年12月までのデータを用いて分割時系列解析を行い、新方法の導入前後の自死者数の水準と傾向の変化を調査しました。
本研究結果は、2022年前後の単純な比較ができなくなった一方で、「理由不明」は減少しており、中長期的にみれば、今回の変更は、現代の自死の理由解明につながることが期待されます。
本研究成果は、2023年12月14日、米国の医師会が発行する「 JAMA Network Open 」に掲載されました。
2010年1月から2022年12月までのデータを用いて分割時系列解析を行い、新方法の導入前後の自死者数の水準と傾向の変化を調査しました。
本研究結果は、2022年前後の単純な比較ができなくなった一方で、「理由不明」は減少しており、中長期的にみれば、今回の変更は、現代の自死の理由解明につながることが期待されます。
本研究成果は、2023年12月14日、米国の医師会が発行する「 JAMA Network Open 」に掲載されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/2/14/240214-1.pdf
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