超音波を用いた非破壊検査と材料評価技術の研究動向について理解が深まる『超音波による非破壊検査・材料評価技術の進展』が2024年3月29日に発売!

株式会社シーエムシー出版

技術・市場動向レポート発行を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『超音波による非破壊検査・材料評価技術の進展』を2024年3月29日に発刊いたします。
定価は税込77,000円(本体価格70,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9405

  • 刊行にあたって

 非破壊検査は材料の品質や構造物の安全性(信頼性)を確保するために実施される検査法の一つであり、それが非破壊的であることが最大のメリットである。現在、様々な非破壊検査手法が幅広い産業分野で活用され、各種の素材や製品の品質管理、輸送機械の保守点検、プラントの設備保全などにおいて欠くことのできない重要な役割を担っている。高度化された非破壊検査手法を駆使することで、運用中の設備の状態監視(保守検査)や予知保全、さらにはその余寿命診断にも活用されている。世界的にSDGsの重要性が叫ばれている昨今、非破壊検査は社会の安全確保のみならず廃棄物削減や自然環境保全にも貢献する技術として今後、その重要性は一層高まると考えられる。

 本書では、超音波による非破壊検査と材料評価技術の現状と進展について理解を深めるために、当該分野の第一線で研究・開発に従事されている先生方にそれぞれの最新トピックをご執筆いただいた。何れも先駆的で独自性の高いトピックであり、今後の非破壊検査や材料評価の方向性を探る上で有益な内容となっている。(本書「はじめに」より抜粋)


  • 著者

井原郁夫   長岡技術科学大学
丸山泰蔵   東京工業大学
中畑和之   愛媛大学
村田頼信   和歌山大学
中島弘達   東芝エネルギーシステムズ㈱
渡邉 章   東北発電工業㈱
若槻尚斗   筑波大学
小原良和   東北大学
村山理一   福岡工業大学
小林牧子   熊本大学
財頭直希   熊本大学
濱田岳志   熊本大学
田中雄介   ジャパンプローブ㈱
伊藤智啓   名古屋工業大学
森永 武   大同特殊鋼㈱
燈明泰成   東北大学
高橋 学   仙台高等専門学校
福田 誠   秋田大学
西平守正   秋田大学
酒井哲也   日本大学
山崎友裕   大阪公立大学
和田明浩   大阪産業大学
古川 敬   発電設備技術検査協会
鈴木哲也   新潟大学
柴野一真   新潟大学
池上泰史   伊藤忠テクノソリューションズ㈱
榊原辰雄   伊藤忠テクノソリューションズ㈱
下野祐典   伊藤忠テクノソリューションズ㈱
中山貴司   ㈱島津テクノリサーチ
速水信弘   サーモフィッシャーサイエンティフィック 日本エフイー・アイ㈱
望月優輝   サーモフィッシャーサイエンティフィック 日本エフイー・アイ㈱
杉本恒美   桐蔭横浜大学
長谷川益己  九州大学
川嶋紘一郎  ㈲超音波材料診断研究所
古谷正裕   早稲田大学
清水鏡介   日本大学
大隅 歩   日本大学
山本哲也   産業技術総合研究所
瀬川裕二   都城工業高等専門学校
野村和史   大阪大学
星 岳志   東芝エネルギーシステムズ㈱
山本 摂   東芝エネルギーシステムズ㈱
落合 誠   東芝エネルギーシステムズ㈱
斎藤隆泰   群馬大学
齋藤 理   東京大学
岡部洋二   東京大学
林 高弘   大阪大学
會澤康治   金沢工業大学
北澤 聡   ㈱日立製作所
李 英根   ㈱日立製作所
Rikesh PATEL   University of Nottingham


  • 主な目次

【第1編:超音波探傷の進展】

第1章 局所共振を利用したき裂検出を目指した数値モデリングの検討

第2章 超音波探傷におけるスパースモデリングを用いた隣接欠陥の検出

第3章 検査位置を自動計測する超音波探傷システム

第4章 3D-UTシステムによる水車の非破壊検査

第5章 超音波透過法による金属内欠陥検出における縦波と横波の比較

第6章 非線形超音波フェーズドアレイによる閉じたき裂の高精度計測

第7章 電磁超音波センサと導波体を用いた高温構造物の非破壊検査

第8章 高温場の非破壊検査のための耐高温圧電素子の開発

第9章 超音波の音場解析,受信波形分析と探触子設計への応用


【第2編:構造材料の品質・損傷評価】

第10章 散乱強度分散による材料組織の均一性評価

第11章 音響共鳴現象を利用した材料評価と映像法

第12章 超音波による加熱材料の温度プロファイリング

第13章 2次高調波Lamb波を用いた平板に開いた丸穴の縁部の健全性評価の検討

第14章 紫外線C波による熱可塑性プラスチックの劣化形態と超音波による評価

第15章 電磁超音波センサによるアルミニウム-GFRP積層板の界面はく離の検出

第16章 GFRP成形板の超音波検査

第17章 発電機器の超音波検査

第18章 圧縮応力場のAEを指標としたコンクリート損傷度評価

第19章 計測・CAE連携によるアコースティック・エミッション(AE) 計測の高精度化

第20章 音波照射加振を用いた非破壊検査のための遠距離非接触音響探査法

第21章 空中超音波による難燃処理木材の防火性能の非破壊評価法


【第3編:超音波による損傷イメージング・評価】

第22章 水浸非線形超音波法による材料内異質部と損傷の可視化

第23章 超音波フェーズドアレイ画像の機械学習による傷探傷

第24章 気流中における空中超音波フェーズドアレイの音波放射特性

第25章 構造体健全性診断のための超音波伝搬可視化法による定量的非破壊評価

第26章 超音波による金属板のプレス成形欠陥の評価


【第4編:レーザ超音波による非接触計測・評価】

第27章 薄板溶接継手品質のレーザ超音波計測とそのロボットシステムの開発

第28章 レーザ超音波法による溶接インプロセス品質モニタリング

第29章 深層学習を用いたレーザ超音波可視化試験結果における欠陥有無の自動判定

第30章 レーザー励起ラム波のスローネス評価によるCFRPの剥離検出

第31章 レーザ超音波を用いた抵抗スポット溶接ナゲット径の非接触計測

第32章 レーザ弾性波源走査法による非接触損傷画像化技術

第33章 レーザ生成空中超音波源のためのターゲット材料と構造

第34章 レーザ超音波による非接触ボルト締結検査

第35章 超音波とレーザを用いた透明媒質中の非接触温度計測

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田高木ビル2F
電話番号
03-3293-7051
代表者名
金森洋平
上場
未上場
資本金
3200万円
設立
1961年10月