新型コロナ影響で広がる採用活動のオンライン化と採用活動の遅れが海外採用に追い風となる 海外IT人材が企業の競争力向上の起爆剤になるか
〜<全研本社>『インド・バンガロール グローバル・インバウンド シンポジウム』実施を受け、コロナ後の日本の海外 IT人材採用に関する最新レポートを発表〜
全研本社株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:林 順之亮、以下全研本社)は、新型コロナウイルス後の日本の海外IT人材採用に関するレポートを発表いたしました。
- 新型コロナウイルス後の日本の海外IT人材採用レポート:https://www.zenken.co.jp/news/2766
■新型コロナウイルスによる採用活動の遅れとその影響
現在、各社では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響により、多くの企業では本来春から始まる2021年卒新卒採用活動のスケジュールに大幅な遅れが生じています。その結果、春以降に実施予定の企業の説明会等の採用イベントが次々に中止となりました。これにより、これまで採用イベントを通じて自社のアピールをしていた中小企業やベンチャー企業は、学生に出会う機会が大幅に減少し、新卒採用の市場において知名度やブランド力のある企業が圧倒的に強くなるといった現象が起きています。その結果、有名企業や大手企業は優秀人材を問題なく確保できる一方で、採用イベントで魅力を伝え、学生とコンタクトを取る予定であった企業は優秀人材の獲得が難しくなっているといった現状があります。
■採用スケジュールの遅れで見えた海外採用の可能性
一方で、前述した採用活動の遅れにより、新たな可能性が見えています。それは、「海外採用」です。
日本企業に関して、従来は日本在住の新卒採用が優先であるといった傾向がありました。春の時点で採用活動を本格化しなければ日本在住の優秀人材の確保が難しいことから、春から秋にかけて日本のスケジュールを中心に採用活動が行われてきました。そのため、夏以降の採用は春から秋にかけての採用活動の穴埋めの位置付けであり、これにより、「夏以降に卒業する」海外人材の採用には力を入れることが難しいといった実情がありました。
しかし2021年卒の新卒採用においては、特に中小企業やベンチャー企業は採用スケジュールの遅れにより従来の採用活動ができていません。したがって、本来夏の時点で終えている予定の採用枠が空いているといった状況にあります。逆説的になりますが、例年の採用枠が空いていることで、スケジュールにより日本への就職難易度が高かった海外優秀人材と、優秀人材を確保したい企業の需要と供給がマッチし、各企業が優秀な海外人材の採用検討をしはじめています。
■採用活動のオンライン化が海外採用にも追い風
さらに、海外採用が考えられている要因は採用活動のオンライン化にもあります。
各社でテレワークによる在宅勤務などの導入・推進が進められる影響もあり、2021年卒新卒採用においては、オンラインでの採用活動が進められています。これまでWeb面接に慣れておらず、採用活動のオンライン化を進めていなかった企業が、新型コロナウイルスにより導入せざるを得ない状況となり、その結果オンラインでの採用活動が実施、積極的に導入されつつあります。
採用活動のオンライン化が一般化したことにより、場所を問わない採用活動が各社で行われるようになりました。これまで現地へ行く、もしくは学生が日本に来ることがスタンダードであった海外人材の採用活動が、オンラインで行うことにより時間・経費ともに大幅に削減。これまで様々な面で海外人材の採用に踏み出せなかった企業がテクノロジーによって課題が解消されることで、積極的なアプローチを開始しています。
■進む企業のIT化。海外採用が企業成長のカギとなる
採用活動において海外採用が進むことは、今後の企業のIT化の大きなカギになると言えるでしょう。
今回の新型コロナウイルスの影響により、全国的に危機管理や効率化に対する意識がより高まり、IT導入やシステム開発の波が来ることが予測され、今以上にIT人材の不足が加速すると予想されます。
当社が2020年5月20日に実施した海外人材雇用の実態をテーマとした『インド・バンガロール グローバル・インバウンドシンポジウムin TOKYO』は、1400名を超える申し込み者があり、注目度が高いイベントとなりました。参加者からは、「インドと日本の仕事へのモチベーションの違いを知れた」「IT系インド人材がさほど高額でなくても採用できるという話は新鮮でした」などの声が上がりました。
海外は日本に比べ圧倒的に大学の卒業ハードルが高いですが、ハードな勉強をして優秀な成績で卒業したとしても日本に比べ圧倒的に就職率が低いケースが多いです。その結果活躍の場を国内だけではなく国外にも目を向けハングリーに勉強やスキルアップに取り組む人材が育つ環境となっています。
グローバルで通用するスタンダードなスキル(英語とプログラミング)を持つハングリーな海外人材(特に新卒)を採用し日本の文化と自社の文化とを吸収し育成することは将来的に大きな戦力となり、企業がIT化推進・DX推進する大きなカギとなるでしょう。今後加速する企業のIT化に向けて、海外採用はその起爆剤となりうるのです。
- 海外IT人材採用支援サービスHP
- 【全研本社株式会社 会社概要】
代表者 : 代表取締役社長 林 順之亮
本社所在地: 東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー18・19階
創業 : 1975年5月
資本金 : 56,050,000円
オフィシャルHP: https://www.zenken.co.jp/
サービスHP:https://zenken-diversity.jp/
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