ファーウェイ、新時代のICTでインダストリー・クラウドを構築し、ビジネスの再定義を促進
ファーウェイは現在、世界各地のパートナー企業との緊密な協業のもと、革新的なICTソリューションを開発し、顧客企業がデジタル変革を進めるとともに、市場トレンドをリードできるよう支援しています。お客様志向を堅持し、強力な業界パートナーシップを築くことで、ICT業界におけるリーダーシップを確立しつつ、同社エンタープライズ・ビジネス(法人向けICTソリューション事業)の成長を実現してきました。
新時代のICTを各インダストリーに統合し、新たな商機を創出
ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ プレジデント兼ファーウェイ・ジャパン会長の閻力大(エン・リダ)は、「HUAWEI CONNECT 2016」での基調講演において、次のように述べています。「デジタル技術が成熟し、規模の経済が拡大してきたことで、世界中のあらゆる産業で破壊的イノベーションが生まれています。こうしたなか、積極的に破壊的イノベーションを取り入れ、新時代のICTを活用してデジタル変革に取り組む企業は、決定的な競争力を築くチャンスを手にしています。ファーウェイが提唱するインダストリー・クラウドはビジネス指向のデジタル変革を目指すものであり、単にクラウドとインダストリーを結びつけるだけではなく、クラウド技術をビジネスに組み込むことを意味します。未来のデジタル企業のビジネスは、データを生成、送信し、分析することです。このようなデジタル企業には、クラウド-パイプ-デバイスを統合したICTインフラが不可欠であり、オープンかつ柔軟、アジャイルでセキュアなプラットフォームによって、緊密な協業を通じて豊富なアプリケーションを開発し、革新的でウィン・ウィンなエコシステムを創出することが必要です。そうすることで、企業のデジタル変革が促進されるのです」
ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ マーケティング&ソリューション・セールス担当プレジデントの袁千在(ダイアナ・ユエン)は、基調講演に先立って開催された記者発表会において、次のように述べています。「ファーウェイの法人向け事業グループは、常にお客様志向を堅持し、お客様のビジネスにおける成功を手助けしつつ、自らも力強い成長を実現してきました。アクセンチュア、SAP、GE、Tシステムズ、ヘキサゴン、ハネウェル、インフォシス、シーメンス、アルストムといった400社以上のグローバル・パートナーと協力することで、クラウド-パイプ-デバイスを統合したICTとプラットフォームを提供し、顧客企業による新たなビジネスモデルの探求と、ビジネスにおけるアジリティと効率性の向上を可能としていま
す。ファーウェイはまた、こうした変化をさらに加速するため、相互につながったオープン・ラボを世界10か所に設置し、多様なインダストリーにおけるビジネスモデル、市場ニーズ、技術ソリューションなどについて、即座に対話できる環境を整備しています。世界各地のお客様に、こうした戦略とソリューションをご評価いただけていることを大変嬉しく思います」
ファーウェイはまた、「HUAWEI CONNECT 2016」で、世界的な調査会社であるフォレスターによるホワイト・ペーパー『ポスト・デジタル時代におけるビジネスとテクノロジーのリーダーシップ』を公表しました。同社バイス・プレジデント兼プリンシパル・アナリストのナイジェル・フェンウィック氏(Nigel Fenwick)は発表にあたり、次のように述べています。「未来の企業とは、顧客ニーズを第一とするテクノロジー企業です。企業はビジネスモデルを根本的に変革する必要に迫られています。企業における意思決定者は、デジタル・ビジネスのエコシステムが新しい収益モデルを加速するドライバーであることを理解する必要があります。オープンAPIと継続的なイノベーション、クラウド・プラットフォームを活用して、よりアジャイルにサービスを提供すると同時に、オープンなプラットフォームを構築し、中核ビジネスの運営のクラウド化、クラウド・エッジでのデータ分析、機械学習によるインサイトの獲得を進めることが不可欠となるでしょう」
クラウドは未来を拓き、ビジネス・エコシステムがクラウド化を加速する
ファーウェイはまた、同社のグローバル戦略パートナーであるアクセンチュアとともにエンタープライズ・クラウド・ソリューションを発表しました。両社は、ファーウェイのFusionCloudソリューションをベースにしたSAPおよびOracleのクラウド・ソリューションを共同で提供し、グローバル企業のコア・アプリケーションをワンストップで支えます。
ファーウェイとアクセンチュアでは過去2年間、両社の技術エキスパートが協力して、顧客企業のIT投資を削減し、柔軟でスケーラブルなシステム要求に対応できるよう、エンタープライズ・クラウド・ソリューションの開発に取り組んできました。
IoTコラボレーションで、エレベーターをよりスマート、そして安全に
データ分析会社の米ラックス・リサーチによると、世界のインダストリアル・インターネット市場は2020年までに1,510億米ドル(約15兆6,164億円※)に達する見込みです。インダストリアル・インターネットには生産現場で使用される機械や産業機器が含まれますが、インターネットに接続されたエレベーターとエスカレーターはその典型例です。「HUAWEI CONNECT 2016」で、ファーウェイは世界的なエレベーター・メーカーであるシンドラー・グループと提携し、オープンで柔軟、かつスケーラブルなコネクテッド・エレベーター・ソリューションを開発していくことを発表しました。同ソリューションにより、世界各地に設置される100万台以上のシンドラー製エレベーターを統合的にネットワークに接続し、管理することが可能となります。IoT技術によってエレベーターの運用データをリアルタイムに転送し、データ・シミュレーションを行うことで、クラウド・ベースのビッグデータ分析を通じた予防保全を実現します。これにより、エレベーターの安全性を大きく高める一方、運用コストを削減することが可能となります。
ファーウェイは変化の激しいデジタル世界において、今後も世界各地の戦略パートナーと積極的に連携し、発展的なエコシステムを構築していきます。また、各インダストリー特有のニーズに応えながら顧客企業とともにデジタル変革を推進し、より“つながった”世界の構築を目指していきます。
「HUAWEI CONNECT 2016」は8月31日から9月2日までの3日間、中国・上海で開催され、約2万人の来場者を迎えて、各インダストリーにおけるデジタル変革を推進するとともに、より“つながった”世界を構築する方策を議論していく予定です。
詳細は、以下の特設サイト(英語)をご覧ください。
http://www.huawei.com/minisite/huaweiconnect2016
※1米ドル=103.42円で換算(2016年8月31日現在)
*本参考資料は2016年8月31日(現地時間)に中国・上海で発表されたプレスリリースの翻訳版です。
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