「第1回春日野音楽祭」開催にヤマハ“おとまちⓇ”(音楽の街づくり事業)が協力 ~春日大社の式年造替を祝う市民参加の音楽祭~
2016年9月18日(日)・19日(月)、奈良市内で開催
当社は、奈良・春日大社で現在執り行われている「春日大社・第60年次式年造替」を祝い2016年9月18日(日)、19日(月・祝)に開催される市民音楽祭「春日野音楽祭」に協力しています。
1998年にユネスコの世界文化遺産に登録された春日大社は、768年に奈良の都に創建され、その姿を20年に一度行われる「式年造替」という神事を通じて維持するとともに、神域とされる春日山原始林や神の使いとされる鹿を地域で護ることで、世界に類を見ない自然と文化が一体となった風景をつくり出しています。奈良はかつて大陸からの文化が流入する国際都市であり、それは春日大社の表参道である三条通から西へ、さらに海を渡りシルクロードへとつながっていました。
春日大社では、その当時伝来した舞楽や、平安時代に最先端であった芸能を奉納する「春日若宮おん祭」という現存する最古の国際芸術祭といえる行事が880年間途切れることなく続けられています。
「春日野音楽祭」は、文化・芸能ともに縁のある春日大社での「第60次式年造替」を祝うために、奈良市内で、奈良駅前から春日大社本殿まで地域一帯となり市民が主体的に参加し「演奏を奉納する」という音楽祭です。さらに20年後の式年造替に向けても新たな地域文化として育てていくことを目指し立ち上げられました。
当社の“おとまちⓇ”は、音楽によって地域の資産や地域住民をつなぐ取り組みにおいて、奈良、春日大社の歴史的背景やロケーションに着目し、当市民音楽祭の立ち上げおよび構想づくりへ参画し、継続・成長していくためのしくみづくりに協力を行ってまいりました。今後も、日本文化の根底に流れる思想や地域の特色を紐解き、未来に向けた新たな価値創出や地域創生の一助となるよう努めてまいります。
「第1回春日野音楽祭」開催概要は以下の通りです。
■第1回春日野音楽祭 開催概要
・日時:2016年9月18日(日)、19日(月・祝)
・会場:春日大社境内、JR・近鉄奈良駅前から三条通りを中心とするまちなかおよび奈良公園
・主催:春日野音楽祭実行委員会 春日大社
・共催:春日大社第六十次式年造替奉祝行事実行委員会
・協賛 株式会社伊藤園 他
・後援(一部予定)
奈良県、奈良県教育委員会、奈良市、奈良市教育委員会、一般財団法人奈良県ビジターズビューロー、公益社団法人奈良市観光協会、奈良交通株式会社、奈良新聞社、朝日新聞社奈良総局、毎日新聞社奈良支局、読売新聞社奈良支局、産経新聞社奈良支局、NHK奈良放送局、奈良テレビ放送株式会社
・協力
一般社団法人奈良経済産業協会、奈良商工会議所青年部、一般社団法人奈良青年会議所、奈良県吹奏楽連盟、奈良県高等学校軽音楽連盟、南都銀行、独立行政法人奈良国立博物館、株式会社ヤマハミュージックジャパン、ウドー音楽事務所、ハーツミュージックスタジオ、コウキ商事株式会社
・公式サイト:http://kasuganofes.jp
◆春日野音楽祭のテーマ・企画内容
春日野音楽祭は、地域の資産を活用した新たな市民音楽祭として、下記の3つのテーマで
企画構成されています。詳細は、公式サイトをご覧ください。http://kasuganofes.jp
<社会的包摂 Social Inclusion>
世代・ジャンル等を超えた多様な音楽と主体的な参加者による、開かれた音楽祭を目指します。
●企画内容
・市内13ヶ所での公募演奏者たちの多種多様な音楽による「まちなかステージ」(18・19日)
・奈良の未来を支える子供たちと一緒に合奏「奉納鍵盤ハーモニカ大合奏」(18日)
・会場を音楽で一つにする当日限りの大合奏「フィナーレ 奉納大合奏&大合唱」(19日)
・子供や観光客も一緒に楽しむ「音楽ワークショップ」(18・19日)
●開催イメージ(プレイベント=昨年10/17開催)
<生き続ける文化遺産 Living Heritage to the future>
奈良1300年の歴史を踏襲した、21世紀型の新しい奉祝行事を創ります。
●企画内容
・広大で緑溢れる飛火野のステージで癒しの歌声を贈る「さだまさし飛火野ライブ」(18日)
・夜の本殿前にて、静寂の中音楽が捧げられる「林檎の庭特別奉納演奏」(19日)
出演:ウィリアム・アッカーマンwith トッド・ボストン、Special guest 押尾コータロー、三橋貴風
●出演者
<共有価値の創出 Created Shared Values>
市民の小さな力を少しずつ集め、地域の未来を作るための大きな力を育てます。
●企画内容
・食と音楽のコラボレーション「奈良うまいもんマルシェ」(18・19日)
・尺布寸鉄・一木半銭のご協力を募る「クラウドファンディング」
・音楽祭を通じて地域とつながり、歴史と文化を知る「春日野音楽祭学生運営サポーター」
●学生運営サポーターの活動イメージ(昨年のプレイベント時)
*「“おとまちⓇ”音楽の街づくり事業」について
ヤマハの「音楽の街づくり事業 “おとまちⓇ”」は、音楽の持つ“人と人とをつなげる力”を使って、サステイナブル(持続的)なコミュニティーづくりをサポートする取り組みです。
他の地域から訪れる人々との交流の拡大が進む中、産業振興やにぎわい創出などの地域活性化に取り組む自治体、企業などに対し、音・音楽を通じて地域の価値を高める街づくりへのソリューションを提供し、社会との新たな共有価値を創出します。
“おとまちⓇ”は、春日野音楽祭をはじめ、市民参加型音楽プログラムやコミュニティーバンド、市民オーケストラ結成のプロデュースなど、全国各地で実施される多くの活動に協力・協働しています。
Webサイト http://jp.yamaha.com/sp/services/otomachi/
Facebook https://www.facebook.com/otomachi/
【この件に関する一般の方のお問い合わせ先】
株式会社ヤマハミュージックジャパン
事業開発部 音楽の街づくり推進課
〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
TEL 03-5488-5438
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