AI英会話スピークバディ、新レッスンコンテンツ「グローバル製造業英語」を提供開始
「海外事業を強化・拡大する」製造業企業は62%、国際ビジネスの現場で求められる英語力強化を支援
株式会社スピークバディ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:立石剛史、以下「当社」)は、当社が開発・運営を行う「AI英会話スピークバディ」において、製造業をはじめとする国際ビジネスの現場を想定した新たなレッスンコンテンツ「グローバル製造業英語」の提供を開始します。
特定の業種・職種を題材にしたコンテンツとしては、「ホテル接客英語」「ITプロジェクト英語」「飲食店の接客英語」に続く第4弾となります。過去シリーズ同様、業種・職種の枠を超えて幅広い層に楽しんでいただけるよう構成し、海外の生産拠点や取引先と協働する方々には特に役立つコンテンツに仕上げました。

■背景:製造業でますます重視される海外展開、現場レベルで求められる実用的な英語力
国内市場の縮小や円安を背景に、日本の製造業では海外展開が急速に進んでいます。国際協力銀行(JBIC)の調査によると、2023年度の製造業企業の海外売上高比率は過去最高の40.0%、海外生産比率も36.0%に達しました(*1)。さらに、「中期的に海外事業を強化・拡大する」と回答した企業は62.0%にのぼり、今後も製造業のグローバルシフトが続く見通しです(*2)。
一方で、海外拠点や取引先との商談・会議・出張など、英語でのやりとりが日常化する中、円滑なコミュニケーションを担える現場人材の不足が課題となっています。こうした課題は製造業に限らず、グローバルに事業を展開するあらゆる業種に共通しており、企業には英語力の底上げ、従業員には効果的かつ効率的に多言語対応力を身につける手段が求められています。
*1:国際協力銀行(JBIC)「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告(2025年)」p.9
*2:同資料p.15
https://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2024/image/000009460.pdf
■新コンテンツ概要:日本本社とベトナム工場を舞台に、海外拠点との連携をリアルに再現したレッスン
「AI英会話スピークバディ」は、2016年9月にリリースした日本発のAI英会話アプリです。第二言語習得理論と最新のAI技術(音声認識、生成AI、自然言語処理など)を融合させることで、講師予約や教室への移動を伴うことなく1日15分〜の学習で効率的に英会話力を習得します。具体的かつ実際に起こりうる会話シーンで構成されたストーリー仕立てのレッスンが特徴で、学習者はストーリーの主人公となり、感情豊かなキャラクター(AIバディ)との対話を通じて、キーフレーズや発音、語彙、イディオムを総合的に学ぶことができます。
今回新たに提供する「グローバル製造業英語」は、グローバル展開をする製造・生産関連企業をモデルに、国際ビジネスの現場で役立つ英語を習得できるコンテンツです。個人・法人ユーザーどなたでも利用でき、無料体験期間中のお試しも可能です。なお2023年の機能リリース以来「リアルな英会話ができる」と好評の、生成AIを搭載したフリートーク機能 “バディチャット”も利用できます。
●ストーリー設定

生活雑貨の製造から販売まで行う「LifeBuddy社」の本社・生産管理担当である主人公(=学習者)が、ベトナムの自社工場(Hoa・Minh)や海外への製品展開を担う国際事業部(Luke)と協働しながら、製造・納期調整・トラブル対応などを進めます。物理的な出張・オンライン会議・現地調整を通じて、リアルな国際ビジネスを体験します。
主なシーン:
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工場視察 :新材料のテスト、チームへのフィードバック
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国際事業部との交流 :Lukeとの挨拶、ベトナム工場の説明
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製造プロセスの説明:商品の生産方法や材料調達
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定例ミーティング :生産量・納期・会議日程の調整
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海外展開計画 :製品の仕組み・サイズ・材料・コスト・販売戦略の議論
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文化・出張調整 :旧正月の休暇や出張手配の相談

●対応レベル
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第1章「海外展開に向けた連携」:初級(CEFR A2・英検準2級・TOEIC 225〜385)レベル
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第2章「トラブルを乗り越えて」:中級(CEFR B1・英検2級・TOEIC 550〜665)レベル
*第2章は12月に公開予定
キーフレーズ例:
I noticed that 〜 / let me know when 〜 / I’d like to reschedule 〜 / Do you mind if I 〜?/ In my experience, 〜 / Do you think you could 〜? / If that’s the case, we should 〜
●開発のポイント
・「現場で使える」実践英語を楽しく学べる構成に
製造業に従事される方々の協力のもと、英語に関する悩みや対処方法、海外にある製造拠点とのやりとりでよくあるエピソードを反映しました。背景デザイン・AIバディの人物設定にも工夫を凝らし、「生産現場の温度感」を再現することで、楽しく没入感ある学習体験を提供します。
・現場ニーズの高い初級表現を最大限に活用しながら、中上級者にまで役立つ設計に
日常業務での依頼・確認・報告などの基本表現から、意見や提案・判断を伴うより高度なやり取りまでを段階的に練習できる構成です。製造業に従事される方々から特に要望の多かった初級レベルの表現を最大限活用することで、どなたでも取り組みやすく、中上級の方々も汎用性の高い表現の定着が図れるビジネス英語コンテンツに仕上げました。
・多国籍チームでの協働に必要な異文化理解×実務英語を体験
多国籍なAIバディたちとの対話を通じて、異なる文化や働き方の違いを学び、グローバルなチームに必要な信頼構築と調整のプロセスを英語で疑似体験できるレッスン構成です。実務に活きる英語力に加え、異文化でのコミュニケーション力も磨けるよう工夫しました。
■コンテンツ開発責任者コメント
本コンテンツ開発責任者を務める藤原は次のようにコメントを寄せています。
今回の「グローバル製造業英語」の制作にあたっては、生産現場で働く方々の実務に役立つ英語が学べることはもちろん、同時に幅広い層の方々に楽しんでいただけるコンテンツを追求しました。
レッスン内のストーリーで主人公(=学習者)たちが取り扱う商材は、今年の猛暑で話題となった「クールネックリング」という身近なものを選定し、製造業の専門的な会話に不慣れな方でも親しみをもって学習を開始できるよう設計しました。舞台設定には、多くの日本企業が工場を構える東南アジアの中でも、プラスチック製品の製造が盛んなベトナムを選び、現地の文化背景を踏まえたコミュニケーションを体験できる構成としています。
海外の仲間と協力しながら、商品をつくるところから消費者のもとに届くまでを描くことにより、製造業で頻出の表現や語彙を実践的に習得しながら、ものづくりの過程やベトナムをはじめとする異文化に触れる楽しさを体感できるレッスン内容を目指しました。
当社は今後も、主要サービスである「AI英会話スピークバディ」のさらなるアップデートを重ね、これまでにない画期的な英会話体験を提供しながら、当社のミッションである「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」ための価値提供に取り組んでまいります。
■「AI英会話スピークバディ」について

2016年9月にリリースした日本発のAI英会話アプリ。第二言語習得理論と、音声認識や生成AI・デジタル音声・自然言語処理など最新のAI技術を融合させた学習体験は高く評価され、2025年11月時点でApp Storeの評価は「4.6」を獲得。累計学習者数は500万人を超え、企業や自治体、教育機関などでも180を超える導入実績があります。
URL:https://app.speakbuddy.me/
受賞歴
・グッドデザイン賞 (2021年)
・第20回日本e-Learning大賞(2023年)
・Google Play ベスト オブ 2023「優れたAI部門」部門賞 (2023年)
・日本サブスクリプションビジネス大賞(2024年)
・第14回 日本HRチャレンジ大賞 奨励賞(2025年)
■会社概要

【会社名】 株式会社スピークバディ
【英語表記】 SpeakBUDDY Ltd.
【所在地】 東京都中央区日本橋1-4-1コレド日本橋5F
【代表者】 代表取締役CEO 立石剛史
【設立年月日】2013年5月
【事業内容】
・AI英会話「スピークバディ」の開発・運営
・オンライン英語コーチング「コーチバディ」の運営
・英語学習者の悩みにプロの英語コーチが回答するQ&Aサイト「スピークバディ 英語学習Q&A」の運営
・AI英会話「スピークバディ」および「コーチバディ」の法人向け提供
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