町田市在住の伊賀健一氏が日本人3人目となる「 電気・電子工学の分野で最も権威のある学会の最高位のメダル・エジソンメダル」を受賞
スマートフォンの顔認証システムにも使われる「垂直共振器面発光レーザー」を発明
▼東京工業大学ホームページ>東工大ニュース>伊賀健一名誉教授にIEEEエジソンメダル
https://www.titech.ac.jp/news/2021/049686
今回の受賞は、伊賀氏の業績である「垂直共振器型面発光レーザーの概念創出、物理、及び開発への先駆的貢献」に対して贈られました。
面発光レーザーは、現在では高速光ファイバーやデータセンターなどの光通信や、レーザープリンター、マウス、最近ではスマートフォンの顔認証システムなどのレーザー光源に使われています。
受賞報告の為、町田市の石阪市長を訪問した伊賀氏は「エジソンメダルは自分の発明が「もの」になったことに対する最高の賞であり、特別な嬉しさがある。自分には現在小学2年生の孫が居て、とても好奇心が旺盛である。大人になっても好奇心を持ち続け、覚えるよりも原理を理解することが重要である。たとえ小さな出来事でも、自分で理解し、『わかった』という達成感の積み重ねが大切だと思う。」と語られました。
- エジソンメダルとは
- 経歴
伊賀氏は東京工業大学を卒業後、1968年東工大・大学院博士課程修了(工学博士)し、東工大において、教授、精密工学研究所長、図書館長、学長を歴任しました。
学部の卒業研究からレーザーを中心とする光エレクトロニクスの研究を始め、1977年に面発光レーザーを発案して世界で初めて実現するなど、光エレクトロニクスや微小光学基盤技術を築きました。
現在、面発光レーザーはコンピュータマウス、インターネットのLAN、レーザープリンター、スパコンなど、世界的に応用が進んでいます。
その研究は国内外で高い評価を受け、紫綬褒章、朝日賞、藤原賞、米国電気電子学会(IEEE)のノーブル賞、NHK放送文化賞等を受賞しています。
2013年4月に世界的学術賞で工学分野のノーベル賞とも言われているフランクリン賞・バウワー賞を受賞、2018年には瑞宝重光章を受章しました。
- 町田市市民栄誉彰とは
スポーツ、文化等で市民の栄誉となる功績があった方に対して、市長が行う表彰です。これまで6名の方を表彰しています。
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