ユニクロが四大会連続、スウェーデン代表に大会公式ウェアを提供「Grace. Strength. Unity.」を体現した新たなLifeWear
ユニクロは、2026年にイタリアで開催予定の世界的スポーツ大会で、スウェーデン代表選手団の公式ウェアを提供します。ユニクロが同代表団に公式ウェアを提供するのは、2019年1月のパートナーシップ締結以来、四大会連続。「Grace. Strength. Unity. (優雅さ。強さ。団結。)」をコンセプトにしたウェアは、複数の会場の寒暖差にも対応できる高機能性と快適さはもちろん、スウェーデンの文化にインスパイアされたシンプルで美しく洗練されたデザインのLifeWearで、選手たちのパフォーマンスと団結をサポートします。

ユニクロとスウェーデンオリンピック・パラリンピック委員会とのパートナーシップは今年7年目を迎えました。過去大会よりもさらに快適なウェアを開発するため、モニターテストやアスリートからの声を基に、素材を改良し、ミリ単位でフィッティングを調整。吸湿発熱・保温機能を持つ「ヒートテック」や、暖かさで包み込む機能性中綿「パフテック」など、ユニクロを代表する高機能素材に加え、高レベルの防水性、透湿性、低結露性を実現した東レ株式会社の防水透湿素材「Dermizax®」を、開会式・閉会式のジャケットとパンツに採用するなど、冬の厳しい気候にも対応できるよう、品質を高めました。
また、ユニクロはスウェーデン代表との協業を、服づくりとサステナビリティの両立を目指す商品開発に向けた先進的な挑戦と位置づけています。今回の公式ウェアではリサイクル素材の活用を拡大し、原産地情報の新しい開示の仕方を試みているほか、大会後のウェアを回収し、再利用に挑戦します。
■株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長 柳井 正のコメント
スウェーデン代表選手団の公式ウェアを四大会続けて提供し、服のチカラでサポートできることを大変うれしく思います。また、スウェーデンオリンピック・パラリンピック両委員会との長年のパートナーシップを通じて、大会での選手団の支援のみならず、次世代育成の取り組みを共に継続してこられたことにも深く感謝しています。来年、ユニクロの服を着用した選手たちが世界の舞台で輝かしい成果を重ねられることを楽しみにしています。
■サステナビリティの取り組み
温室効果ガス排出量の少ない素材の使用割合は約42%に。リサイクル中綿も採用
今回の公式ウェアでは、全使用素材に占める温室効果ガス排出量の低い素材の割合が約42%となり、2022年北京大会の約33%から大きく向上しました。高機能中綿「パフテック」はリサイクルポリエステルを50%使用し、新たに3アイテムに採用。中でもハイブリッドのダウンコートでは、この高機能中綿とユニクロの店舗で回収したダウンを100%使用したリサイクルダウンを使い分けました。ファスナーや縫製糸にもリサイクル素材を取り入れるなど、今回の公式ウェアの約92%に温室効果ガス排出量の少ない素材を採用しています。
従来素材*を使用した場合と比べ、温室効果ガス排出量を約24%削減
温室効果ガス排出量の少ない素材を約42%使用することで、原材料生産に関わる温室効果ガス排出量を、従来素材の使用時と比較して約24%削減しました。
※従来素材とは、従来の方法や原料に基づいて生産される、一般的に広く使用されている素材を指します。温室効果ガス排出量についてはHigg Material Sustainability Index(Higg MSI)登録情報などを参考に算出しています。
原産地情報等にアクセスできる二次元コードを初導入
一部の公式ウェアには、製品原産地や素材情報、着用後の送付先にアクセスできる二次元コード付き商品ラベルを、ユニクロとして初めて導入しました。選手はスマートフォンでこれらの情報を確認でき、着用後のウェア回収に協力することができます。サプライチェーンの透明化を含む、新たな情報開示の可能性を探る試験的な取り組みとして位置づけています。
■スウェーデン代表選手団に提供する公式ウェア
開閉会式やメダルセレモニー、移動時、トレーニング、メディア対応、選手村で過ごす時など、あらゆるシーンに対応するLifeWearコレクションに加え、フリースタイルスキー(ビッグエア・スロープスタイル・モーグル)、スノーボード(ビッグエア・スロープスタイル)、カーリングの競技ウェアを提供します。

スペシャルサイト(英語のみ):
https://www.uniqlo.com/se/en/special-feature/sweden-olympic-paralympic-collection-2026
■「ユニクロチームスウェーデン」について
2026年冬季大会に向け結成した「ユニクロチームスウェーデン」は、大会出場内定選手を含む計19名の選手(カーリング3チーム含む)で構成されています。ユニクロとスウェーデンチームとのパートナーシップや取り組みを広く世の中に伝えていく役割を担い、若者や子どもたちがトップ選手との交流を通じてアクティブで健康的な過ごし方を学び体験できるスポーツイベント「ユニクロドリームプロジェクト」への参加や、LifeWearのPRキャンペーンなどに登場する予定です。

スウェーデンオリンピック委員会選手 ※競技種目別

1 |
エバ・アンデション (Ebba Andersson) |
女子クロスカントリースキー |
2017年ラハティ世界選手権でシニア国際大会に初出場。2018年平昌大会ではスキーアスロンで4位、リレーで銀メダルを獲得。世界選手権では複数メダルを獲得し、長距離での強さと安定した滑りに定評がある。 2019年 世界選手権 4×5kmリレー 金メダル 2022年 北京オリンピック 4×5kmリレー 銅メダル 2023年 世界選手権 2種 金メダル 2025年 世界選手権 20kmスキーアスロン、10kmクラシカル 4×7.5kmリレー 金メダル |
2 |
アンナ・シェルビン (Anna Kjellbin) |
女子アイスホッケー |
2010年にLinköping HCでプロキャリアを開始し、2014年・2015年にRiksserien(現SDHL)優勝。2019年にHV71へ移籍し、2019–2020年シーズンでレギュラーシーズン1位に貢献。2022年北京大会に出場。 【主な戦績】 2012年 冬季ユースオリンピック 金メダル U18女子世界選手権 銅メダル |
3 |
ウォルター・ウォルバーグ (Walter Wallberg) |
フリースタイルスキー(男子モーグル) |
2018年平昌大会に初出場。2022年北京大会では男子モーグルでスコア83.23を記録し、金メダルを獲得。 【主な戦績】 2022年 北京オリンピック 男子モーグル 金メダル 2023年 世界選手権 デュアルモーグル 銀メダル/モーグル銅メダル |
4 |
ビリアム・ポロマー (William Poromaa) |
男子クロスカントリースキー |
2025年世界選手権で銀・銅メダルを獲得。2022年北京大会ではリレーで4位入賞し、スウェーデン期待の若手スキーヤー。 【主な戦績】 2023年 世界選手権 50kmクラシカル 銅メダル 2025年 世界選手権 50kmフリースタイル 銀メダル 2025年 世界選手権 4×7.5kmリレー 銅メダル |
5 |
ニクラス・エディン(Niklas Edin) クリストフェル・スングレン(Christoffer Sundgren) オスカー・エリクソン(Oskar Eriksson) ラスムス・ブラノー(Rasmus Wranå) |
男子カーリング |
チーム・エディンとしてオリンピックで金・銀・銅メダルを制覇し、世界選手権でも6度の優勝を誇る世界屈指の強豪チーム。長年にわたり安定した実績とチーム力で国際舞台を牽引。 【主な戦績】 2014年 ソチオリンピック 銅メダル 2018年 平昌オリンピック 銀メダル 2022年 北京オリンピック 金メダル 2018/2019/2020/2022年 世界選手権 金メダル |
6 |
アンナ・ハッセルボリ(Anna Hasselborg) アグネス・クノッヘンハウアー(Agnes Knochenhauer) サラ・マクマナス(Sara McManus) ソフィア・マベリス(Sofia Mabergs) ヨハンナ・ヘルディン(Johanna Heldin) |
女子カーリング |
オリンピックでは金・銅メダルを獲得し、世界選手権でも複数のメダルを獲得する実力派チーム。高い戦術力とチームワークで、国際大会でも安定した成績を残している。 【主な戦績】 2018年 平昌オリンピック 金メダル 2018/2019年 世界選手権 銀メダル 2022年 北京オリンピック 銅メダル |
スウェーデンパラリンピック委員会選手 ※競技種目別

7 |
エッバ・オールショー (Ebba Årsjö) |
女子スキー・アルペン |
世界選手権で複数の金メダルを獲得し、2022年北京大会でも2種目で金メダルを獲得したスウェーデン女子アルペンスキー界のエース。 【主な戦績】 2020/2021年 世界選手権 3種目 金メダル 2022年 世界選手権 4種目 金メダル 2022年 北京パラリンピック 2種目 金メダル、1種目 銅メダル 2023年 世界選手権 4種目 金メダル 2024/2025年 世界選手権 3種目 金メダル |
8 |
セバスチャン・モディン (Zebastian Modin) |
男子クロスカントリー、バイアスロン |
13歳で競技を開始し、15歳で初のパラリンピックでのメダルを獲得。4大会連続出場となるスウェーデンパラリンピアン代表のスター選手。 【主な戦績】 2014年 ソチパラリンピック リレー/スプリント 銀メダル 20kmクラシカル 銅メダル 2018年 平昌パラリンピック スプリントクラシカル 銀メダル 2019年 世界選手権 スプリント 金メダル/長距離 銀メダル 2022年 北京パラリンピック 12.5kmフリースタイル 銀メダル 2種目 銅メダル |
9 |
ヴィルヨ・ペッテション・ダール率いる |
男女車いすカーリング |
世界選手権およびパラリンピックにおいて安定した成績を誇り、2022年北京大会では銀メダルを獲得。 【主な戦績】 2018年 平昌パラリンピック 出場 2020年 世界選手権 銅メダル 2021年 世界選手権 銀メダル 2022年 北京パラリンピック 銀メダル |
■スウェーデン代表選手団公式ウェア提供の経緯
2019年1月、ユニクロはスウェーデンオリンピック・パラリンピックチームのメインパートナー兼、選手にウェアを提供するオフィシャル・クロージング・パートナーとなりました。共同で取り組んでいる次世代育成活動の「ユニクロドリームプロジェクト」にはスウェーデンにおいて2024年12月までに、67,045人の子どもたちが参加。服とスポーツのチカラを世界中の人々に届ける活動を推進しています。
パートナーシップに関する特別サイト:
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/ambassador/team-sweden/
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