現実空間をスマホで“丸ごと記録”し、自由に歩けるVR空間へ。実写メタバース生成「ガウシアンVR」専用のカメラアプリをリリース
スマートフォンで撮影した映像をアップロードするだけで、360度歩いて体験できるVR空間が自動生成される。そんな未来的な体験を誰もが手軽に実現できる次世代ツール「ガウシアンVR」に向けて、AI技術を活用した実写版メタバースおよびデジタルツインの開発を手がける株式会社MATRIX(本社:東京都千代田区、代表取締役:五石順一/株式会社メタリアル〈本社:東京都千代田区、代表取締役:五石順一〉の子会社)は、専用のカメラアプリ「ARCameraRecorder」をリリースいたしました。

参考動画:ガウシアンVRの作り方
スマホで撮るだけ、空間がメタバースになる
「ガウシアンVR」は、ユーザーがスマートフォンで撮影した動画から、現実に限りなく近い実写メタバース空間をAIが自動生成する技術です。専用プラットフォーム「どこでもドア」にアップロードするだけで、リアルなVR空間が構築され、他者とその空間内を共有・体験することができます。
誰でも“簡単に”撮れる新カメラアプリ「ARCameraRecorder」
今回のリリースで注目すべきは、「誰でも・簡単に」撮影できることです。このアプリは、「ガウシアンVR」専用の動画を撮影するために開発された、MATRIXのオリジナルアプリです。
主な機能:
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自動フロア計測:スマホをかざすだけで空間の広さをスキャン
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球体ガイドナビ:空中に表示されるスフィア(球体)に従ってカメラを動かすだけで最適な撮影コースが確保
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屋内外対応:家庭内・施設など、さまざまなシーンに対応
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即時アップロード:撮影した映像をそのまま「どこでもドア」へアップロード可能、VR空間を再現
推奨環境:iOS(iPhone15以降)
このアプリを使えば、誰でも迷わず、「ガウシアンVR」に適した動画の撮影を行うことができます。カメラアプリを起動して部屋を見回すと、「フロア計測モード」が自動的に開始され、撮影モードに切り替えると、空中にガイド用のスフィア(球体)が表示されます。スマホのカメラでこの球体をなぞるように動かすことで、正しい撮影が促されます。このカメラアプリで撮影された動画を、「どこでもドア」へアップロードするだけで、空間内を歩き回ることのできる「ガウシアンVR」が生成されます。特別な機材を用いることなくスマホだけで、だれでも簡単に「ガウシアンVR」専用の動画を撮影することが可能です。

「ARCameraRecorder」ダウンロード:Apple App ストア
https://apps.apple.com/au/app/arcamerarecorder/id6680182959?uo=2
■カメラアプリで広がる「ガウシアンVR」の可能性
現在、VRを活用している人は、アイブリッジ株式会社の「VRに関する調査」※によると全国民の17.22%にとどまっています。主な活用シーンは依然としてゲーム業界が中心ですが、今後は実写メタバースワールドを手軽に自動生成でき、かつ現実に近い形で参加者同士がコミュニケーションを取れるようになるなど、VR技術の進化により、VRの利用者は大幅な増加が見込まれます。
さらに、カメラアプリの導入により、「ガウシアンVR」の活用シーンも多様化。以下のようなさまざまな用途での展開が期待されています。
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イベント会場の複数人による遠隔下見
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アニメの聖地を友人と共有
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旅行先の景色を共有
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遠くで暮らす家族と家の様子を共有(想い出として、家族や家の様子を保管も)
など
ビジネスシーンでも、次のような幅広い応用が考えられます。
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不動産業における「遠隔内覧」
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ドラマ撮影地の選定や確認作業
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式場選びをメタバースで手軽に提供
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ホテルの案内
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飲食店や料理の案内
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会社の案内(採用向け)
など
※アイブリッジ株式会社「VRに関する調査-最新機器とサービス全般への興味・関心-」(2023年12月14日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000064613.html?utm_source=chatgpt.com
■開発者の想い:「空間を“記録”する時代へ」
「このカメラアプリは、誰でも簡単に正確な部屋の広さを測定し、理想的な撮影体験を提供できることを目指して開発しました。メタバースやVRの世界は、現実世界を超える可能性を秘めていますが、その第一歩は、身近なスマホでのスムーズなデータ取得にあります。標準搭載のカメラでの撮影では位置や角度の調整が必要でしたが、このアプリでは、カメラを向けるだけでガイドが表示され、直感的な操作が可能です。これにより、より多くの方が手軽にメタバース構築のプロセスを楽しめるようになりました。このアプリが、新たなクリエイティブの扉を開く一助となることを心から願っています。」(メタバース総研開発チームより)
■参考:「どこでもドア」について
「どこでもドア」は、リアルな映像を使用したメタバース空間で、集まり・出会い・楽しむことができる「実写メタバース空間共有プラットフォーム」。
●公式サイト:https://dokodemodoors.com/
●主な特徴:
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だれでも簡単に実写のメタバース空間を作成可能
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多様なイベントの開催・参加が可能(VR旅行、音楽ライブ、カラオケなど)
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AI自動翻訳機能で言語の壁を超えたスムーズなコミュニケーション
【どこでもドア】法人向け窓口:https://www.matrix.inc/corporation-top
【どこでもドア】公式YouTube:実写メタバース「どこでもドア」公式-YouTube
【どこでもドア】Facebookユーザーコミュニティ:【Dokodemo Door】Community for Reality Metaverse(VR/Quest) | Facebook

■メタリアル・グループについて
「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとし、を企業ミッションとし、翻訳市場において国内市場シェアNo.1に位置している。(出典:ITR「ITR Market View:対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2024」翻訳市場:ベンダー別売上金額シェア(2024年度予測))
法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など、2,000分野に対応。顧客ごとの課題解決・未来創造を目的とした完全カスタマイズAI開発サービスを提供している。
AI開発実績:翻訳AI、四季報AI、製薬会社向けAI、ゲームローカライズAI等
社名: 株式会社メタリアル
所在地: 東京都千代田区神田神保町3-7-1ニュー九段ビル
代表者: 代表取締役 五石 順一
設立: 2004年2月
事業内容: 業種特化の専門文書AIの企画・開発・運営
お問合せ先: pr@metareal.jp
■株式会社MATRIXについて
株式会社メタリアルの子会社として、2020年9月に設立。VRとAI技術を活用した実写メタバースおよびデジタルツインの開発を行う。
社名: 株式会社MATRIX
URL: https://matrix.inc/
所在地: 東京都千代田区神田神保町3-7-1ニュー九段ビル
代表者: 代表取締役 五石 順一
設立: 2020年9月
事業内容: VRとAI技術を活用した実写メタバースおよびデジタルツインの開発
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