『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』12/26(火)発売
相撲博物館学芸員が選りすぐった249点の貴重なコレクションが一冊に!豪華化粧箱入り150部限定 全シリアルナンバー入りで18万5,000円(税別)!
江戸時代後期は、文化が大衆化、つまり広く庶民まで親しまれるようになった時代です。相撲絵も江戸時代の庶民にまで広く愛好され、大相撲の評判はますます高まりました。そして相撲絵は、江戸時代の人々が楽しんだだけではなく、さまざまな情報を今日に伝えてくれる貴重なメディアでもあります。本書 『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』 では、初代館長・酒井忠正(1893~1971)のコレクションを中心とする相撲博物館の収蔵品から厳選した作品を、化粧まわし姿や着物姿、土俵入りや取組をはじめとする興行中の様子、稽古や巡業の旅、土俵を離れた日常などのジャンル別に収録しました。
作品にはそれぞれストーリーが読み取れます。力士の相貌だけでなく、一点一点が描かれた背景や歴史を感じながらお楽しみいただける作りとなっています。
日本相撲協会の相撲博物館には現在、3000点を越える貴重な錦絵が保存されています。 錦絵は版画であり、経年劣化が進んでしまうため、日本相撲協会はデジタル化を行って、後世に残すことに取り組んでいます。その貴重な作品を、今回は出版社である徳間書店が協力して、全点をアーカイブ化しました。その中から相撲博物館学芸員が選りすぐった249点を掲載した150冊限定の豪華本(A3判豪華化粧箱入り、画集324頁、解説48頁、別刷錦絵2点付)を、日本相撲協会監修で刊行いたします。著名浮世絵師の作品も多く掲載、軸装や屏風などの大型作品も含めてカバーしています。編集コンセプトは、江戸大衆文化の中からとらえた相撲。全七章の章立てで構成されています。解説は別冊子となっており、全て相撲博物館学芸員による執筆です。広く海外へ相撲文化を広める意味で、英訳も併記しました。
《全七章の章立て》
第一章 一人立・大首絵
第二章 場所入り・土俵入り
第三章 取組
第四章 稽古と旅(地方巡業)
第五章 関取の休日と江戸二十四景
第六章 相撲余聞(歴史・逸話・戯画・子供相撲)
第七章 二人立・三人立 ほか
《主な所蔵作品の浮世絵師》
①歌川派~豊国、国貞、国芳、広重、国輝
②勝川派~春章、春英、春好
③その他~東洲斎写楽、喜多川歌麿、月岡芳年
《書籍情報》
書名 大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション
発売日 2017年12月26日(火) ※銀座 蔦屋書店にて販売開始予定
監修 公益財団法人 日本相撲協会
定価 本体185,000円+税
発行・発売 株式会社 徳間書店
判型 A3判豪華化粧箱入り
画集(A3判 オールカラー324ページ)
解説(B5判 48ページ) 別刷錦絵2点同梱
※150部限定刊行 全シリアルナンバー入り
※デザインは変更になることがございます
©2017 Nihon Sumo Kyokai
『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』 商品ページはコチラ
http://www.tokuma.com/topicsinfo?tid=14956
<一般のお客様からの商品に関するお問合せ先>
株式会社徳間書店 TEL 03-5403-4365 (平日9:30~17:30)
『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』刊行によせて(本書より)
このたび、わたくしども日本相撲協会監修による『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』が刊行されるはこびとなりました。
日本における相撲の歴史はおよそ1,500年と考えられておりますが、現在のように多くの観客が楽しむ大相撲が成立したのは、江戸時代中期のことです。徳川幕府による「平和」が続き、人々は娯楽文化を楽しむことができ、大相撲は歌舞伎と並んで庶民の間で大変な人気を博するようになったのです。ちょうど多色刷りの版画である錦絵が明和2年(1765)に創始され、力士たちもその題材となりました。錦絵の誕生以降、浮世絵師の勝川春章や春英、東洲斎写楽、歌川国貞(初代)らが相撲にまつわる作品を数多く描いています。
日本相撲協会は、公益法人として国技相撲を維持、発展させるためにさまざまな活動を行っており、相撲博物館の運営もそのひとつです。本年は収蔵品のデジタルアーカイブ化の第一歩として、初代館長・酒井忠正の収集品を基礎とする相撲博物館の3,000点にもおよぶ錦絵の撮影を行いました。そのなかから厳選した作品を収録したのが本書です。大相撲の歴史を築いてきた名力士たちの肖像をはじめ、土俵入りや取組はもちろんですが、稽古や巡業の旅、そして力士たちの日常生活が垣間見える作品も多数収録いたしました。大相撲を愛好する皆様をはじめ、より多くの方に手にとっていただければ誠に嬉しく存じます。
刊行までに多くの皆様にご協力を賜りましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。色鮮やかな錦絵をご覧いただければ、当時の大相撲が目の前に甦ることと思います。本書を通じて皆様が大相撲の歴史・文化をより深くご理解いただけますことを祈念し、刊行の言葉といたします。
平成29年12月
公益財団法人 日本相撲協会理事長 八角信芳
- 「大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション」 発売記念イベント開催
開催日時 2017年12月26日(火) 19:30~20:30(受付開始19:15)
会場 銀座 蔦屋書店 (東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F)
出演者 芝田山親方(日本相撲協会広報部 副部長)、やくみつるさん(漫画家)
土屋喜敬さん(相撲博物館学芸員)
司会 文化放送 寺島尚正アナウンサー
参加方法 店頭、お電話にて、事前申し込みを頂いたお客様、先着50名様が無料にてご参加頂けます。
主催 株式会社徳間書店 銀座 蔦屋書店
お問合せ 銀座 蔦屋書店(TEL 03-3575-7755)
URL https://store.tsite.jp/ginza/event/humanities/1304-1303411202.html
<出演者プロフィール>
●芝田山康(しばたやま やすし)
元62代横綱・大乃国康 北海道出身。(1962年生まれ)。
千代の富士関の連勝記録を53で止めた大一番は有名。引退後は年寄芝田山を襲名し、芝田山部屋を開設。現在は日本相撲協会の副理事で、広報部副部長など4部門を担当。美食好きでスイーツに精通し「スイーツ親方」としても有名で、スイーツ関係図書が多数。
●やくみつる
1959年生まれ。日本の漫画家・好角家。現在はテレビのコメンテーター及びエッセイストとしても活躍中。東京都世田谷区桜新町出身、早稲田大学商学部卒。「まんがタイム」誌でデビュー。「パロ野球ニュース」など野球4コマ漫画を経て、「やくみつるのガタガタ言うゾ!」などの時事4コマ漫画をやくみつる名義で執筆。主な連載に朝日新聞、日刊スポーツ、月刊相撲など。第42回 文藝春秋漫画賞 (1996年)を受賞。時事ネタを扱うようになってからは、テレビ番組のコメンテーターなどの活動もしている。日本昆虫協会の副会長でもある。
●土屋喜敬(つちや よしたか)
日本相撲協会 相撲博物館 学芸員著書に「相撲」(法政大学出版会)がある。
- BIG BOOK刊行決定
【書名】 BIG BOOK『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』
【発行・発売】 カルチュア・エンタテインメント ㈱
【販売】 銀座 蔦屋書店にて5部限定販売(12/26より予約受付開始)
【サイズ】 横 500㎜ × 縦 700㎜(約B2サイズ)
【価格】 予価350,000円(税別)
〈BIG BOOKに関するお問合せ先〉
カルチュア・エンタテインメント ㈱ TEL.03-6800-4853
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