Bridge、AIO調査Vol.1「消費者向け18業種横断調査」 生成AIが参照する情報の67.5%は企業公式サイト以外

最も多くの回答で参照元に登場したのはYouTubeと判明Google検索上位とAIの参照先にも大きな乖離

マテリアルグループ株式会社

クライアントのコーポレートコミュニケーションからマーケティングコミュニケーションまでを総合的に支援するマテリアルグループ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役CEO:青﨑曹 以下:マテリアルグループ)傘下の株式会社Bridge(本社:東京都港区 代表取締役:松本雄介 以下:Bridge)は、生成AIが企業やブランドに関する回答を作成する際、「何を情報源として参照しているのか」を明らかにするため、AIO調査Vol.1「消費者向け18業種横断調査」を実施し、ChatGPT、Geminiの参照元URLを分析しました。

900問を各AIに3回ずつ質問し、取得した5,400回答のうち有効回答5,397件、参照元URL延べ70,209件を分析しました。その結果、AIが参照する情報の67.5%は、調査対象の企業やブランドの公式サイト以外であることがわかりました。AI別に見ても、ChatGPTで63.4%、Geminiで84.6%と、いずれも公式サイト以外が過半を占めました。参照元として登場した回答の数では、1位がYouTube、2位が顧客満足度ランキングサイト、3位が比較・ランキングサイトでした。

また、YouTubeは有効回答の16.7%に参照元として登場しました。Google検索上位10件のうちAIが参照元にしていた割合は、ChatGPTで6.8%、Geminiで13.4%にとどまりました。

本調査から、従来の検索順位だけでは捉えきれない、生成AI時代の新たな情報流通構造が見えてきました。

Bridgeでは今回の18業種横断調査を起点として、今後、業種別に生成AIの参照元や企業、ブランドの情報流通構造を継続的に調査していきます。

■調査サマリー

01|AIの参照元の67.5%は企業公式サイト以外

02|生成AI回答の約6回に1回でYouTubeが参照元として登場

03|Google検索上位とAIの参照元は必ずしも一致しない

04|公式サイトの参照割合には業種間で約6倍の差

【背景と目的】

生成AIの利用が広がり、AIの回答の中で自社の名前が挙がるかどうかが、企業の認知や選好に影響するようになっています。一方で、その手前にある「AIが回答を作るために何を参照しているか」は、業種をまたいで比較された例がほとんどありません。そこでBridgeは、消費者向け18業種を対象に、生成AIの参照元を横断的に調査しました。

【調査結果】

1.参照元の3分の2は、調査対象企業の公式サイト以外でした

参照元URL延べ70,209件を発信者別に分類したところ、調査対象企業、ブランドの公式サイトは32.5%でした。残りの67.5%は、比較サイトやメディアなどの第三者サイト(45.1%)、官公庁(12.6%)、業界団体などの団体(5.9%)、動画、掲示板などのプラットフォーム(3.9%)でした。

公式サイトの割合には業種差があり、クレジットカードの60.7%から全面リフォームの10.7%まで、およそ6倍の開きがありました。AI別に見ても業種による差は大きく、ChatGPTでは69.1%(クレジットカード)から11.9%(全面リフォーム)、Geminiでは35.9%(不動産一括査定)から0.8%(ペットフード)でした。医療保険では参照元の46.1%が官公庁、団体で、AIが企業名をほとんど挙げない業種も確認されました。


2. ChatGPTとGeminiでは、参照するサイトが大きく異なりました
1回答あたりの参照元はChatGPTが21.0件、Geminiが5.1件でした。Web検索を実行した回答の割合は、ChatGPTが87.7%、Geminiが58.4%です。

それぞれがよく参照する上位20サイトを比べると、重なったのは5サイトでした。また、官公庁の参照元はChatGPTに偏っており(参照元の15.5%)、Geminiでは0.3%でした。

3. 参照元として最も多くの回答に登場したのは、YouTubeでした
有効回答5,397件のうち899件(16.7%)で、YouTubeが参照元に登場しました。質問単位では900問中438問(48.7%)にあたります。参照されたYouTubeは604本、発信者は307チャンネルでした。AI別では、ChatGPTの26.8%(1位)に対し、Geminiは6.5%(5位)でした。Geminiで最も多くの回答に登場したのは比較、ランキングサイト(16.8%)で、顧客満足度ランキングサイトはどちらのAIでも2位でした。

ただし、YouTubeの参照(延べ1,432件)のうち、調査対象とした企業、ブランド自身の公式チャンネルは10.9%にとどまり、最も多かったのは個人による解説、レビュー系のチャンネル(42.5%)でした。

※参照元に占める件数(延べ)では、YouTubeは4番目です。本調査では「参照元に登場した回答の数」を順位の基準としています。

4. 検索の上位に表示されるページと、AIが参照するページは一致しませんでした

「医療保険 おすすめ」のように、実際に検索で使われるキーワードの形で聞いた質問146問について、Google検索の上位10件と、AIが参照したURLを照合しました。上位10件のうちAIが参照元にしていたのは、ChatGPTで6.8%、Geminiで13.4%でした。上位3件に限っても、それぞれ9.8%、16.0%にとどまりました。

コメント

〈Bridge取締役COO 坂本理恵〉

今回の調査で見えたのは、AIが参照する情報源の多くが、企業自身の公式サイトの外にあり、検索で上位に出るページともずれているという構造です。

さらに、ChatGPTとGeminiでは参照するサイトが大きく異なります。自社がどちらのAIで見られているかによって、打ち手は変わります。どのサイトやメディアが参照されているかは、業種ごとに実測できます。測れるのであれば、設計もできる。そこがこの調査の出発点です。

【調査概要】

  • 調査 分析:株式会社Bridge(マテリアルグループ)

  • 調査期間:2026年9月15日〜17日

  • 調査対象:消費者向け18業種(医療保険、がん保険、自動車保険、ペット保険、クレジットカード、AGA治療、不動産売買仲介、マンション売却、不動産一括査定、全面リフォーム、ローコスト住宅、学習塾、プログラミングスクール、資格講座、ミールキット、ウォーターサーバー、マットレス、ペットフード)

  • 対象AI:ChatGPT(gpt-5.6-luna)、Gemini(gemini-3.6-flash)

  • 調査方法:各社のAPIからWeb検索機能を有効にし、各業種50問(検討段階10問、比較・選定段階30問、実際の検索キーワードの形で聞く質問10問)、計900問を各AIに3回ずつ質問しました。回答ごとの参照元URLを全件記録し、発信者別に分類・集計しています。一般向けアプリの画面表示とは異なる場合があります

  • 有効回答数:5,397回答(取得した5,400回答のうち、3回答はAI側のエラーで取得できず)。

  • 参照元URL:延べ70,209件(回答ごとの参照元URLの合計)。URL単位で重複を除くと28,480件、ドメイン単位では6,305

  • 参照元の分類:公式サイト(調査対象とした330の企業やブランドの公式サイト)/官公庁(go.jp、lg.jpなど)/団体(業界団体、公益法人など)/プラットフォーム(動画、掲示板、百科事典、論文などのサイト)/第三者サイト(比較サイト、メディア、調査対象外の企業のサイトなど)

  • 検索結果との照合:実際の検索キーワードの形で聞いた質問180問のうち、Google検索の順位データ(2026年8月21日〜9月17日に取得)がある146問を対象に、自然検索の上位10件(1〜10位)と照合しました

【本調査の留意点】
本調査は参照元として記録されたURLを集計したものであり、AIが各ページの内容をどの程度回答に用いたかを示すものではありません。生成AIの回答は計測時期、使用モデル、計測回数によって変動します。また、モデルの学習データは本調査の対象外です。特定の企業、サービスの評価や順位を示すものではありません。1回答あたりの参照元の数はChatGPTがGeminiの約4倍のため、参照元URLの延べ件数に基づく全体値(発信者別の割合など)はChatGPTの傾向を強く反映します。主な数値はAI別にも示しています。



【本調査に関連するサービス】

Bridgeでは、各生成AIにおけるブランド言及率、参照元URL、競合との比較を可視化できる独自計測ツールをベースに、言及状況のモニタリングとAIに選ばれるための施策立案から実行までを支援するLLMO(大規模言語モデル最適化)コンサルティングサービスを提供しています。自社サイトの対策だけではなく第三者サイトへのアプローチが重要になるため、マテリアルグループのPRアセットを活かし、業界誌や専門性の高いメディアへのPR施策までカバーしています。

▼LLMOコンサルティングサービス

https://www.bridge-world.jp/llmo/

▼お役立ち資料(業界別AI露出調査レポートを公開)

https://www.bridge-world.jp/download/

株式会社Bridgeについて

世の中に変化を起こすことをミッションに掲げ、Webマーケティング領域に特化したサービスを展開しています。SEOコンサルティングとコンテンツ制作で培った知見を土台に、生成AIの回答に企業やブランドがどう取り上げられるかを実測し、LLMO・AIO・GEO対策を支援する「LLMOコンサルティング」を提供しています。AIが回答を作る際に参照したURLを全件記録して分析する点を強みとし、業界別の生成AI露出調査を継続的に公開しています。インターネット広告事業もあわせて展開しています。


マテリアルグループについて

マテリアルグループは、あらゆるビジネスのコミュニケーションを総合的に支援する専門事業集団です。クライアントの事業課題をともに解決し、社会との関係性を強化するパートナーとしてクライアントの成功に寄与します。「Switch to Red.(個性に情熱を灯し、価値観や常識を変え、世界を熱くする。)」をビジョンに掲げ、「すべての個性に情熱を灯し、可能性を最大化する」ことをミッションに、異なる得意領域を持つ各社が集い、ブランドとステークホルダーの望ましい関係を構築するあらゆるコミュニケーション事業を展開しております。

会社概要

名称

株式会社Bridge

URL

https://www.bridge-world.jp/ 

設立

2016年01月04日

代表者

代表取締役 松本雄介

所在地

東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル35階

事業内容

インターネット広告事業、SEOコンサルティング事業、LLMOコンサルティング事業

名称

マテリアルグループ株式会社

URL

https://materialgroup.jp/ 

設立

2014年08月18日

代表者

代表取締役CEO 青﨑曹

証券コード

156A

所在地

東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル35階

事業内容

グループ事業の経営方針策定および経営管理

〈グループ会社〉 ※事業セグメント順

株式会社マテリアル(PR事業を主としたマーケティングコミュニケーション業務全般)

株式会社ルームズ(プロダクトプレイスメントおよびスタイリング事業)

キャンドルウィック株式会社(PR広報、広告宣伝の代理業務ならびにコンサルティング業)

株式会社Bridge(インターネット広告事業、SEOコンサルティング事業)

株式会社CONNECTED MATERIAL(「CLOUD PRESS ROOM」の運営)

株式会社マテリアルリンクス(ソーシャルコマースおよびEコマースのマーケティング支援)

株式会社トレプロ(ソーシャルメディアマーケティング事業)

株式会社マテリアルキャピタル(M&Aを支援するファイナンシャル・アドバイザー)

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会社概要

URL
http://materialgroup.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル35階
電話番号
03-6869-1100
代表者名
青﨑 曹
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2014年08月