電車広告の効果、乗車時間と混雑率で大きく変化 ~電車内広告に関する調査~
混雑した電車の広告ほど行動喚起されやすい
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、一都三県、二府二県の20~50代男女(普段週3回以上電車に乗る方)に「電車広告に関する調査」を実施し、その結果を7月15日に公開しました。
※調査日は2020年6月30日(火)~7月1日(水)です。
※調査日は2020年6月30日(火)~7月1日(水)です。
【 調査結果 】
都市部では通勤時間が長くなりがちで、車内も混雑が目立ちます。
車内広告を見る人やその行動喚起率について、通勤時間や混雑率で変化があるのか、また東西差はあるのかを調べてみました。
< トピックス >
- 最も広告が見られる乗車時間は、「1時間~1時間半未満」
- ほぼ全ての電車内広告が、肩や体が触れ合う程度の混雑率(150%~180%)の場合に最も見られている
- 混雑した電車の広告ほど行動喚起されやすい
< 乗車中に見る広告の種類 >
Q.【TOP2】電車の広告についてお伺いします。あなたは普段電車に乗っている時、次の広告をどの程度見ていますか。あてはまるものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
■最も広告が見られる乗車時間は、「1時間~1時間半未満」
乗車時間が短いほど、広告を見ていない。特に「15分未満」は、全ての広告において見ている割合が低い。
最も広告が見られる乗車時間は、「1時間~1時間半未満」。
■ほぼ全ての電車内広告が、肩や体が触れ合う程度の混雑率(150%~180%)の場合に最も見られている
ほぼ全ての電車内広告が、肩や体が触れ合う程度の混雑率(150%~180%)の場合に最も見られており、「ドアステッカー」は、混雑率が高い方がよく見られている。
< 広告からの行動喚起率 >
Q.あなたは電車内で見た広告の商品やサービスについて、次のような行動をとったことがありますか。あてはまるものを全てお知らせください。 (複数選択可)
■乗車時間の長さと電車広告における行動喚起は比例しない
15分未満の乗車時間では、広告から行動喚起させるのは難しい。乗車時間が長くなれば、広告による行動喚起率は上がるが、「1時間半以上」になると行動喚起率は減少する傾向にあることから、乗車時間の長さと電車広告における行動喚起は比例しないといえる。
あまり長いと仮眠や読書、動画視聴など他の行動をとる人が多くなる人が多くなるのではないかと推察。
■混雑した電車の広告ほど行動喚起されやすい傾向
座席に余裕がある状態では、半数以上が行動喚起に繋がっていないが、混雑した電車の広告ほど行動喚起されやすい傾向。乗車率200%以上では、半数以上が広告きっかけでネット検索している。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202007train_ad/
※上記ページにて、レポートおよび集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】
・乗車時間
・乗車率
・広告からの行動喚起率
・【エリア・世代別】乗車中に見る広告の種類
・【乗車時間別】乗車中に見る広告の種類
・【乗車率別】乗車中に見る広告の種類
・【乗車時間別】広告からの行動喚起率
・【乗車率別】広告からの行動喚起率
【 調査概要 】
調査名 :電車広告に関する調査
調査対象者:男性、女性/20~50代/一都三県、二府二県/普段週3回以上電車に乗る方
有効回答数:640サンプル
割付 :性年代均等
調査期間 :2020年6月30日(火)~7月1日(水)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)
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