大学キャンパスにおけるSHOP STOPの稼働台数が過去最大、2年で3倍の伸び。キッチンカーが大学生活の日常に欠かせない存在に。
〜学内のインフラとしてキッチンカーを備える大学が増加〜
株式会社Mellow(本社:東京都千代田区、代表:石澤正芳 以下「メロウ」)が運営する日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」は、大学でのキッチンカーの導入数が増加していることをお知らせいたします。2024年4月には過去最多となる197台の導入台数を記録し、2022年4月の62台から3倍に増加しました。
新型コロナウイルス感染症の影響が緩和され、対面授業が再開されたことで、大学内でのキッチンカーの需要が急増しています。この需要増に応えるため、SHOP STOPは大学内でのキッチンカーの数を増やし続けています。
多くの大学は昼食時の混雑を緩和し、食事の選択肢を広げるためにキッチンカーを導入しています。また、一部の大学は行政により避難所に指定されており、今後メロウが行政との連携を強化することで、災害時にキッチンカーでの炊き出しを実施して欲しいというニーズが高まっています。
今年は、令和6年能登半島地震をはじめ、何度も震災が発生しています。そのような時期に備えるためには、備蓄だけでなく、複数の対策が必要です。
メロウが展開する「SHOP STOP」では、平時より大学、オフィス街、住宅エリア、公共空間等において、ショップ・モビリティによるサービス提供を日常的に行うプラットフォーム基盤を構築し運営しています。また、そのSHOP STOPの基盤を活用した「フードトラック駆けつけ隊」は、過去の災害対応や迅速なサービスにより高い評価を得ています。
キッチンカーは調理人と一緒に食材や機材を運び、出店場所やメニューを柔軟に変更できるため、今後も災害時に活躍が期待されています。しかし、災害時のみに限定されたキッチンカーの活用は、キッチンカーの出店事業者や利用者にとってもリスクを伴うため、キッチンカー事業者とプラットフォームは、平常時からの出店基盤の確立が不可欠です。
メロウは、日常生活だけでなく災害時の備えとしてもキッチンカーの普及を進め、土地を管理するオーナーや行政等と連携し、『必要なものを必要な場所に届けることができるインフラ』としての役割を果たす未来を目指しています。
▼大学担当者様のコメント
【学校法人立命館大学BKC ご担当者様】
学生からの食環境改善要求に応えるため、BKCでは13年前からキッチンカーを導入。キャンパス内全23ブースに40店舗を超えるキッチンカーとお弁当販売業者が登録、BKCランチストリートと称して学生・教職員に多様な食事を提供してきた結果、1日平均約1300食を提供する規模にまで拡大しています。
今年度からは、利用者の利便性向上と更なる拡充を目的に業務委託契約を締結。SHOP STOPアプリにより利用者に即時性の高い情報提供が可能となり、業務委託により営業店舗数が66店舗になり、前年度比1.6倍にまで拡大させることが出来ています。
BKCにおけるキッチンカー出店台数はコロナ禍以降拡大していますが、郊外キャンパスのため近隣に飲食店も少なく、キャンパス内食堂施設だけでは1万3千人の学生・院生に十分な食環境は提供しきれません。今後、BKCランチストリートを拡充していくことで食環境の多様化を図り、キャンパス内の賑わい創出にも貢献できればと考えています。
【学校法人近畿大学 ご担当者様】
キッチンカーを導入するに至った経緯は、モノからコトへと価値観がシフトしていく時代の変化に対応する狙いがありました。
本学部は約1700名の学生が在籍しており、食堂の機能だけでは約半数の学生しか賄うことができず、昼食難民が発生していました。さらに、コロナ禍における社会情勢の変化は食堂経営を逼迫し、マンネリ化やサービス品質の維持などに課題を感じていました。
キッチンカーの導入によって、キャンパスでの飲食環境に彩りが加わり、その利用者は本学部の学生に限らず、地元住民や附属高校の生徒などにも広がりを見せています。この結果、出店者、メロウ、大学、そして顧客の四者が利益を得る状況が生まれました。
今後は、サロンや物販など、食事にとらわれないジャンルの拡大に期待しています。
【 学校法人福岡大学 ご担当者様】
本学では、学生向けサービスの向上と食事の多様性を追求するためにキッチンカーを導入しました。導入当初は軽食がメインでしたが、この4月からはランチメニューも提供します。
学生と教職員からは期待の声が上がっており今後も楽しみです。
また、本学は博多駅からの交通の便が良くなったこともあり、食堂での混雑回避や食の多様性を求めて学生たちが博多駅まで出かけることも増えてきたため、学内での食事のバラエティを充実させることにより、ランチタイムの混雑緩和と、移動時間を短縮することで授業の合間の時間を有効に使える効果に期待しております。
これらの取り組みを通じて、学生にとってより豊かなキャンパスライフが送れる仕組みづくりに努めてまいります。
【学校法人東海大学 品川キャンパスご担当者様】
本学はキャンパス間移動に伴い、春から品川キャンパスの学生数が1000人ほど増える見込みで、食事の提供数を増やすことと、飲食スペースの分散化を目的にキッチンカーを導入しました。
新たなキッチン設備への投資は不要で、SHOP STOPの活用により初期導入コスト0で学生に食事を提供できるようになりました。さらに、キッチンカーの配車や法令基準の確認、事業者向けマニュアル作成もSHOP STOPが行ってくれ、スムーズな導入が可能でした。
しかし、学生からは価格が高いとの声があります。毎日の昼食代ということや、平塚のキャンパスから移ってきた学生が多いことから、都市部の価格差に慣れていないこともあるのではないかと思います。
それでも、継続的なコストがかからず、学生がいない時期でも必要なタイミングで出店してもらえるのは大変助かっています。そのため、キッチンカーにはぜひ継続して出店して欲しいと思っております。
継続出店をしていただくにはキッチンカーの売り上げを増加させる必要もあるため、学生だけでなく近隣の方にも利用していただけるようポスターや看板を設置し、学外へも周知しています。これからも学生のために、さまざまな取り組みを進めていきます。
【学校法人甲南学園 ご担当者様】
本学では、職員有志によるstudent-firstを目的としたチャレンジプロジェクトを推進しており、この一環で、2021年度10月よりキッチンカーを導入しました。
導入時はコロナ禍の影響により、食堂座席数の制限等もありましたので、キッチンカーの導入によって、食堂混雑の緩和や食のバラエティ向上を期待しました。
導入から4年目を迎えましたが、キャンパスに新たな彩りが加わったことを実感しています。現在は、日常のランチタイムだけでなく、オープンキャンパス等のイベントの際にもキッチンカーが活躍しています。
円滑にキッチンカーを利用できている背景には、甲南大学生活協同組合と連携により、実質的な管理運営をSHOP STOPに依頼したことが大きいです。
今後も活用範囲拡大の際には頼りにしていきたいと考えています。
【国立大学法人京都大学生活協同組合本部 ご担当者様】
コロナ禍を受け、食堂の密集状態を回避するため大学からの依頼により、生協ではキッチンカーを導入しました。それと同時に、学生に「健康的な食事を短時間で提供したい」という我々の目的もありました.
学生たちは食のバラエティを求めており、複数のキッチンカープラットフォームを検討した結果、事故時のサポートがあるメロウにキッチンカーの配車を委託することにしました。
導入にあたっては、営業許可などをキッチンカーごとに個別に確認する必要がなかったためスムーズに導入する事ができました。
また、食事を楽しみたい学生が多く、デザートからお弁当まで、バラエティ豊かなメニューが提供されており、学生を始め教授、事務員、多くの方々から喜びの声をいただいております。
今後も安心・安全で健康的な食事を提供するため、この取り組みを続けて参ります。
【学校法人上智大学 ご担当者様】
本学では、昼休みの時間内に多くの学生に食事を提供するという課題がありました。この問題を解決するために、キッチンカーが導入されました。
導入したことで、食堂の混雑が緩和され、さまざまな専門的な食事が学内で提供できるようになりました。
外国籍の学生の多い本学の学生からは、特に食事の多様性が評価されており、キッチンカーの導入は好評です。
さらに、キャンパスの改修により、学生は憩いのスペースでの食事を楽しむことができるようになりました。
キッチンカーの導入は、食事提供だけでなく、全体的なキャンパス環境の向上にも寄与しています。
ただし、サスティナビリティの観点からは、ゴミ削減などの取り組みが進むことが望ましいとも考えています。
しかし、学生向けのサービスとして、食事の価格が高くなりすぎないことも重要だと感じます。
これらの観点を踏まえ、今後もSHOP STOPサービスの改善と維持に期待しています。
【学校法人学習院 学習院大学 ご担当者様】
今年の4月から、本学は3台のキッチンカーを導入し、学生たちは食堂の営業時間外でも食事を楽しむことができるようになりました。
食事のキッチンカーに加え、クレープなどの軽食のキッチンカーなど食のバラエティが増えて嬉しいです。キッチンカーの存在が、学内の雰囲気を一層明るくし、学生たちが広場を活用するきっかけになっています。
以前は利用されていなかった広場も、キッチンカーの導入により、学生たちの集まる場所となり、賑わいを見せています。
さらに、キッチンカーの運営をメロウにアウトソーシングすることで、大学としての管理負担が軽減されています。今後もキッチンカーの利用を続けていきたいと考えております。
【学校法人京都産業大学 ご担当者様】
コロナ禍によるリモート授業の影響で、食堂事業者が撤退し、カフェメニュー提供者が見つからないという食事に関する課題が本学にはありました。その解決策として、必要な時に利用できるキッチンカーの導入を決定しました。
この導入により、大学側で設備等の出費をする必要がなく、食のバラエティを増やすことができました。学生からはキッチンカーの利用希望の声が増え、学内の風景にも彩りを加えています。また、オープンキャンパスに来る学生も喜んでくれています。
キッチンカーの管理運営や事業者の配車は、メロウが担当しており、反社チェックや営業許可証の確認などがされている事業者のため学生が安心して購入できると考えております。
また、事務局としては、メロウに運営やキッチンカーの配車を委託することで、手間を最大限に抑えつつ、学生の食のバラエティを向上させることができ、大変ありがたいと感じています。
▼代表者コメント
【メロウ 石澤コメント】
以前、カフェカーを経営していた経験から、出店場所の不足が業界の大きな課題であることを痛感しました。その後、メロウの活動により、キッチンカーが安心して出店できる場所が徐々に増え、現在では全国20以上の都道府県で合計およそ1,000台/日のキッチンカー事業者に出店場所を提供しております。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、巣篭もりやデリバリー・テイクアウトの需要が増加し、キッチンカーの利用も様々なエリアやシーンで拡大しました。オフィスワーカーやイベント来場者への食サービスに留まらず、マンション居住者、大学の学生、公園来場者などへも拡大しました。
今後も様々なシーンでキッチンカーをはじめとした店舗型モビリティの活躍の場を増やし、全国に無くてはならないサービスに、そして災害時の支援も行えるプラットフォームに成長させていきます。
▼参考情報
地震に関する地域危険度測定調査(第9回):東京都
https://www.funenka.metro.tokyo.lg.jp/area-hazard-level/regional-risk-level/
2024年4月17日に起きた豊後水道を震源とする地震や、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れが発生するなど、2024年1月の能登半島地震を皮切りに地震による災害が増加しています。
2022年に東京都が発表した首都直下地震に関する調査「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)」によると、荒川、足立、墨田、葛飾など23区東部の6区が、最も危険度の高いランク5のうち4分の3を占めており、首都圏では、直下型の地震がいつ起こるかわからない状況下にあり、それが大きな災害となる可能性もあります。
▼SHOP STOP アプリについて
SHOP STOPのスマートフォンアプリをダウンロードすると、キッチンカーのメニューが確認できます。
また、SHOP STOPスタンプカードにチェックインすると、スタンプカードのスタンプが貯まります。さらには、キッチンカーをお気に入り登録をすると、出店当日だけしか出会えなかったキッチンカーの日頃の出店場所がわかります。
下記リンクからスマートフォンアプリ「SHOP STOPアプリ」をダウンロードすることが可能です。
SHOP STOPアプリのダウンロード:https://app.adjust.com/jt3r2ww
スタンプカードの使い方:https://www.mellow.jp/media/recommend/129
▼SHOP STOPについて
キッチンカーをはじめとした店舗型モビリティビジネス向けのプ ラットフォームです。現在、営業場所1,100カ所以上、登録店舗数3,000店以上と日本最大規模となっており、全国22都府県で営業を実施済み(実証実験含む)で、今後もエリア拡大を加速していきます。また、多種多様なキッチンカーを手軽に探すことができるSHOP STOPアプリでは、個店の情報として分散しがちなキッチンカーの情報を集約し、集客機会や顧客接点を創出しています。また、ハイブリッドワークに適した「勤務地・自宅登録機能」や、「気になるお店の通知機能」も搭載するなど、キッチンカー事業者、顧客双方の課題の解決や、社会の変化に応じたアップデートを続けています。
サービスURL:https://www.mellow.jp/shopstop
▼フードトラック駆けつけ隊について
フードトラック駆けつけ隊はメロウが運営する一般社団法人です。行政、企業と連携して、被災地への炊き出しといったモビリティによる災害支援などを目的とするキッチンカー事業者団体です。
ショップモビリティプラットフォームSHOP STOPの基盤を活用し、平時よりオフィス街、住宅エリア、公共空間等において災害時に活用できるインフラづくりに努めています。
本法人は災害などのリスク対策時に、迅速かつ効率的に機能する新しい防災基盤の構築や、社会課題への継続的な支援を目的に2021年7月に設立されました。
災害による被災者及び被災地域の地方自治体、フードトラックをはじめとするモビリティ事業者、行政機関、社会課題支援団体、支援企業、その他関係団体等と連携を図りながら、モビリティを活用した人材の派遣、食事及び物資等の提供による支援活動を想定し活動してまいります。
駆けつけ隊について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000031879.html
▼Mellowについて
株式会社メロウは、2016年に設立し、店舗型モビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を運営しています。「SHOP STOP」は、街に変化と豊かさをもたらすサービスで、移動することで小さな商圏を成立させ、多種多様なニーズに応えることができます。また、毎日店舗が入れ替わることで、顧客の新しい発見や体験を促進し、街の活性化に寄与します。
メロウは、「街に変化と豊かさをもたらし、それぞれの豊かさを、それぞれの想いで。を実現」してまいります。
会社名:株式会社Mellow(Mellow Inc.)
事業内容:モビリティを活用した空地活用事業・店舗型モビリティの開業支援およびコンサルティング事業・キッチンカー直営事業
資本金:9億406万円(準備金含む)
代表者:石澤正芳
従業員数:51名(役員含む)
設立:2016年2月18日
twitter:https://twitter.com/Mellow_corp
Mellowのプレスリリース一覧:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/31879
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