心が動くおはなしでこどもの情緒を育む

『いっしょに楽しむおはなしのえほん　心をゆさぶる20話』 12/4発売

株式会社　高橋書店

2023年12月26日 11時00分

株式会社高橋書店（本社：東京都豊島区、代表取締役：高橋秀雄）は、2023年12月4日（月）に、
『いっしょに楽しむ　おはなしのえほん　心をゆさぶる20話』（大野寿子監修、税込1,650円）を全国の書店・オンラインストアで発売しました。
大人気読み聞かせシリーズ、『いっしょに楽しむ　おはなしのえほん　こどもに伝えたい20話』（2021年発刊）
『いっしょに楽しむ　おはなしのえほん　動物たちとまなぶ20話』（2023年発刊）のシリーズ第３弾です。前作同様０歳から6歳のこどもとその保護者を対象読者とし、こどもの情緒が育つ、「じんわり」「しんみり」「ほっこり」するおはなしを20話集めました。

ドキドキして、ふしぎで、泣いて！　想像力と感情がどんどん豊かになる。

　本書は、アンデルセン、グリム、日本昔話など、世界の「感動する」おはなしを集めました。泣けるおはなしや、ちょっと怖いおはなし、結末がふしぎなおはなしも。幼い頃に「ハッピーエンドではない物語」に触れておくことで、こどもの情緒の発達に役立ちます。おはなしの豆知識もたっぷりで、こどもも大人も想像力と感情がどんどん豊かになります。

個性豊かな美しいイラスト

実力派の絵本画家が勢ぞろい。個性的な13名の画家による、圧倒的に美しいイラストが特徴です。

読む楽しさとリズム

昔話独特の「くり返しのリズム」を多く取り入れ、重要なセリフやオノマトペを太字にして、読み聞かせしやすい本になっています。

親子の会話が弾む！　「ふりかえってみよう」コーナー

読んだ後にお子さんとおはなしをふりかえる

主人公以外の立場になってみたり、自分だったらどうするか考えたり、親子で一緒におはなしをふりかえることができます。

お話の理解度チェックができる

一度聞いたおはなしをきちんと理解しているか、いっしょに確認できます。記憶力を養い、考える力が身につきます。

自分の頭で考えて、伝える力が身につく

おはなしにはさまざまな解釈があります。

こどもの奇想天外な発想も否定せず、「そういう考えもあるね」と聞くことで、自分なりの答えを見つけ、自分の言葉で伝えるトレーニングができます。

【監修】

監修者：大野寿子（おおのひさこ）

東洋大学文学部教授。博士（文学）。グリム童話・伝承文学・ドイツ文学研究者。

福岡県出身。2004年九州大学大学院文学研究科独文学専攻博士後期課程修了。愛知教育大学専任講師、東洋大学文学部日本文学文化学科准教授を経て、2017年4月に同学部国際文化コミュニケーション学科教授就任。グリム兄弟の業績を主に文献学的立場から考察。グリム童話における森、魔女、異界研究、ドイツ少数民族ソルブの民話研究、絵本の挿絵研究などを手がける。第43回ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞（2003年）。挿絵展「ヨーロッパのメルヒェン世界―グリム童話と挿絵の黄金時代―」（2015年）、挿絵展「花と妖精のヨーロッパ―挿絵が誘う〈もうひとつの世界〉」（2016年）を監修（東洋大学井上円了記念博物館）。公開講座、特別授業等も各地で開催。

【本文構成】

第1章　ふしぎなおくりもの かさじぞう、こびとのくつや、ほしのぎんか

第２章　約束と誘惑 ハーメルンのふえふき男、パンドラのはこ、うらしまたろう、ゆきおんな

第３章　思いがけない結末 びんぼう神とふくの神、ロバの耳の王子、青いとり、かぐやひめ

第４章　愛ってなんだろう すずのへいたい、たなばた、にんぎょひめ

第５章　幸せってなんだろう マッチうりの少女、こうふくの王子、赤いろうそくとにんぎょ

第５章　罪と救い　 赤いくつ、パンをふんだむすめ、マリアの子

【書誌情報】

『いっしょに楽しむおはなしのえほん　心をゆさぶる20話』

監修者：大野寿子　価格1,650円（税込）

体裁：ＡＢ判、144ページ／ISBN：978-4-471-10455-9

【シリーズ書籍】