【MUFG】MUFG工芸プロジェクト「第一回KOGEI ARTISTS LEAGUE」展示販売会を日本橋三越・美術特選画廊にて開催!ファイナリストとサポーター作家の作品を展示・販売

展示販売会に先立ち行った記念イベントでは、世界で活躍するサポーター作家によるファイナリストの作品紹介や、若手時代の秘話を披露。若き工芸作家たちに、熱いエールが送られました!

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は、工芸の伝統と革新を支援する「MUFG工芸プロジェクト」の一環として、若手作家の作品展示・販売機会などを支援する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」にて選出されたファイナリスト22名と、世界で活躍するサポーター作家らの作品の展示販売会を8月20日(水)~25日(月)の6日間、東京・日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊にて開催しました。

展示販売会では、選考過程の中、サポーター作家たちがそれぞれの「推し」として推薦したファイナリストの作品と、サポーター作家自身の作品を並べて展示。若手作家への展示・販売機会の創出に加え、工芸の伝統の継承・発展のために志を同じくする仲間たちの輪をひろげていきたいという活動意義を視覚的に表現しました。会期中は、工芸作品のファンの方を中心に、約1,700名のお客様にご来場いただき、「若手を応援する企画趣旨・展示内容を含めてとても素晴らしい」など、展示会や継続的な活動を期待する温かい応援の声をいただきました。

【KOGEI ARTISTS LEAGUE展示販売会 開催概要】

日時:2025年8月20日(水)~25日(月)

会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

展示販売会を記念してトークプログラム&表彰式・内覧会を開催

■トークプログラム『未来へ向かう工芸』

「第一回 KOGEI ARTISTS LEAGUE」展示販売会の開催を記念して、会期前日の19日に、MUFG工芸プロジェクトの総合監修である東京藝術大学名誉教授の秋元雄史氏をはじめとするサポーター作家(※)が登壇するトークプログラム「未来へ向かう工芸」を開催しました。

第一部では、推薦したサポーター作家よりファイナリストの作品を紹介。伝統的な技法と素材の理解に加えて、自身のバックグラウンドから日常の心の機微まで作品に昇華し、工芸作品の新たな形に挑戦する若き工芸作家たちに、熱いエールが送られました。

第二部では、工芸の未来や作家たちのキャリアをテーマに、世界で活躍するサポーター作家たちの過去の地道な活動秘話が語られ、若きファイナリストたちを勇気づける一幕もありました。当日は、美術大学に通う学生等、幅広い年代の方々にご来場いただき、「作品紹介を通して、ファイナリスト一人ひとりの個性が垣間見え、より作品に興味が湧いた。」「サポーター作家の方々のファイナリストへの愛が感じられるセッションだった。」などの嬉しい感想をいただきました。

(※)秋元雄史氏を筆頭に、世界で活躍する工芸作家13名を「KOGEI ARTISTS LEAGUE」サポーターとして迎え、ファイナリストの選考を実施

【トークプログラム『未来へ向かう工芸』サポーターコメント】

MUFG工芸プロジェクト 総合監修 / 東京藝術大学名誉教授 秋元 雄史氏

「今の工芸界には、現代アーティスト・人形師・ガラス作家など、多様なアイデンティティを持つ作家がいます。こうした作家の多様性こそが、工芸の可能性を広げ、個性が際立つ工芸作品が生まれていくのだろうと感じます。また、現代アート、デザインと工芸は枠にとらわれず国内外で広がりを見せています。そうした現状も踏まえながら、ファイナリストやサポーター作家の皆さんと、やり取りができればと思います。」

漆彫刻家 / 金沢美術工芸大学工芸科 漆・木工コース准教授 青木 千絵 氏

「若手時代から、声を掛けていただいた展覧会一つ一つに向き合っていた。学生だったこともあり自分にはできるはずがないと思うこともあったが、精一杯取り組むことで展示を見てくださった方が次の展覧会に呼んでくださり、機会が増えていった。そうした点と点がつながっていったと今振り返ると感じる。皆さんも一つ一つの機会をぜひ大事にしてほしい。」

竹工芸家 / Artist 四代田辺竹雲斎 氏

「20代後半は、初めて開催した個展で一つも作品が売れずに悩んだこともあったが、アメリカやフランスなど海外への挑戦が自身の転機となった。近年、実物のインスタレーションを見た人よりも、SNSなどを通じて見た方からの製作依頼のほうが多い。これからは作家にとって、インターネットを使った情報発信戦略も非常に大切だと感じている。」

■表彰式・内覧会

トークプログラム終了後、展示販売会場でファイナリストへの表彰式と内覧会が行われました。表彰式では、ファイナリストへのトロフィー授与に加え、推薦したサポーター2名とファイナリストの記念撮影を行いました。内覧会では、各ファイナリストがそれぞれ自ら作品にこめた想いを来場者に語る等、熱気にあふれる会となりました。

【表彰式 主催者/サポーター代表のコメント】

MUFG 経営企画部 ブランド戦略グループ 次長 糸川佳孝

「工芸の伝統と革新を支援することを目的に『MUFG工芸プロジェクト』を立ち上げ、2年にわたり様々な取り組みを積み重ねてまいりました。その中で、若手作家を支援する仕組みがないという声を多くいただき、今回『KOGEI ARTISTS LEAGUE』の実施に至りました。初年度の今回は関東甲信越と北陸の復興支援という観点で地域を限定して行いましたが、今後はより多くの皆さんに機会を提供できるよう広げていきたいと思います。また、ファイナリストの皆さまにも、展示の機会や研鑽できる場を、引き続き提供したいと考えています。」

MUFG工芸プロジェクト 総合監修 / 東京藝術大学名誉教授 秋元 雄史氏

「ファイナリストにとって、現役で活躍するサポーターから応援してもらえるというのは、何ものにも代え難いほど嬉しい経験だと思います。5年後10年後には、お互い作家として再会できる日が来るでしょうし、そうなってほしいなと思っています。『KOGEI ARTISTS LEAGUE』も全国展開していきたいというお話を聞いて心強く感じています。いい形で今後も展開していければいいなと思っていますし、心から応援しています。」

■展示販売会 記念イベント 開催概要

日時:2025年8月19日(火)

<トークプログラム『未来へ向かう工芸』>

会場:コングレスクエア日本橋 ホールA/B

登壇者:秋元 雄史(東京藝術大学名誉教授/MUFG工芸プロジェクト総合監修)ほか、サポーター11名

<表彰式・内覧会>

会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

登壇者:秋元 雄史(東京藝術大学名誉教授/MUFG工芸プロジェクト総合監修)、サポーター12名、ファイナリスト21名


MUFG工芸プロジェクト

MUFGは、パーパス「世界が進むチカラになる。」の実現に向けて、社会、お客さまをはじめとする全てのステークホルダーの課題に徹底的に向き合い、その解決に取り組んでいます。そのパーパスの一環として、工芸文化、産業の発展と作り手・使い手双方を応援するイベントやセミナーの開催など、様々な試みを行っております。

「MUFG工芸プロジェクト」サイト

KOGEI ARTISTS LEAGUE

MUFGは、社会貢献活動の一環として、2023年より日本の工芸の『伝統と革新』を支援する「MUFG工芸プロジェクト」を進めてきました。日本の伝統的な工芸の文化や技術の継承に寄り添い、そこから変化の時代に必要なイノベーションを学ぶことを目的としています。

このたび、工芸の作り手をめざす若手を対象とした新しいプロジェクト「KOGEI ARTISTS LEAGUE」を始動しました。若手作家に対し展示・販売の機会をつくるとともに、その選考の過程で、活躍している先輩方がサポーターとなって交流や学びの機会をつくり、良い刺激となることを期待するものです。

「KOGEI ARTISTS LEAGUE」特設サイト

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ビジネスカテゴリ
銀行・信用金庫・信用組合
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会社概要

URL
-
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区丸の内 1-4-5
電話番号
-
代表者名
亀澤 宏規
上場
東証1部
資本金
-
設立
2005年10月