プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

慶應義塾
会社概要

【慶應義塾】蛍光イメージングに汎用されるローダミン蛍光色素のねじれを利用した新たな蛍光消光機構を発見

-新たな蛍光プローブ開発への展開に期待-

慶應義塾

慶應義塾大学薬学部の花岡健二郎教授らの研究グループは、蛍光イメージングで汎用されるローダミン蛍光色素の新たな蛍光特性を発見しました。

ローダミン蛍光色素は一世紀近く前から知られている蛍光色素で、生きた細胞や動物での蛍光イメージングに使われてきました。ローダミン蛍光色素の蛍光特性は調べ尽くされたと考えられていましたが、本研究グループは、ローダミン蛍光色素において分子内で「ねじれ」を起こすことで蛍光をほぼ完全に消すことに成功し、この現象を立体反発誘導型TICT(steric repulsion-induced twisted intramolecular charge transfer: sr-TICT)と名付けました。これをもとに、主要な薬物代謝酵素であるCYP3A4活性によって100倍以上の大きな蛍光上昇を示す蛍光プローブの開発に成功しました。

さらにこの蛍光プローブを用いて、ヒトiPS細胞から分化させた成熟肝細胞および腸管上皮細胞の分離・精製に成功しました。

今後、開発した蛍光プローブが創薬や再生医療へと貢献することが期待されます。本研究成果は、2024年2月16日(米国東部時間)に国際学術誌「Science Advances」に掲載されました。


▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/2/19/240219-1.pdf

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
その他
ビジネスカテゴリ
学校・大学
関連リンク
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2024/2/19/28-156941/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

慶應義塾

9フォロワー

RSS
URL
https://www.keio.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区三田2-15-45
電話番号
-
代表者名
伊藤 公平
上場
未上場
資本金
-
設立
1858年10月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード