SIEMSOCサービス「D-SOC」を提供開始、最先端のサイバーセキュリティセンターが六本木にオープン予定

​13年連続世界トップクラス「IBM Security® QRadar® SIEM」システムを採用した、24時間365日リアルタイム有人監視セキュリティサービス

デジタルデータソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊谷 聖司、以下デジタルデータソリューション)は、24時間365日リアルタイム有人監視のセキュリティサービスD-SOCの提供を開始したことをお知らせします。2025年夏には、六本木ヒルズに大規模・最先端のサイバーセキュリティセンターがオープンします。順次アメリカ、イギリス、シンガポール、ベトナムなど海外に4拠点を展開し、世界中で合計5つのサイバーセキュリティセンターを設立する予定です。

お客様の声から生まれた、次世代セキュリティSIEMSOCサービス

デジタルデータソリューションは、「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します。」という理念のもと「サイバーセキュリティ事業」「フォレンジクス事業」「データリカバリー事業」の3事業を展開しています。

長年にわたりデータトラブルの解決を手掛け、累計対応実績499,974件(*1)を超えるデジタルデータソリューションは、ランサムウェアやEmotet、不正アクセスといったサイバー攻撃被害の事後対応を専門としてきました。これまで多くのお客様から「まさかうちが狙われるとは」「しっかり対策しておけばよかった」といった後悔の声を耳にしてきました。また、インシデント後の対応を重ねるなかで、お客様から「インシデントを未然に防いでほしい」という声も数多く寄せられてきました。

これらの声に応えるため、社内に揃うエンジニアの技術力や最先端の設備を活かし、クオリティを最大限に発揮できるサイバーセキュリティ対策として、SIEMSOCサービスの提供を開始しました。

*1 デジタルデータソリューションにおけるデータ復旧、フォレンジクスサービスの問合せ数の合計(算出期間:2011年1月~)

世界最先端のSIEMシステムを採用し、社内PC・サーバなど全方位監視

デジタルデータソリューションが提供するD-SOCは、SIEMSOCという種類のSOCサービスです​。社内のPC・サーバ・プリンターなど、全てのログを収集・分析し、24時間365日体制でネットワークやデバイスを監視し、サイバー攻撃の検出・防御を行います。SIEMシステムは、世界的に評価されている「IBM Security® QRadar® SIEM」を採用しています。

近年、UTM、EDR等のセキュリティ製品だけでは、全てのサイバー攻撃を防ぐことが難しくなっています。脆弱性をついた攻撃を防ぐためには、製品等のログを収集・分析し有人で監視するセキュリティ体制が必要です。

SIEMSOCのイメージ図

六本木ヒルズに大規模・最先端のサイバーセキュリティセンターがオープンし、海外4拠点にも展開

「D-SOC」は、利便性・信頼性ともに高く、様々な業界からトップクラスの企業が集まる六本木ヒルズに、最先端のサイバーセキュリティセンターを開設します。セキュリティやデータリカバリーにおけるハイレベルな人材と最先端設備が揃い、24時間365日いつでも万全な体制を構築しています。

日本に加えて、アメリカ、イギリス、シンガポール、ベトナムにもサイバーセキュリティセンターを開設し、世界各国での監視体制を構築する予定です。

D-SOCサイバーセキュリティセンター(六本木ヒルズ)のイメージ図
海外D-SOCのイメージ図

49万件のデータインシデント対応実績を誇る「100名体制の専門部隊」が事後対応をサポート

ランサムウェアやEmotet、不正アクセス、データ復旧など日本国内累計49万件以上のデータインシデント対応を行ってきたデジタルデータソリューションは、高い調査能力と迅速な対応体制を自社内に備えています。万が一攻撃を検知した場合でも、事後対応の専門部隊による迅速なサポートが可能です。

  1. データ復旧専門業者14年連続国内No.1(*1)、業界トップクラスのデータ復旧

  2. 累計相談件数3.9万件超、サイバー攻撃の感染経路・被害範囲を特定するフォレンジック調査

  3. サイバー攻撃者の視点を知り尽くしたホワイトハッカーによるセキュリティ診断

​*1 データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)

*2 算出期間:2011年1月1日~

*3 算出期間:2016年9月1日~

*4 算出期間:2017年8月1日~

次世代セキュリティサービスD-SOC 5つの特徴

1. 社内のネットワーク・サーバ・PCなどの全デバイスを24時間365日リアルタイム有人監視

既存のSOCサービスは主にUTMやEDRの監視に特化していますが、高度化するサイバー攻撃への対応には限界があります。D-SOCでは、ネットワーク、サーバ、PC、プリンターを含む企業の全デバイスをリアルタイムで有人監視し、サイバー攻撃の早期検知・防御を実現します。

2. 13年連続世界トップクラス評価のSIEMシステムを採用

当社は、世界中のセキュリティツールを評価しているガートナー社から​13年連続世界トップクラス​として認定された「IBM Security® QRadar® SIEM」を監視システムとして採用しています。世界最大級のデータ処理能力と高度な分析機能により、幅広い製品の監視や、最新のサイバー攻撃手法への対応が可能です。

3. 高度な専門資格を持つアナリストによる監視体制

ネットワーク監視経験30年以上のトップクラスエンジニアや、​高度な専門資格として知られる情報処理安全確保支援士、IBM QRadar認定などを保有する国内トップレベルのエンジニア、フォレンジクス経験を有するエンジニアが、アナリストとして監視を行います。セキュリティ製品だけでは防御が難しい標的型攻撃や隠れた攻撃まで、あらゆる脅威を防ぎます。

4. 監視範囲の追加・カスタマイズOK!国内外の複数拠点にも対応

各企業に導入されたセキュリティ製品からプリンターに至るまで、幅広い端末・ソフトウェアの監視に対応しています。台数制限なく、後から監視対象を追加することができ、国内外の複数拠点やリモートワーク環境といった複雑な社内システムを持つ企業でも、丸ごと監視が可能です。

5. データインシデント発生時も「100名体制の専門部隊」が復旧・調査を支援

49万件以上のインシデント対応を行ってきた100名体制の専門部隊が、感染原因の調査や暗号化データの復旧を行い事後対応を迅速にサポート。D-SOCの導入により、アラート通知から万が一の事後対応まで一社で完結します。調査結果は、個人情報保護委員会や外部への速報・確報に利用できる報告書におまとめします。

12行以上の金融機関と提携し、企業のサイバーセキュリティ対策を強化

近年、マルウェア(*1)感染による顧客情報の漏えいや取引先への二次感染被害が深刻化しており、サイバーセキュリティの強化は企業経営において不可欠な課題となっています。経済産業省は2025年度より、企業のサイバー対策状況を5段階で評価する格付け制度の導入を発表しました。特にサプライチェーンを標的とした攻撃が増加傾向にあり、企業における対応力の強化が強く求められています。

こうした背景のもと、デジタルデータソリューションでは、セキュリティ対策が十分でない企業の支援を目的として、メガバンクおよび全国の地方銀行との連携を強化しています。金融機関との提携を通じて、デジタルデータソリューションが提供する有人監視のセキュリティサービスD-SOCを用いたサイバーセキュリティ対策を提案しています。本サービスにより、大手行・地方銀行の取引先企業における包括的なセキュリティリスク対策を実現し、安全なビジネス環境の構築が可能となります。

D-SOC提供開始に寄せて

リコージャパン株式会社 取締役常務執行役員 宮本 裕嗣様

リコージャパン株式会社は、デジタルデータソリューションによる最先端のセキュリティセンターの開設と、グローバルな展開を進めることを心より歓迎いたします。昨今、企業規模を問わずサイバー攻撃の脅威は増大しており、24時間365日の有人監視体制を含む包括的なセキュリティ対策の重要性が一層高まっています。今後も、リコージャパンは、デジタルデータソリューションとパートナーシップを強化していくことで、さらなる顧客価値の拡大につなげてまいります。

CEOメッセージ

サイバーセキュリティは、今や企業活動の基盤であり、DXを進めるうえで欠かせない要素です。ランサムウェアや不正アクセスの脅威は、規模の大小を問わずすべての企業を狙っており、対策を怠れば重大な被害につながります。当社は、4,000社以上の通信監視と1万件を超えるサイバーインシデントへの対応実績をもとに、企業の安全を守り続けています。

近年、サイバー攻撃の高度化により、世界中の企業でサイバーセキュリティに対する意識とニーズが一層高まっており、グローバルな視点での包括的なセキュリティ対策の必要性が求められています。

当社のSIEMSOCサービス「D-SOC」は、24時間365日リアルタイムで有人監視を行います。日本国内だけでなく、世界中の拠点を通じて展開され、あらゆる国・地域でのセキュリティ対応を可能にしています。

D-SOCのグローバル展開は、日系グローバル企業の特有ニーズに応えるものです。これまで海外進出した日系企業は、現地のベンダーにセキュリティ対策を依頼するのが一般的でしたが、言語や文化の壁、インシデント対応の不安などの課題がありました。

当社は、これらの課題に対応するため、世界各国に有人監視をセキュリティーオペレーションセンターを開設し、迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築します。世界各国で、困っている日本企業や現地企業をサイバー攻撃から守り、有事の際のインシデント対応までサポートしてまいります。

代表取締役社長 熊谷 聖司
  • D-SOCについて

デジタルデータソリューションが提供する「D-SOC」は、24時間365日の監視により、社内のPC・サーバ・プリンターなどのデバイスを丸ごとリアルタイムで保護するSIEMSOCサービスです。世界トップクラスのシステム「IBM Security® QRadar® SIEM」を使用し、専門資格を持つトップクラスのエンジニアがアナリストとして企業のデバイスを監視します。豊富な技術とノウハウで不正な通信を早期に検知・遮断し、お客様の攻撃被害「0」を実現します。

事業内容 :ネットワーク監視サービスの提供

URL   :https://dds-dsoc.com/

  • 会社概要

「世界中のデータトラブルを解決する」という理念のもと、国内市場売上No.1の実績を持つ<データリカバリー事業>をはじめ、サイバーインシデントや社内不正の調査を行う<フォレンジクス事業>、24時間365日の有人監視でサイバー攻撃から企業を守る、中小企業でも官公庁・大企業レベルの通信監視を実現できる<サイバーセキュリティ事業>の3事業を展開するデータセキュリティカンパニーです。

全国49万件以上のデータインシデントに対応しているDDSは、世界最先端の技術で、DX化が進む社会にデジタルデータの安心・安全を提供します。

名称  :デジタルデータソリューション株式会社(https://digitaldata-solution.co.jp/

所在地 :〒106-6115 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15階

代表者 :代表取締役社長 熊谷 聖司

設立  :1999年6月

資本金等:3億4,000万円(2024年8月末日時点資本準備金を含む)

事業内容:サイバーセキュリティ事業、フォレンジクス事業、データリカバリー事業

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会社概要

URL
http://digitaldata-solution.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー15階
電話番号
03-6264-1515
代表者名
熊谷聖司
上場
未上場
資本金
3億4000万円
設立
1999年06月