【ROXX】海外/国内機関投資家および既存顧客企業が新たに資本参画

ノンデスクワーカー市場における慢性的な人手不足の解決に向け、HRテックカンパニーとしてさらなる事業投資へ

株式会社ROXX（本社：東京都新宿区、代表取締役：中嶋汰朗、以下 ROXX）は、2024年7月18日、第三者割当増資および既存株主からのセカンダリー取引（株式譲渡）による約17億円のラウンドを実施したことをお知らせいたします。本ラウンドでは、海外機関投資家である、CVI Investments（運用会社：世界最大級の金融コングロマリット Susquehanna International Groupに属するHeights Capital Management, Inc.）およびDarjiun Venture Corporation（運用会社：ROXX既存株主One CapitalのLimited PartnerであるSimon Fangが創業したDarwin Venture Management）や、国内機関投資家であるKxShareHW（運用会社：fundnote株式会社）などに加えて、既存顧客企業である株式会社オープンアップグループらが新たに株主として資本参画しています。

労働人口の減少と少子高齢化を背景に、製造・小売・警備・運輸・飲食・医療業界などのいわゆる“ノンデスクワーカー”市場における人手不足が深刻化している昨今、人材獲得競争のさらなる加速が見込まれており、労働人口の約67％が非大卒（※1）、給与所得者の約52%が年収400万円未満（※2）であると言われています。一方で、国内人材紹介市場において、その多くが学歴や職歴を持った即戦力の求職者を対象としたサービスとなっています。

ROXXではこうした業界構造に着目し、ミスマッチをテクノロジーで解決する“HRテックカンパニー”として、「時代の転換点を創る」をコーポレートミッションに掲げ、非正規や非大卒を中心とした未経験の求職者のための正社員転職プラットフォーム『Zキャリア プラットフォーム』とオンライン完結型のリファレンス/コンプライアンスチェックサービス『back check』の2つの事業を開発・運営しています。

この度、新たに資本参画する運びとなった海外機関投資家および国内既存顧客企業とのパートナーシップを深めることにより、求職者を取り巻くさまざまな悩みを解消するソリューションを提供するとともに、国内転職市場におけるインフラとなり国内経済の発展に寄与することを目指してまいります。

※1：総務省「令和4年 労働力調査年報（年齢階級，教育）」

※2：国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査（給与所得者数）」

【投資家コメント】

• 達盈管理顧問股份有限公司 （Darwin Venture Management） Founding Partner, Simon Fang 氏、Venture Partner, Kazuaki Konno 氏 ※Darwin Venture ManagementはDarjiun Venture CorporationのGeneral Partner

我々Darwinは、LP出資しているOne Capitalを通じて株式会社ROXXの成長を見続けてきました。事業の成長もさることながら、代表の中嶋氏を筆頭とした経営陣とチームが、日本が抱える課題を解決し、世の中を前進させることを本気で追求していることに感銘を受け、社会に対して大きなインパクトを与えるROXXのような会社の成長を、より積極的にサポートしていきたいという想いが募っていき、今回直接投資することを決めました。いま最も人手不足が深刻なのは、エッセンシャルワーカーをはじめとした日本の基礎を支えている職業であり、この分野での人手不足の解消と求職者のキャリアアップに貢献できれば、それは日本の社会に大きなインパクトを与えますし、ROXXの経営陣・チームならそれができると確信しております。日本国内のみならず将来の海外展開も含めて、ROXXの成長を、国内外を代表する投資家の皆様と一緒にサポートしていけることに今からワクワクしております。

• 株式会社オープンアップグループ 代表取締役社長兼COO 佐藤大央 氏

オープンアップグループは「幸せな仕事を通じ　一人一人の可能性をひらく社会に」をパーパスに掲げ、未経験の若手人材を正規雇用し社内研修等を通じエンジニアとして育成し、日本の基幹産業である機電・建設・ITの各業界に専門人材として提供しています。ROXX社の強みである、非正規や非大卒を中心とした未経験者に特化した中途採用プラットフォームが提供する価値は、当社グループが目指す姿と一致しており、だからこそ我々の事業と親和性が高いと考えています。今回の出資を通してROXX社と共に日本の社会問題である労働者不足と未経験者のスキルアップという課題を解決し、お互いの事業がさらに成長していくことを確信しています。

• KxShareHW投資事業有限責任組合 fundnote株式会社（旧 KxShare株式会社）代表取締役社長 渡辺克真 氏

今回の資本参画を決めた理由は、ROXX社が運営するZキャリア プラットフォームとback checkが、これからの日本に必要不可欠なサービスだと考えたからです。労働人口の減少や企業の人手不足が深刻化する中、高所得者層向けのサービスは充実してきましたが、ノンデスクワーカー向けのサービスはまだまだ充分ではありません。Zキャリア プラットフォームはそのギャップを埋め、back checkは採用プロセスの効率化を図ることで、企業の人材確保に貢献し、ワーカーの就職支援に関わる全てのステークホルダーが幸せになるサービスだと感じています。弊社fundnoteは、クロスオーバー投資家としてROXXの更なる飛躍へ向けて支援してまいります。

■Zキャリア プラットフォームについて https://platform.zcareer.com/ 

非正規や非大卒を中心とした、未経験からの正社員転職プラットフォームです。少子高齢化を背景に人手不足が進み、人材獲得競争のさらなる加速が見込まれるなか、労働人口の約67％が非大卒（※1）、給与所得者の約52%が年収400万円未満（※2）であると言われています。一方で、国内人材紹介市場において、その多くが学歴や職歴を持った即戦力の求職者を対象としたサービスとなっています。ROXXではこうした業界構造に着目し、未経験の求職者と採用企業のダイレクトマッチングに加えて、そのパートナーである人材紹介会社の支援サービスを展開しています。2022年4月からはパーソルキャリア社が運営する転職サービス『doda』との求人連携を開始。国内最大級の計6.2万件を超える求人案件を揃え、幅広い業界および職種における未経験層と採用企業とのマッチングを創出しています。

※1：総務省「令和4年 労働力調査年報（年齢階級，教育）」

※2：国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査（給与所得者数）」

■『back check』について https://site.backcheck.jp/

『back check』は、オンライン完結型のリファレンス/コンプライアンスチェックサービスです。採用活動における書類選考や面接だけでは分からない採用候補者の経歴や実績に関する情報を、候補者の上司や同僚といった一緒に働いた経験のある第三者から取得することができます。2019年10月に正式提供を開始し、2023年9月には累計リファレンスチェック実施人数約5万人に到達。2023年1月より、コンプライアンスチェック機能の単独プランを提供中です。採用企業の最終意思決定の判断材料となるのは、所属する企業名や肩書き、面接でのやりとりといった情報のみでは足りません。back checkを通して「信頼」を新たな指標として社会に実装し、信頼によってこれまでの努力がフェアに報われる世の中の実現に取り組んでいます。

【株式会社ROXX】

・所在地：〒160-0022 東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア 8階

・代表者：代表取締役 中嶋汰朗

・設立日：2013年11月1日

・資本金：2,839,430,244円（資本準備金含む）

・事業内容：ノンデスクワーカー領域に特化した転職プラットフォーム『Zキャリア プラットフォーム』の開発・運営、オンライン完結型リファレンス/コンプライアンスチェックサービス『back check』の開発・運営

・URL： https://roxx.co.jp