2022年第3四半期、売上高、利益率が過去最高を更新 ビジネスの成長が更に加速し、通期ガイダンスは3四半期連続で上方修正へ
- 2022年第3四半期の売上収益は51億円、前年同期比増収率は過去4年間で最高の59%増
- 売上総利益は前年同期比69%増、売上総利益率は過去最高の52.9%達成
- 営業利益率は今期2度目の黒字化で、前年同期比6%ポイント改善、EBITDAマージンも前年同期比5%ポイント改善して7%
- 顧客企業数は前年同期比で28%増加し、直近12ヶ月のNRR(売上継続率)は124.9%を記録、月次顧客解約率は過去最低水準の0.62%
- 米国・欧州市場での売上が前年同期比7倍を超え伸長、売上収益全体の13%を占めるまで拡大
- 通期業績予想の売上収益185億円を192億円に修正、前年比収益成長率は46%から51%に上昇
- 2023年度は営業利益が黒字化の見通し
- 売上総利益は前年同期比69%増、売上総利益率は過去最高の52.9%達成
- 営業利益率は今期2度目の黒字化で、前年同期比6%ポイント改善、EBITDAマージンも前年同期比5%ポイント改善して7%
- 顧客企業数は前年同期比で28%増加し、直近12ヶ月のNRR(売上継続率)は124.9%を記録、月次顧客解約率は過去最低水準の0.62%
- 米国・欧州市場での売上が前年同期比7倍を超え伸長、売上収益全体の13%を占めるまで拡大
- 通期業績予想の売上収益185億円を192億円に修正、前年比収益成長率は46%から51%に上昇
- 2023年度は営業利益が黒字化の見通し
Appier Group 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下 Appier)は本日、2022年度第3四半期決算を発表し、売上収益は51億円となり、前年同期比59%増と過去4年間で最高の成長率を達成しました。営業利益もプラスに転じ、今期2度目の黒字化となります。さらに、売上総利益率の大幅な改善と売上収益の積み上げの加速により、売上総利益は前年同期比で69%増加し、売上総利益率は過去最高の52.9%を達成しています。米国、欧州からの売上収益は、過去数四半期の勢いを維持して前年同期比7倍超えの進捗となり、収益全体の13%を占めるまでに成長しています。当期の力強い成長は、堅実な経営、製品間シナジー、顧客獲得戦略に加え、営業地域の地理的拡大やクライアント業界の拡大にも起因しています。
アジア太平洋地域および米国市場における需要の高まりと顧客企業からの強い引き合い
当社のグローバル展開が継続的に成功していることは、当四半期の成長に大きく貢献しています。グループ全体の売上収益の内、北東アジアの占める割合が62%と引き続き最大で、次いでグレーターチャイナ(22%)、米国およびEMEA(13%)となります。北東アジアでは、営業活動を行うクライアント業界を広げた結果、前年同期比50%以上の増収となりました。さらに、グループ全体の売上収益に占める米国およびEMEAの割合は前年同期比3%から13%に伸長し、売上は前年同期比の7倍を超えています。ファーストパーティデータを重要視する業界のトレンドと、マーケティング分野における当社のAI技術のコアコンピタンスに対する理解が、顧客企業からの高い支持を集め、顧客当たりの平均売上高(ARPC)の上昇につながりました。
当社のソリューションを継続利用する顧客からの売上(経常利益)は、売上収益全体の95%超を占め、年間経常収益(ARR)は182億円で前年同期比55%増となりました。直近12ヶ月のNRR(売上継続率)は124.9%と高水準を維持し、顧客企業数は前年同期比28%増の1,302社となりました。月次顧客解約率も0.62%と過去最低水準を維持しています。
新規顧客企業は、ファーストパーティデータへの需要を背景にして、ポストコロナにけん引された長期的なDXやオムニチャネルマーケティングに対する需要により、エンターテインメント業界、Eコマース業界、オンラインサービス業界が多くを占めています。
通期業績予想の上方修正
当四半期の好調な業績を反映し、今期3度目となる通期ガイダンスの上方修正を行いました。通期の売上収益は192億円、前年比収益成長率は46%から51%に上昇し、売上総利益はトップラインの伸びを上回る予想から、前年同期比59%増の99億円に修正しました。また、通期のEBITDAは前年比2,735%増の12億円に修正しました。さらに、営業損失は当初の予想から大幅な改善を見込み、損益分岐点に近づく2,200万円に修正しました。2022年第4四半期および来年度も、米国およびEMEAからの収益拡大に加え、アジア市場ではゲームや小売業界など、顧客業界の拡大により販売機会が広がることで、さらなる成長を見込んでいます。
現在、年商100億円以上の大手企業との取引が売上収益全体の90%以上を占めており、当社ビジネスの底堅さを示しています。また、当社の2つ以上のソリューションを導入している顧客企業数が、総顧客企業数の伸びを継続的に上回り、高い顧客維持率につながっています。
Appier 最高経営責任者(CEO)兼共同創業者 チハン・ユー博士コメント
「当四半期の業績は、経済情勢が不安定な中でも、当社ビジネスの力強い勢いを示すものでした。営業利益、営業利益率も2度目の黒字化となり、FY22を好成績で締め括ることができる局面に来ています。第3四半期も業績予想を上回る成果を達成しましたので、この手応えのもと、通期ガイダンスを再度上方修正致しました。引き続き、営業地域の地理拡大や新たな業界への営業活動により、新規顧客獲得と既存顧客からの収益拡大を加速させて参ります」チハンはまた、「Woopra社を買収し、AIが実装された『次世代CDPプラットフォーム』の立ち上げに取り組む当社にとって、グローバル展開の拡大は引き続き注力する分野となります。強化された製品シナジーと最先端のAI機能により、あらゆる環境においてAIをROIに変えるための価値を顧客企業に提供し続けます」と述べています。
Appierは2022年10月、企業が顧客とエンゲージするための詳細なデータとインサイトを提供する米国のカスタマージャーニー分析SaaS企業である、Woopraの買収を完了しました。「AIXON」のAI予測機能をWoopraに統合することで、AIを活用した次世代のカスタマーデータプラットフォーム(CDP)が誕生し、インサイトの取得までの時間を大幅に短縮するとともに、優れたデータ分析と直感的なデータ可視化を実現します。WoopraがAppierのAIソリューション群に加わることで、顧客企業は以下のような機能にアクセスできるようになります。
・シームレスなデータ統合:ワンクリックで顧客データを統合・同期し、ユーザーの360°ビューが取得可能
・瞬時にデータを可視化:優れたユーザー目線からの分析により、カスタマージャーニーに関する迅速かつ包括的なインサイトと、各タッチポイントの効果を可視化
・瞬時にデータを予測:エンドユーザーの行動を正確に予測することで、自動化された機械学習モデルが顧客エンゲージメントと予測モデルを素早く構築。マーケティング担当者は投資を行う前に「リターン」の把握ができるようになる。
カスタマーデータプラットフォーム(CDP)の市場は伸びており、また、最先端のCDPが求められている中、この市場は2025年までに年平均成長率(CAGR)が25~30%になると予想されています。これにより、CDPのTAM(獲得可能な最大市場規模)も飛躍的に拡大しています。Woopraとの統合により、当社の顧客および製品分析市場における地位を強化し、米国や欧州のエンタープライズ向け市場でのさらなる浸透と成長を促進させます。Woopraのグローバル顧客基盤は、当社のグローバル拠点を拡大・強化する上で大きなチャンスとなります。
Appier(エイピア)ついて
Appierは2012年の創業以来「AI x SaaS」のAI ネイティブ企業として、人工知能を活かしたビジネスの意思決定を支援し、企業のDX加速に貢献しています。「ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる」というミッションのもと、現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17の拠点を置き、グローバルでビジネスを広げています。東京証券取引所上場 (証券コード:4180)
アジア太平洋地域および米国市場における需要の高まりと顧客企業からの強い引き合い
当社のグローバル展開が継続的に成功していることは、当四半期の成長に大きく貢献しています。グループ全体の売上収益の内、北東アジアの占める割合が62%と引き続き最大で、次いでグレーターチャイナ(22%)、米国およびEMEA(13%)となります。北東アジアでは、営業活動を行うクライアント業界を広げた結果、前年同期比50%以上の増収となりました。さらに、グループ全体の売上収益に占める米国およびEMEAの割合は前年同期比3%から13%に伸長し、売上は前年同期比の7倍を超えています。ファーストパーティデータを重要視する業界のトレンドと、マーケティング分野における当社のAI技術のコアコンピタンスに対する理解が、顧客企業からの高い支持を集め、顧客当たりの平均売上高(ARPC)の上昇につながりました。
当社のソリューションを継続利用する顧客からの売上(経常利益)は、売上収益全体の95%超を占め、年間経常収益(ARR)は182億円で前年同期比55%増となりました。直近12ヶ月のNRR(売上継続率)は124.9%と高水準を維持し、顧客企業数は前年同期比28%増の1,302社となりました。月次顧客解約率も0.62%と過去最低水準を維持しています。
新規顧客企業は、ファーストパーティデータへの需要を背景にして、ポストコロナにけん引された長期的なDXやオムニチャネルマーケティングに対する需要により、エンターテインメント業界、Eコマース業界、オンラインサービス業界が多くを占めています。
通期業績予想の上方修正
当四半期の好調な業績を反映し、今期3度目となる通期ガイダンスの上方修正を行いました。通期の売上収益は192億円、前年比収益成長率は46%から51%に上昇し、売上総利益はトップラインの伸びを上回る予想から、前年同期比59%増の99億円に修正しました。また、通期のEBITDAは前年比2,735%増の12億円に修正しました。さらに、営業損失は当初の予想から大幅な改善を見込み、損益分岐点に近づく2,200万円に修正しました。2022年第4四半期および来年度も、米国およびEMEAからの収益拡大に加え、アジア市場ではゲームや小売業界など、顧客業界の拡大により販売機会が広がることで、さらなる成長を見込んでいます。
現在、年商100億円以上の大手企業との取引が売上収益全体の90%以上を占めており、当社ビジネスの底堅さを示しています。また、当社の2つ以上のソリューションを導入している顧客企業数が、総顧客企業数の伸びを継続的に上回り、高い顧客維持率につながっています。
Appier 最高経営責任者(CEO)兼共同創業者 チハン・ユー博士コメント
「当四半期の業績は、経済情勢が不安定な中でも、当社ビジネスの力強い勢いを示すものでした。営業利益、営業利益率も2度目の黒字化となり、FY22を好成績で締め括ることができる局面に来ています。第3四半期も業績予想を上回る成果を達成しましたので、この手応えのもと、通期ガイダンスを再度上方修正致しました。引き続き、営業地域の地理拡大や新たな業界への営業活動により、新規顧客獲得と既存顧客からの収益拡大を加速させて参ります」チハンはまた、「Woopra社を買収し、AIが実装された『次世代CDPプラットフォーム』の立ち上げに取り組む当社にとって、グローバル展開の拡大は引き続き注力する分野となります。強化された製品シナジーと最先端のAI機能により、あらゆる環境においてAIをROIに変えるための価値を顧客企業に提供し続けます」と述べています。
Appierは2022年10月、企業が顧客とエンゲージするための詳細なデータとインサイトを提供する米国のカスタマージャーニー分析SaaS企業である、Woopraの買収を完了しました。「AIXON」のAI予測機能をWoopraに統合することで、AIを活用した次世代のカスタマーデータプラットフォーム(CDP)が誕生し、インサイトの取得までの時間を大幅に短縮するとともに、優れたデータ分析と直感的なデータ可視化を実現します。WoopraがAppierのAIソリューション群に加わることで、顧客企業は以下のような機能にアクセスできるようになります。
・シームレスなデータ統合:ワンクリックで顧客データを統合・同期し、ユーザーの360°ビューが取得可能
・瞬時にデータを可視化:優れたユーザー目線からの分析により、カスタマージャーニーに関する迅速かつ包括的なインサイトと、各タッチポイントの効果を可視化
・瞬時にデータを予測:エンドユーザーの行動を正確に予測することで、自動化された機械学習モデルが顧客エンゲージメントと予測モデルを素早く構築。マーケティング担当者は投資を行う前に「リターン」の把握ができるようになる。
カスタマーデータプラットフォーム(CDP)の市場は伸びており、また、最先端のCDPが求められている中、この市場は2025年までに年平均成長率(CAGR)が25~30%になると予想されています。これにより、CDPのTAM(獲得可能な最大市場規模)も飛躍的に拡大しています。Woopraとの統合により、当社の顧客および製品分析市場における地位を強化し、米国や欧州のエンタープライズ向け市場でのさらなる浸透と成長を促進させます。Woopraのグローバル顧客基盤は、当社のグローバル拠点を拡大・強化する上で大きなチャンスとなります。
Appier(エイピア)ついて
Appierは2012年の創業以来「AI x SaaS」のAI ネイティブ企業として、人工知能を活かしたビジネスの意思決定を支援し、企業のDX加速に貢献しています。「ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる」というミッションのもと、現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17の拠点を置き、グローバルでビジネスを広げています。東京証券取引所上場 (証券コード:4180)
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