ユニオンテック、生成AIを活用したカタログ制作の業務プロセスを公開
プロンプト設計を含む実運用フローを公式noteで紹介
「Build a new standard.」をミッションに掲げ、オフィス・商空間・住宅の内装デザイン・設計・施工をワンストップで提供するユニオンテック株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:大川祐介)は、生成AIを活用したカタログ制作の業務プロセスやプロンプト設計を含む実運用フローを当社の公式noteで公開しました。

本取り組みは、当社が2025年11月に発刊した「クリニックスペースカタログ」の制作過程において、実際の施工事例や顧客インタビューをまとめた「ドクターズボイス」と、生成AIを活用して制作した空間イメージカタログの2部構成をどのように制作・運用したかを整理し、当社の公式note上で紹介するものです。今回公開した内容は、カタログ制作における生成AI活用を、検証や試行にとどめず、実際の業務プロセスとしてどのように設計・運用したかに焦点を当てています。
カタログ制作における生成AI活用の背景
近年、生成AIはデザイン業務を含むさまざまな分野で活用が進んでいます。ユニオンテックでも、制作業務における効率化や品質の安定化といった観点から、生成AIの業務活用について検討および試行錯誤を進めてきました。
こうした状況の中、当社では、クリニック向けの空間デザイン・設計・施工事業において、約2年で100件以上の実績を重ね、事業を拡大してきました。それに伴い、より多くのクリニックオーナーに向けてクリニックに向けて、空間づくりの考え方や参考事例を、継続的かつ分かりやすく届ける手段が求められるようになっていました。
その手段の一つとしてニーズが高かったのが、カタログによる情報提供です。カタログは、実際の施工事例や空間イメージを体系的に伝えられる一方で、イメージ画像や説明テキストの制作工数が大きく、制作プロセスが属人化しやすいという課題も抱えていました。
こうした事業上のニーズや業務課題を受けて、当社ではカタログ制作に生成AIの活用を進めました。生成AIを単なる補助ツールではなく、業務プロセスの一部としてどう組み込むかという観点で採用した取り組みです。
生成AIの活用プロセス
ユニオンテックでは、クリニック空間の提案業務において、検討の初期段階におけるイメージの共有で生成AIを活用しています。今回公開したプロセスは、そうした取り組みの中でも、専門的な空間デザインの知見を持たないメンバーでも一定のアウトプット品質を担保できるよう設計された、カタログ制作業務における生成AIの活用事例です。
制作にあたっては、過去の施工実績を参照しながら、空間の雰囲気やデザインの方向性、シーン構成の設計を人が行い、その設計内容をもとに、施工事例や顧客インタビューの構成、空間イメージの画像、説明テキストの作成において、生成AIを活用しました。
空間イメージの画像生成においては「ChatGPT」を用いて画像生成用のプロンプトを設計し、画像生成自体は主に「Midjourney」を活用するなど、工程ごとに生成AIを使い分けています。また、プロンプト設計や出力形式については「GPTs(ChatGPTのカスタム機能)」を用いて標準化し、作業者によらず一定の品質が担保されるようプロセスを設計しました。
さらに、施工事例や顧客インタビューの要約・再構成においては「Notion AI」を活用し、効率的に編集しています。
あわせて、画像生成工程の一部ではBPOを活用し、標準化した生成AIのワークフローと人による作業を組み合わせることで、大量の制作工程を実運用可能な形で進行しています。最終的な構成や表現の判断、品質確認は人が担う運用としています。
これらのプロセスや、実際に使用したプロンプトの考え方については、当社の公式noteにて詳細を公開しています。
生成AI活用を通じた取り組みの位置づけと、公開の背景
当社では、生成AIを活用したカタログ制作において、制作工程を分解したうえで、人が担う判断領域と生成AIに委ねる作業領域を明確に切り分け、用途や工程に応じて複数の生成AIを組み合わせたワークフローを設計しました。それにより、空間デザインの専門的な知見を持たないメンバーであっても、一定の品質を安定的に再現できる業務プロセスを構築できました。実際に、当社の空間デザイナーが商談現場にカタログを持参し、空間イメージの共有や説明に活用できたケースも確認されています。
従来、カタログ制作における品質は、個々の作業者の経験や感覚に依存しやすい側面がありましたが、今回の取り組みでは、制作工程全体を整理し、生成AIの活用を前提としたプロンプト設計や工程設計を行うことで、業務として再現可能な形にしました。
こうした取り組みは、カタログ制作に限らず、イメージ資料や提案資料などの制作業務全般にも応用可能であると考えています。デザインの専門人材を十分に確保できない事業者においても、一定水準のアウトプットを目指すための参考になる可能性があることから、本取り組みの内容を当社の公式note上で公開しました。
今後の展望
ユニオンテックでは、今回公開した生成AIを活用したカタログ制作プロセスを起点に、他の制作業務や提案資料作成への展開を検討していきます。また、プロンプトや工程設計の改善を重ねることで、より少人数でも安定したアウトプットが可能な業務プロセスの構築を目指します。あわせて、AIエージェントやノーコードAIツールの活用も視野に入れ、生成AIと人の役割分担を前提とした制作プロセスの高度化に取り組んでいく方針です。
公式noteについて
本取り組みの詳細や、生成AIを活用したカタログ制作プロセス、プロンプト設計の考え方については、以下の公式noteにて紹介しています。
▶︎公式note:【プロセス全公開】非空間デザイナーが生成AIをフル活用してスペースカタログを発刊するまで
カタログのダウンロードについて
「クリニックスペースカタログ」は、当社のWebサイトよりダウンロード請求が可能です。
ユニオンテック株式会社について
2000年6月にクロス・床等内装仕上げ工事業として設立。オフィスやショップを中心にブランディング・設計デザイン・施工をトータルでプロデュースする空間創造事業を展開し、10,000件以上の施工実績を持つ。2016年に建設業界のプラットフォーム事業を立ち上げ、2021年4月に事業部門を分社化。内装事業に特化し、デジタル知見も活用して「ワークスペースプロデュース事業」「Beauty&Medical Clinic 事業」「Luxury residence 事業」「スペースコンストラクション事業」「ビルバリューアップ事業」「施工BPO事業」「PersGPT(パースGPT)」を展開。
会社名:ユニオンテック株式会社
設立:2000年6月
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂通 4階
資本金:1億円
事業内容:オフィス・クリニック・商空間・レジデンスの企画・設計・施工、CGパース・CG制作、オフィス家具メーカーの施工・BPO
代表取締役:大川祐介
ミッション:Build a new standard.
事業内容:
コーポレートサイト:https://www.union-tec.jp/
オフィスサービスサイト:https://service.union-tec.jp/
Beauty&Medical Clinic サービスサイト:https://clinic.union-tec.jp/
BPO事業:https://www.bpo.union-tec.jp/
PersGPT(パースGPT):https://www.cg.union-tec.jp/
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