菱洋エレクトロ、「NVIDIA RTX PRO™ 6000 Blackwell Workstation Edition」の取り扱いを開始

最大96GBのGPUメモリでAIを駆使したプロフェッショナル向けパフォーマンスを実現

菱洋エレクトロ

 エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:中村 守孝、以下「菱洋エレクトロ」)は、2025年3月19日にGTC 2025で発表されたNVIDIAのプロフェッショナル向けビジュアルコンピューティングプラットフォームである新製品「NVIDIA RTX PRO™ 6000 Blackwell Workstation Edition」および同シリーズの「NVIDIA RTX PRO™ 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition GPU」(以下、「本製品」)の取り扱いを開始します。

NVIDIA RTX PRO™ 6000 Blackwell Workstation Edition

 近年、自動運転やロボティクス、製造業、医療診断、デジタルコンテンツ制作など幅広い分野で、視覚情報と言語情報を同時に処理するビジョン言語モデル(Vision Language Models:VLM)の活用が加速しています。本製品は、革新的なNVIDIA Blackwellアーキテクチャを採用し最大96GBのメモリと強力なAI処理能力を備え、リアルタイムレイトレーシング技術を活かし、VLMを含む最新のAIモデルを高速かつ高精度に処理できるGPUです。

 また、Blackwellアーキテクチャの本製品は、最新のNVIDIA Omniverse™を最大限に活用するための最適なプラットフォームとなります。NVIDIA Omniverse™は自動運転やロボット開発で活用されるシミュレーション環境の構築やVLMの実装をよりスムーズにし、生成物理AI*[1]を他のアプリやシステムに組み込むためのAPIや開発ツールおよびサービスを提供するプラットフォームです。

【製造業・ロボティクス開発事業者の課題と今後の展望】

 製造業(AIエンジニア、製品開発、生産技術部門)やロボティクス開発事業者にとって、VLMの活用やシミュレーションの重要性は一層高まっています。そこで、本製品とNVIDIA Omniverse™を活用することで、ロボットの試作や検証にかかる時間やコストの増大、設計変更の非効率性、製造業の生産ラインや工場システムの柔軟性の欠如といった、主に製造業が抱える課題を解決することができます。

 たとえば、ロボットを活用したファクトリーオートメーション分野では、協働ロボットや製造機器を設計したのち実際に製造し、生産ラインに導入して動作やサイズを確認する必要がありました。もし設計に問題があれば、一から作り直し再び検証を行うため、膨大なコストと時間がかかります。また、試作を重ねる過程で大量のデータが得られるものの、それらを分析し、学習を重ねて最適な設計へと変更するには多くの時間がかかっていました。

 本製品とNVIDIA Omniverse™を活用することで、仮想空間のシミュレーション上で事前に問題を検出し、設計や動作の最適化を迅速に行うことが可能になります。

 菱洋エレクトロは、本製品とNVIDIA Omniverse™をはじめとするAIソフトウェアプラットフォームを組み合わせて提案し、デジタルツインを用いたシミュレーション、異なるシステム間でのデータ連携、生成AIとの組み合わせによる生産プロセスの最適化を提供することで、業務の効率化と生産性の向上に貢献します。

本製品の詳細は下記をご参照ください。

NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Workstation Edition / NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition GPU 製品ページ - 菱洋エレクトロ

 

NVIDIA Omniverse™の詳細は下記をご参照ください。

NVIDIA Omniverse Enterprise - 菱洋エレクトロ

*[1] 生成物理AI: AIが単なるデジタルデータの生成だけでなく、現実世界(物理的な環境)にも関与する技術。

【菱洋エレクトロ株式会社について】

 半導体/デバイス事業とICT/ソリューション事業を手掛けるエレクトロニクス商社として、両事業を展開する強みを活かしてIoT・AIなどを実現するビジネス分野に注力しています。

 ICT/ソリューション事業では、既存ICT製品の販売に加え、コンサルティング、組み込み機器開発、設置、運用保守などのサービスを展開し、あらゆる産業分野におけるIT環境の構築をまとめて支援することで、お客様のスムーズな課題解決に取り組んでまいります。               

菱洋エレクトロ コーポレートサイト

リョーサン菱洋ホールディングス コーポレートサイト

菱洋エレクトロ株式会社は株式会社リョーサンと経営統合し、2024年4月1日に「リョーサン菱洋ホールディングス株式会社」を設立しました。

【製品に関するお問い合わせ先】

菱洋エレクトロ株式会社

ソリューション事業本部 ソリューション第5ビジネスユニット

TEL:03-3546-6211

Mail: nvidia_ws_info@ryoyo.co.jp

【本件に関するお問い合わせ先】

リョーサン菱洋ホールディングス株式会社

企画本部 広報部

TEL:03-3546-5003

Mail:pr@rr-hds.co.jp

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

菱洋エレクトロ株式会社

5フォロワー

RSS
URL
https://www.ryoyo.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル
電話番号
03-3543-7711
代表者名
中村守孝
上場
-
資本金
136億7200万円
設立
1961年02月