首席戦略提携 株式会社HESTA大倉と海南医科大学第一附属病院楽城病院が戦略的協力関係を締結

医療特区での連携を通じて、膝軟骨再生医療技術の普及を目指します

株式会社HESTA大倉

株式会社HESTA大倉(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鬼塚友章、以下HESTA大倉)は、海南医科大学第一附属病院楽城病院(慈銘博鰲国際病院、以下「楽城病院」)と、中国における軟骨再生バイオ医療新技術の臨床応用を共同で推進する首席戦略パートナーシップを2025年6月26日に正式に締結したことを発表いたします。

本提携は、博鰲楽城先行区における「先行先試(特例先行試行)」の政策的優位性と、楽城病院が持つ研究開発力を最大限に活用し、再生医療技術の臨床転換を迅速に進めることを目的としています。両者は軟骨再生医学分野において高品質な医療資源を共有し、研究開発および臨床応用の深化を図ります。

2025年4月18日、HESTA大倉の関係者が楽城病院を訪問。現地にて視察を行い、楽城病院の韓小紅董事長、副院長の肖慧氏および王忠偉氏、運営センター総経理の郭雷氏などの主要メンバーと視察戦略提携に関する協議を行いました。協議の中で、HESTA大倉が楽城病院を中国における首席の戦略提携先として位置付けていることを明言し、韓小紅博士は、楽城病院が位置する「医療特区」である博鰲楽城先行区は、「先行先試」の政策を享受できる中国唯一の地域であり、これはHESTA大倉が連携する株式会社ツーセルの保有する最先端の膝軟骨再生技術の迅速な市場参入と臨床応用の展開にとって、優位性を提供すると述べました。

さらに、海南医科大学第一附属病院の後ろ盾を持つ楽城病院は、優れた医療資源、強固な研究力、経験豊富な専門家チーム、そして厳格な品質管理体制を有しており、今後の研究開発・臨床実証・長期的な協業のいずれにおいても、確固たる基盤を提供できる体制が整っており、本戦略的協力関係の締結は、株式会社ツーセルが誇る世界最先端の膝軟骨再生医療技術を中国市場に導入するうえでの重要な一歩であり、また、両者が膝軟骨再生医学の分野において、今後一層の連携と発展を実現するための堅固な基盤を築く契機ともなりました。楽城病院とHESTA大倉の協業関係は、医療技術革新の新たなモデルを示すものであり、今後も再生医療分野における国際的かつ実用的な臨床応用の推進に大きく貢献していくことが期待されています。

■株式会社ツーセルについて

株式会社ツーセルは、間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cell:MSC)を用いた再生細胞治療製品の研究開発を行っております。この製品は、ツーセルが所有している技術および無血清培地(STK®1、STK®2)を用いて創製された同種(他家)MSC を用いたものです。同社の開発する同種(他家)滑膜間葉系幹細胞由来三次元人工組織(gMSC®1)は、MSCから作製された三次元人工組織(スキャフォールド添加を必要としない)であり、軟骨再生に有効な治療法を提供することが期待されています。また、これらの研究開発においては、JST (国立研究開発法人科学技術振興機構)、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)、経済産業省、AMED (国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の支援を受けて推進してまいりました。また、日本国内においてgMSC®1の保険収載を目指した開発を進めていますが、併行して別途自由診療への技術応用した加工物を用いた治療技術提供目指しております。

この技術の普及により、膝軟骨疾患の治療品質と効率の大幅な向上が期待され、患者の痛みや合併症を軽減することで、より多くの人々に高品質かつ効率的な医療を提供することが可能となります。 尚、MSCを用いた他疾患(脳梗塞等)への応用も開発を進めています。

MSC再生医療について

HESTA大倉の取り組み

1962年(昭和37年)に大阪市において住宅メーカー「大倉建設」として創業し、宅地造成、戸建て住宅建築・販売、会員制リゾートホテルの運営、マンション建築・販売を中心に全国で事業を展開して参りました。現在ではAI+IoT技術を利用したスマートハウス事業を推し進めるほか、2023年(令和5年)4月には社名をHESTA大倉に改め、「軽くて、薄くて、曲がる」新型太陽光パネル「HESTAソーラー」の販売・施工を行っています。

【HESTAソーラーとは】

【設置事例】クリスタルヴィラ白浜(和歌山県)

従来のガラス製パネルに比べて最大8割軽く、厚さもわずか3ミリで、曲げた状態で設置できるソーラーパネル。住宅の屋根上に設置しても建物の耐震性を維持できるほか、壁や湾曲したカーポート屋根などにも設置可能だ。国土が狭く、エネルギー問題を抱える日本では、地球温暖化防止を推進するためにも、都市部での太陽光発電の普及が喫緊の課題だった。あらゆる場所に設置できるHESTAソーラーは2024年に販売開始以降、東京都をはじめとした都市部での引き合いが拡大。高騰する電気代を抑制し、災害時の非常用電源として活用できるシステムとして注目を集めている。

〈株式会社HESTA大倉〉

代表者:代表取締役社長 鬼塚 友章

設立:昭和39年1月

本社:東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 霞ヶ関ビル6階

資本金:1億円

事業内容:不動産業、建設業、会員制リゾート事業、エネルギー事業

コーポレートサイト:https://okura.co.jp/

HESTAソーラー:https://okura.co.jp/project/energy/solar/

MSC再生医療:https://hesta-smartcity.com/renewal/project/msc

大倉クラブ&ホテルズ:https://okura-club-hotels.com/

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医療・病院医薬・製薬
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会社概要

株式会社HESTA大倉

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URL
https://okura.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 霞ヶ関ビル6階
電話番号
03-6261-4960
代表者名
鬼塚友章
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1955年01月