京都府亀岡市の新しい市のシンボルは「キキョウ」「オニバス」「コウノトリ」「イカルチドリ」に決定!
市制施行70周年を迎えるにあたり、市の豊かな歴史、文化、自然、そして未来への想いを象徴する「市の草花」と「市の鳥」を新たに制定いたしました。

京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、市制施行70周年を迎えるにあたり、市の新たなシンボルとなる「市の草花」と「市の鳥」を制定し、10月1日に開催した記念式典において発表いたしました。市の草花は「キキョウ」「オニバス」、市の鳥は「コウノトリ」「イカルチドリ」に決定いたしました。
■ 制定の背景:市民とともに選んだ、まちの新たな「顔」

亀岡市は、令和7年1月に市制施行70周年という大きな節目を迎えました。これを記念し、市民の皆様が郷土への愛着と誇り(シビックプライド)を一層深めるきっかけとなるよう、市の新たなシンボルを制定することといたしました。選定にあたっては、令和7年4月に市民アンケートを実施し、寄せられた多くのご意見を参考に、専門家を交えた検討委員会での審議を経て決定いたしました。
JR京都駅から快速で約20分という利便性を持ちながら、秋から春にかけて幻想的な「丹波霧」に包まれる豊かな自然が広がる本市ならではの、歴史・文化・自然を象徴するラインナップとなりました。
■ 選ばれた草花・鳥、その制定理由とは
今回制定された4種は、それぞれが亀岡市の魅力や理念を象徴しています。

【市の草花】 キキョウ
キキョウは、亀岡の歴史と文化を象徴する草花です。明智光秀公の家紋として親しまれ、市民の皆さんによる保全・育成活動も活発に行われるなど、古くから地域に根付いています。

【市の草花】 オニバス
オニバスは、豊かな自然環境と生物多様性を象徴する草花です。京都府レッドデータブックで絶滅寸前種に指定されている珍しい水生植物で、市民の皆さんの努力で大切に守られています。

【市の鳥】 コウノトリ
コウノトリは、亀岡市が進める有機農業を含めた環境にやさしいまちづくりを象徴する特別天然記念物です。
コウノトリが舞い降りる未来を目指して、人と自然が豊かに成長する環境先進都市としての歩みを進めます。

【市の鳥】 イカルチドリ
イカルチドリは、 保津川(桂川中流域)の豊かな自然を象徴する鳥です。保津川の広い石の河原で繁殖・越冬し、一年を通じて観察することができます。イカルチドリと共に、美しい川の自然と共生する未来を築いていきます。
■ 今後の展望:シンボルと共に歩む「環境先進都市」の未来

亀岡市はこれまで、全国に先駆けたプラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例の施行や、オーガニック農業の推進など、環境を軸とした持続可能なまちづくりを進めてまいりました。
今回の制定により、市が進める各種取り組みの後押しと、令和8年(2026年)秋に開催される第43回全国都市緑化フェアin京都丹波の機運をさらに高めるとともに、未来を担う子どもたちへの環境教育や、市民の皆さんの郷土愛を育むきっかけとなることを目指します。
■ 亀岡市長 桂川 孝裕 のコメント

市制施行70周年という記念すべき年に、市民の皆様と共に、私たちのまちの新たなシンボルを制定できたことを大変嬉しく思います。亀岡の歴史と文化を象徴する「キキョウ」、生物多様性の指標となる「オニバス」、そして環境にやさしいまちづくりを象徴する「コウノトリ」、保津川の豊かな自然を象徴する「イカルチドリ」が選ばれたことは、本市が進むべき道を示す未来への約束です。
これらのシンボルが末永く愛され、豊かな文化や自然環境を次世代へと引き継いでいく決意を新たにする糧となることを願っています。
【本件に関するホームページ】
https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/4/1342.html
【本件に関するお問い合わせ先】
京都府亀岡市 市長公室 広報プロモーション課
担当:笠井(かさい)
電話番号:0771-25-5003(直通)
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