【NPO法人ソーシャルデザインワークス】年頭所感
2026年に向けた重点方針
・秋田2号店、関西3号店を新規オープン予定
・チャネル増設による発信力の強化
・個の力を組織の力に進化させる1年へ

全国11拠点で就労移行支援、自立訓練(生活訓練)事業所「SOCIALSQUARE」を運営するNPO法人ソーシャルデザインワークス(代表理事CEO:北山剛)から新年のご挨拶を申し上げます。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、日頃より皆様から支えていただき、より一層の成長を感じる一年となりました。
当法人事業所「SOCIALSQUARE」のご利用者様、また多くの関係機関の方々に厚く御礼申し上げます。
本年は、組織としての成長、並びに内外への法人文化の価値発信に注力をしてまいります。
まずは秋田2号店、関西3号店の新規オープンを予定しております。また、個々の力を組織の力に最適化できるように組織をデザインすることで、組織全体のパフォーマンスを高めていきます。そして“「ごちゃまぜの世界観」を20年後のあたりまえに変える”べく、日々の発信に努めていきたいと思います。
2025年を振り返って
2拠点の立ち上げ。地域ニーズに応え、地域の人とともにつくり上げる支援
2025年は4月に埼玉県草加市に1拠点、7月に兵庫県尼崎市に1拠点を新たにオープンいたしました。
当法人では関東初となった草加谷塚店は、今まで福祉資源が不足する地方で見られていた就労移行や自立訓練のニーズが、実は資源が豊富な都市部においても存在するのではないかという視点に立った新たな挑戦としての出店でした。
そうして既存の豊富な関係機関との連携をとりながらみえてきたのは、「支援の狭間」です。人やモノ、情報が豊富だからこそ選ぶことや頼ることが難しく、支援と支援の狭間に落ち込んでしまった人たちがいます。そうした人たちを拾い上げるため、草加谷塚店では「福祉サービスではない」開放時間を設けることで訪れやすい場所づくりを行なっています。
兵庫県では西宮店についで2拠点目となる尼崎店では、ソーシャルスクエアとしては初めて設計段階から地域に開かれたまちづくりスペースが設けられました。
開業前から地域の方や団体とつながりをつくり、オープニングイベントでは市内7団体に運営に携わっていただきました。イベント来場者数は120名を越え、「尼崎のソーシャルデザインを考える」というテーマで地域の活動を支えてきた登壇者や来場者との間で活発なディスカッションが行われました。
こうした地域のプレイヤーとのつながりを開業時からもつ尼崎店では、今後も福祉とまちづくりに関する取り組みに期待が集まります。


SOCIALSQUARE(就労移行支援・自立(生活)訓練等事業所)は、地域のニーズに応えた全国展開をし続けています。そしてほぼ必ず「多機能型事業所(障害福祉に関する2つ以上のサービスを提供している事業所)」という形での出店をしています。なぜそこにこだわり続けるのか。それは、社会の就労形態の多様化とともに障害者の就労事情も多様化していることが関係しています。就労移行支援の2年間だけでは豊かな生活を送るための就労先を探し選び切ることができず、支援期間が終わってしまうという例は各地で見られます。そうした人が自立訓練から社会に出る準備を始めることで、自分らしさを発揮できる職場や居場所を見つける時間をしっかりと確保でき、「諦めない一歩を踏み出せる」。そうした時間を必要とする層が一定数いることを感じたため、あくまで多機能型事業所という形を取り続けています。
こうした多機能型事業所の面としての地域との関わりを、全国にスポット的に広めている取り組みは、他にあまり類を見ないものとして認識しております。この取り組みは利用者の方にもより多くの選択肢を提供することとなるため、就労移行支援や自立訓練の一つの支援の形として社会に広めていく意義のあるものと考えております。
7つの行動指針の再理解
当法人では、ミッションとして「『ごちゃまぜの世界観』を20年後のあたりまえに変える」ことを掲げています。このミッションを実現するにあたり、様々な課題を日々乗り越えていくことになりますが、そんな時の行動の道標とするために7つの行動指針が存在します。
2025年はこの行動指針を改めて見直し、法人内でもディスカッションを重ねるなどして指針への理解を深めてきました。
7つの行動指針
1.Surprise| 人生を彩る
2.One team| チームで乗り越える
3.Innovation| 創意工夫
4.Visionary| 未来を創る
5.Ownership| 自分事
6.Sincerity| 人として正しく生きる
7.Proud| 自分を生きる

「203020」にむけて
更なる2拠点の立ち上げ
2026年は、上期に秋田2号店と、下期に関西3号店の新規オープンを予定しております。
秋田市では1号店の秋田山王店で見えた地域課題に挑戦するため、関西では初の京都への進出を予定しております。それぞれ発掘される地域ニーズは異なるかもしれませんが、これら新拠点の立ち上げにより、より強固なエリア支援が実現します。
発信チャネルの増設
今までHPや各種SNS、昨年より配信されている「ごちゃまぜラジオ」により法人内外への価値発信をしてまいりましたが、本年は新たにnoteを開始します。こちらでは、今までになかったテキストメインの拠点の日々の活動レポートや、法人で四半期に一度開かれる「Vision MTG」の開催レポートなども発信していく予定です。
更に、草加谷塚店など一部拠点におけるSNS発信の強化も加わり、法人や拠点の日々の様子から法人内外の人がソーシャルデザインワークスの価値に触れることのできる機会を増やしていきます。
個々の力を組織の力にする組織体制をデザイン
昨年から強化してきた本部組織体制を、本年は更に盤石かつ実効性の高いものにしていきます。テーマは「個の力を組織の力に」。各拠点の取り組みをより全国組織の力にしていく「事業デザイン本部」および組織そのものの体制強化をする「組織デザイン本部」を新設し、法人内外から積極的に新しい人財を迎えて、成長のための組織力を高め地盤作りに注力する予定です。
「事業デザイン」と「組織デザイン」の二軸から、ソーシャルデザインワークスは法人ミッションの実現に邁進していきます。

社会課題に挑み続ける。
昨年は物価の高騰が加速したことによる家庭の経済不安、また団塊世代が後期高齢者となることで社会保障費負担増への不安が叫ばれる「2025年問題」など、身近な「お金」に関する社会的課題が多く取り上げられました。また障害福祉の視点においては、令和5年から改定が進んでいる法定雇用率が2026年には2.7%に引き上げられる予定です。しかし雇用率の引き上げに対して雇用企業側の支援体制が追いつかないという課題もあげられているのが現状です。
こうした社会の中でソーシャルデザインワークスは何をできるのか。向き合う社会課題はあまりに多く、また障害福祉のみに目を向けていては解決できない課題も数多く存在します。
だからこそ、地域ぐるみで支援の手をつなげていくことで少しずつ“ごちゃまぜ”の価値観を広げ、ひいては大きな社会の価値観に影響を与えることに挑み続けます。
そこで当法人では、以下のことを中期的な法人経営目標として掲げています。
・2030年までに20拠点を展開する160名規模の法人として、全国に求められる存在となること。
本年も地域に根差し、社会課題に挑み続ける法人を目指して参りますので、何卒皆様のご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げるとともに、この2026年が素晴らしい1年となることを心より願っております。
2026年1月5日 NPO法人ソーシャルデザインワークス 代表 北山 剛

NPO法人ソーシャルデザインワークスについて
私たちは、仲間同士が感謝しあい、お互いの幸せを追い求め、協力しあう風土と、多様な考え、様々な生き方や働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していくチームであり続けます。その中で、20年後の未来・社会に向けて、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動をしていきます。
私たちが全国の拠点で諦めずに行動していくことが地域の人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさに繋がるような諦めない一歩を踏み出せる社会を創っていきます。

特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
全国で障害福祉事業所「SOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)」を展開。就労移行支援・自立訓練(生活訓練)・就労定着支援サービスを実施。
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