株式会社ゆめみ、デザインマネジメント分野の国際カンファレンス「ADMC2024」に、執行役員の本村と立命館大学八重樫教授の共著による論文が採択
今回採択された論文「Enabling Non-Designers to Design: Building a Theoretical Framework of Design Enablement Through Action Research with a Japanese System Integration Firm」は、デザインの知識を非デザイナーにどのように効果的に伝達するかを探究したものであり、デザイン研究の新しい領域を切り開く重要な研究成果となっています。
論文概要
本論文は、デザインの専門家が非デザイナーに対してデザイン的な知識や方法論を意識的に伝えるプロセスである「デザイン・イネーブルメント」の概念を提唱しています。具体的には、ある日本のシステムインテグレーション企業とのアクションリサーチを通じて、そのメカニズムを探り、初期の理論的枠組みを構築することを目的としています。研究の結果、職業療法から借用したイネーブルメント・アプローチがデザインのプロセス全体で顕著に活用されており、特にクライアントの目的や希望を引き出す能力が効果的な関与の決定要因であることが明らかになりました。
プロフィール
八重樫 文 教授
立命館大学デザイン科学研究センターDMLチーフ・プロデューサー、経営学部教授。デザインマネジメントとイノベーションに関する研究に従事し、産学連携におけるデザインの役割と価値創造に焦点を当てる。
本村 章
株式会社ゆめみ
執行役員、シニア・サービスデザイナー
2019年入社。アメリカでコミュニケーションデザインを学び、サンフランシスコのデザインファームにて、主としてIoTサービス・ソフトウェアサービス等のデザインプロジェクトに従事。帰国後、ゆめみのサービスデザイナーとして金融業界やハードウェアメーカーのデジタル戦略に関わるプロジェクトの推進支援やデザイン方法論の導入支援を行う。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。 𝕏 ID:@akira_motomura
■24th DMI: Academic Design Management Conferenceについて
Design Management Institute(DMI)が主催するADMCは、デザインとイノベーションに関する最新の研究と実践を共有する場であり、世界中の研究者や実務家が集まる学術イベントです。詳細は、公式サイトをご覧ください。
■DMLについて
立命館大学デザイン科学研究所DMLは、2010年に設立された研究組織です。デザインマネジメントの理論と実践を統合し、デザインの社会的価値を高めることを目的としています。DMLのビジョンは、「さまざまな知のつながりを、デザインする」です。DMLは、デザインマネジメントの研究、教育、コンサルティング、ネットワーキングの4つの活動を展開しています。
■ゆめみについて
2000年の創業以来、これまで600社以上の企業と共に全世界6,000万MAUに達するWebアプリケーションやスマートフォンサービスを企画開発してきたDX・内製化支援におけるリーディングカンパニーです。サービス企画からデザイン・開発・運用と全てをマルチスティック(幅広い顧客部門に伴走可能)に動き、日本のデジタル部として顧客組織のアジリティを向上させることをミッションにゆめみ自身も日々成長しています。また、圧倒的な成長環境を重視しており、全員CEO、有給取り放題、給与自己決定、勉強し放題、フルリモートし放題、副業し放題などのユニークな制度があります。私達の最終的なミッションとしては法人企業の内製化を実現してコア業務におけるアウトソーシングの時代を終わらせることを目指しています。
■会社概要
株式会社ゆめみ
資本金:100,000,000円
設立: 2000年1月
代表者: 代表取締役 片岡俊行
東京本社:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-23 サンタワーズB棟8階
京都本社:京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸4階
従業員数:393人(2024年6月時点)
主な事業内容:
インターネットサービスを主とした開発・制作・コンサルティングの内製化支援、デザイン・イネーブルメント支援、スマホアプリ開発(iOS、Android)、デジタルメディアコンテンツ運用、自社サービス運営
URL:https://www.yumemi.co.jp/
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