GaiXer、環境省で活用開始 ~生成AI活用で業務を効率化、より本質的な業務に取り組む時間の創出へ~
株式会社FIXER(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:松岡 清⼀、以下FIXER)は、環境省にて当社が提供するエンタープライズ向け生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」の活用が開始されたことをお知らせします。

■導入の背景と目的
環境省では、膨大な情報の整理や資料作成など、業務全般の効率化が課題となっていました。これらの課題に対し、これまでの官公庁におけるGaiXerの導入実績などが決め手となり、最新の生成AI技術を活用して業務効率化およびそれに伴うより本質的な業務への時間創出を目的として、この度の導入へ至りました。
■具体的な活用イメージ方法
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情報収集と整理
海外の文献、ガイドライン、科学論文など、膨大な情報の収集と整理にかかる工数を削減 -
資料作成の効率化
・PRTR制度(注1)関連業務における、企業からの届出内容の集計と公表用データ・資料の作成
・化学物質アドバイザーが市民向けに情報発信する際のリスクコミュニケーション資料作成の補助 -
技術分野での活用
・古いホームページのHTMLコードと現行法を比較することによる修正箇所の洗い出し
・地理情報システム(ArcGIS)で管理している大量のメッシュデータ(注2)の分析/活用
(注1)化学物質排出把握管理促進法に基づき事業者が第一種指定化学物質等の排出量や移動量を把握・届け出て、国が集計/公表する制度。集計結果は、化学物質管理行政等活用されます。
(注2)地図上の情報を格子状に区切ったデータ。
FIXERは今回の取り組みを通じ、環境省における業務全般の効率化と、それによる本質的な業務への時間創出に向けて貢献してまいります。
■エンタープライズ向け生成AIサービス 「GaiXer (ガイザー)」について
GaiXerは、ChatGPTなどの生成AI技術を活用した行政・企業向けのサービスです。大規模言語モデル(LLM)を選択し実行することで、最適なモデルを選べるのが特徴で、Azure OpenAIを基盤に開発されています。データ保護機能やアクセス制御機能を通じて、安全に利用することが可能です。「ISMAP-LIU」の特別措置サービスリストに登録されており、政府のセキュリティ基準を満たすSaaSとして評価されています。また、行政専用ネットワークであるLGWANでの利用も可能です。業種別テンプレートを用いたプロンプト作成支援や、各種データの学習機能により、導入初日から高い生成品質を得ることができます。さらに、クラウドサービスとの連携により、カスタマーサポートや文書作成の効率化など、多様な分野での活用が可能です。
GaiXer公式サイト:https://www.gaixer.com/

■株式会社FIXERについて
FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。
当社はクラウド基盤である「Microsoft Azure」が本格的にサービスを開始する前の2009年に創業。2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。政府がクラウドを行政システムの第1選択とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を示した2018年以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズは、ますます高まっています。こうした中、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブなテクノロジーで日本のDXを加速させることが、我々のミッションであると考えています。
会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
Webサイト:https://fixer.co.jp/
※Microsoft、Azure、Azure OpenAIは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ChatGPTは、OpenAI社の登録商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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